TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Best of JAPW Vol.1

JAPW:Best of JAPW Vol.1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

総時間は約1時間45分です。

若くしてトレーナーも兼ねるホミサイドが立ち上げたのが、このJAPW。 
ホミサイドの好みが出ていて
参戦レスラーはハイ・フライヤー、ハードコア・レスラー、黒人レスラーが多いですね。

@ロデリック・ストロングvs.ソンジェイ・ダット(Revolution 2/28/04)
 まずはロープ・ワークからソンジェイが
 飛び技を出していって掴みはOK。
 その後はストロングの七色バック・ブリーカーに
 ソンジェイがピンポイント反撃という内容ですね。
 多彩な技を出す分かりやすいプロレスで
 (その性質上クライマックスへの盛り上げが今一つだが)
 両者の魅力が存分に発揮され
 グッド・マッチには届かずも中々良い試合でしたね。

Aライト級王座戦、スカフォード・マッチ:リック・ブレード(ch)vs.トレント・アシッド
 1回カットあり。
 CZWで抗争していただけあって
 手のあった演舞やハード・スポットを披露した良いスポット・フェストです。
 しかし難点が一つ。
 最後は期待通りの高台からのダイブなんですが
 それで両者立ち上がれずフィニッシュというもの。
 アシッドがダイブしたのならまだしも
 ブレードがやってるんですから普通に3カウント
 もしくは10カウント前にブレードだけで立ち上がる、で良かったのでは。
 こんなブック書く理由が分かりませんね。
 まあまあ良い試合。

Bタッグ王座戦、テーブルズ・マッチ:ソリューション、ダーティ・ロッテン・スカウンドレスvs.ダン・マフ
 試合前にマフが1人で割り込み
 3ウェイ・マッチになったこのカードを見ると
 何やらケインが入ったTLCを思い起こさせましたが
 この面子が展開なんか考えている訳もなく
 当然TLC程のハード・スポットもなく少し悪い試合。

Cダブル・クラウン王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイドvs.エグゼヴィアー(The Hit Squads Revenge:The Body Count Continues 01)→詳細
 まずロウ・キーの入場前にホミサイドとエグゼヴィアーが争ってホミサイドが試合不可に。
 ああ3ウェイを避けて終盤で復活するパターンかと思ってたら1分で復活・・・。
 まったくネタの使い方がなってない・・・。
 こんなんなら、やる必要はないな。
 さて3ウェイ。
 3ウェイの攻防を詰め込んだ内容で
 ROHのOne Year Anniversary Showを彷彿とさせますが
 私あれと同じくそれ程良いとは思えなくて・・・
 どちらにせよ試合時間が2/3でフィニッシュが乱入絡みなので
 劣化版と思って頂いて問題ないかと。
 まあまあ良い試合程度でしょう。

Dテディー・ハートvs.アメージング・レッド(Awesome Sacrifice 04)
 数年前なら夢の対決といっても差し支えなかったカードですが・・・
 怪我で輝きを失った優等生vs.才能を浪費する問題児という感じで
 何やら見てて寂しくなりますねぇ。
 レッドはこの試合だけかもしれませんが、スタイルの中核を失い何も出来ず。
 テディーも引っ張ってやる気全然無し。
 文句なしに悪い試合ですけれど
 テディーがレスリングとプロレスの融合を上手くできてて
 やはりハート家の一員だと感心させられました。

総評
 この団体は今後の購入候補なので
 これがBestでない事を祈ります。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Cダブル・クラウン王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイドvs.エグゼヴィアー(The Hit Squads Revenge:The Body Count Continues 01)
  ホミサイドが襲いかかり
  椅子へのブレーン・バスターを狙う。
  エグゼヴィアーは逃れると椅子をぶつけ叩きつける。
  流血しているホミサイドにXブレイカーも決める。
  〜〜
  試合前の紹介。
  ホミサイドは試合不可でシングルになった様子。
  ゴングが鳴るなりエグゼヴィアーが襲いかかる。
  ロウ・キーが返り討ちにする。
  ドラゴン・スリーパー。
  エグゼヴィアーは逃れるとキス・ユアXグッドバイを狙う。
  逃れられるもリープ・フロッグを狙ったロウ・キーにパワー・スラム。カウント2。
  そこにホミサイドが登場。
  途中にいたロウ・キーを蹴散らすとエグゼヴィアーに襲いかかる。
  コップ・キラーを狙う。
  エグゼヴィアーが慌てて逃げる。
  追っかけクローズライン。
  ロウ・キーはホミサイドの攻撃を避けると、その先のエグゼヴィアーを落とす。
  ホミサイドはロウ・キーを殴りつけてからエグゼヴィアー目がけダイブを狙う。
  ロウ・キーが追いかけ619。
  エグゼヴィアーがロウ・キーに
  スプリングボード式ドロップ・キックを決めダイブを狙う。
  ホミサイドがドロップ・トー・ホールドを決めSTF。
  ロウ・キーが戻ってきてカットしようと蹴りを放つ。
  ホミサイドは受け止めるとSTF。
  ロウ・キーがロープを掴む。
  エグゼヴィアーがホミサイドに攻めかかる。
  ロウ・キーがホミサイドに気合いの蹴りを入れる。
  エグゼヴィアーがホミサイドにヒーロ。
  しかしその先にはロウ・キーの蹴りが待っている。
  エグゼヴィアーがロー・ブロー。
  エグゼヴィアーがホミサイドをコーナーに振る。
  ホミサイドがその先のロー・キーにモンキー・フリップを狙う。
  ロウ・キーは防ぐと同時にホミサイドをコーナーに置き雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  ホミサイドはロープを掴んで防ぐ。
  ロウ・キーにジャーマン・スープレックス・ホールドを決めている
  エグゼヴィアーにダイビング・ダブル・ストンプ。
  ロウ・キーが場外のホミサイド、エグゼヴィアーにダイビング・クロス・ボディ。
  ホミサイドはロウ・キーをフェンスにぶつける。
  フェンスにたてかけたテーブルにエグゼヴィアーを乗せるとトペ・コンヒーロを狙う。
  寸前でエグゼヴィアーは近くにいたスタッフを身代わりにして逃れる。
  エグゼヴィアーはロウ・キーをリングに戻しバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  攻め立てる。
  コーナーに飛び乗る。
  ロウ・キーがエグゼヴィアーの体勢を崩しドラゴン・スリーパー。
  そこにホミサイドがドロップ・キック。
  残ったロウ・キーを捕まえ雪崩式ファルコン・アロー。
  エグゼヴィアーがカット。
  ホミサイドがロウ・キーにSTF。
  エグゼヴィアーがカット。
  エグゼヴィアーにリバースDDTを決めるとラリアット!
  カバーするもカウントは2!
  もう1発狙う!
  エグゼヴィアーは避けると同時にキス・ユアXグッドバイ!
  しかしダメージが大きくカバーには行けない。
  全員ダウン。
  エグゼヴィアーがホミサイドにXブレイカーを狙う!
  ホミサイドが押し飛ばす。
  ロウ・キーがエグゼヴィアーを捕らえキー・クラッシャーを狙う!
  エグゼヴィアーがXブレイカーに切り換えそうとする!
  ロウ・キーが押し飛ばす。
  ホミサイドがエグゼヴィアーを捕らえコップ・キラーを狙う!
  エグゼヴィアーは後ろに逃れるとスリーパーを狙う。
  ホミサイドがロー・ブローで防ぐ。
  そしてロー・キーと共にエグゼヴィアーに連携のコップ・キラー!
  ロウ・キーがホミサイドにキー・クラッシャー!
  ヒット・スクワッドが現れレフェリーの注意を引く。
  その隙にマフがロウ・キーに襲いかかりバーニング・ハンマー!
  ホミサイドにカバーさせる。
  1,2,3!でホミサイドが新チャンピオンに!

試合結果

@ロデリック・ストロングvs.ソンジェイ・ダット(Revolution 04)
Aライト級王座戦、スカフォード・マッチ:リック・ブレード(ch)vs.トレント・アシッド(ダブル・カウントアウト)(Proven 01)
Bタッグ王座戦、テーブルズ・マッチ:ソリューション、ダーティ・ロッテン・スカウンドレスvs.ダン・マフ(新チャンピオン!)(Actions Speak Louder Than Words 03)
Cダブル・クラウン王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイド(新チャンピオン!)vs.エグゼヴィアー(The Hit Squads Revenge:The Body Count Continues 01)
Dテディー・ハートvs.アメージング・レッド(Awesome Sacrifice 04)