Kaiju Big Battel:Matsuri Mass Mayhem 4/6/02の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚約1時間です。
ケージなし興行。
@アンスケージュールド・マッチ:アメリカン・ビートルvs.海胆坊主
定番のオープニングですね。
試合ではなくビル街から追い払うのが目的で
ビルから仁義が現れたりUSAチャントを起こしたりしながら最後は見事撃退してめでたし、めでたし、という内容。
ビルを使って暴れたり、ダイブや盾を使った攻防もあるがもう1ランク上の試合ができるはずのカードです。
後、海胆坊主はミニヨンじゃないのだから頭が取れた状態を見せるのは言語道断でしょう。
Aロス・プランタノスvs.ヘル・モンキー、スーパー・ミニヨン#96
下手なプロレス技の披露会。
ミニヨン#96のコンクリート・ボディに対する戦略含め試合運びが雑すぎます。
只観客席裏巨大ビルからの高所落下には驚いた。
Bマルチムーグvs.スロー・ファング
リングに入るのも一苦労のマルチムーグ。
これでは戦えないという事で見切りをつけられました。
試合が開始するなりファングが心臓をくりぬいて(血が出るギミックつき)ご臨終です。
しかしこれは全然ダビデ・アンド・ゴリアテ・バトルじゃない。
Cトラッシュ・カン・マッチ:ごみマンvs.カンフー鶏そば
そばが凶器入り買い物かごを持ってきて
場外乱闘もあるエニシング・ゴーズを見せます。
只ビルがもうないリングに戻ってからはだらだら。
コスチュームつきなのに空振りがしょっちゅうある程当たりが浅いし
フィニッシュもゴミ袋をかぶせて殴りつけるだけでは弱い。
果てはごみマンのコスチュームがずれて尻が見える始末・・・。
D怪獣王座戦:宇宙虫(ch)vs.銀芋
2人とも動けるので受ける技を出せるけれど
小ぶりで当然完成度も高くない。
途中でキューブ博士が乱入。
銀芋を巨大ビルに激突させてダウンした後宇宙虫との一騎打ちを行いますが
これが長くて特に見せ場のないだらだら。
最後に銀芋が戻ってきてクライマックス。
銀芋の女子マネ、アンドロメダが宇宙虫にパイル・ドライバーを打つ意味不明スポットの後
宇宙虫は何もなかったかのように銀芋が羽交い絞めにした博士めがけ突進。
博士が避けたために宇宙虫と銀芋はまとめてテーブルに激突。
博士が銀芋を宇宙虫の上にのせてカウント3です。
銀芋のイメージを汚したストーリーのようですが
その前に次も来たいと思わせる内容に仕上げるのが先でしょう。
総評
Warsaw Wafu Fanの一つ前の興行なのにこんなに差があるとはねぇ。
これじゃあ駄目です。
(執筆日:9/19/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@アンスケージュールド・マッチ:アメリカン・ビートルvs.海胆坊主Aロス・プランタノスvs.ヘル・モンキー、スーパー・ミニヨン#96
Bマルチムーグvs.スロー・ファング
Cトラッシュ・カン・マッチ:ごみマンvs.カンフー鶏そば
D怪獣王座戦:宇宙虫(ch)vs.銀芋(新チャンピオン!)