TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Back Where All It All Began 1/9/10

JAPW:Back Where All It All Began 1/9/10 の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚、約2時間20分です。

@ロキシー・コットンvs.ニーヤ
 ニーヤはセカンド・ロープにのってからクロス・ボディが出来る。
 しかしそれがどうしたというのでしょう。
 それよりも基本的な動きが出来ていないのだから。
 コットンもキャラだけだからねぇ。
 最後はレフェリーがコットンの仲間という形でオチをつける。
 ひどい試合。

Aカイリー・ピアースvs.ティナ・サン・アントニオ
 カイリーは体重のある動きをしていて最低限の仕事は出来そうですね。
 何故か彼女もまた側転をしたがる1人ようですが・・・。
 カイリーは初心者の常で足をじたばたし過ぎ。
 ヒール・ワークも雑です。
 またビジュアル、資質を考慮するとベビーフェイス/ヒール逆の方がしっくり来るように思いますね。
 ひどい試合。

Bアリエルvs.フェイト
 フェイトが体重差があるにも関わらず打撃で向かっていった結果、粗いなりに盛り上がり所はありましたね。
 悪い試合の域を抜け出るものではないがやったかいはあった。

Cブリトニー・フォース、エンジェル・ダストvs.ポリシア・ペレス、ミア・イム
 デイジー似のブリトニーがヒールとしてしっかりアピール。
 煽り以外の試合の部分はエンジェル・ダストが想像以上の働きで補っています。
 最後は権利無視での盛り上げですが、
 ミアさえベビーフェイスとして輝いていてちゃんとタッグとして面白さを生み出せている。
 平均レベル。
 試合後ミアは負けたのはあなたのせいよ、とポリシアを攻撃しヒール・ターン。
 ジョニーDが現われ俺がお前をスターにしてやろう、とミアと結託する。

Dサッシー・ステフィーvs.アリソン・デンジャー
 アリソンのレスリング教室。
サッシーは何も出来ず、恐れ、耐え、時間が来るのを待つだけ。
 一方的でも下手な一進一退よりかは見所がありますが、
 長々と時間をかけた割りに試合の中でサッシーのわずかでも成長したように見えない事は問題です。
 ただブック通りに勝利する事にはここでは余り意味がないんですから。
 悪い試合。
  
Eアニー・ソーシャルvs.坂井澄江
 比較的まともに試合は進行しますが、
 坂井はふざける余裕があり、最後のセコンド介入は反則取られてもおかしくない内容。
 アニーはスピードが欲しいし持ち技と呼ぶに値するムーブもない。
 悪い試合です。
 
F浜田文子vs.レイチェル・サマリン
 せっかくの浜田参戦ですがレイチェルと互角という構図を描き
 5分5分でアピールを分け合うからいまいちレベルの上がらない時間が続きます。
 レイチェルはタフさだけが取り得なのですからもっと潰しにいっても良かったのにね。
 悪い試合。

G女子王座戦:サラ・デル・レイ(ch)vs.チアリーダー・メリッサvs.ヘイリー・ヘイトリッド
 前回の王座戦をぶち壊したヘイトリッドをまず排除して
 前回の続きを行おうという認識でサラXメリッサが一致。
 ベースがサラ対メリッサになるのでクオリティは安定していますし、
 ヘイリーのラフ・ファイトが理想的にリングの戦いをかき乱します。
 終盤も大技の打ち合いで盛り上がりました。
 3ウェイという形式がストーリー、レスラーのバランス、スタイルを真っ直ぐに活かした内容。
 平均的な良試合。

@女子王座戦:サラ・デル・レイ(ch)vs.マディソン・レイン
 サラがマディソンの攻撃を耐えインパクトのある技を叩き込みます。
 ちょっとした色付けを加えていますがスカッシュ・マッチです。

総評
 ようやく試合時間も10分を越えてきましたし、内容も良い試合を狙ってくるようになりました。
 まだアンダーカードはShimmerに比べて弱いですが今後にちょっと期待が持てる大会。
 (執筆日:9/10/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ロキシー・コットンvs.ニーヤ
Aカイリー・ピアースvs.ティナ・サン・アントニオ
Bアリエルvs.フェイト
Cブリトニー・フォース、エンジェル・ダストvs.ポリシア・ペレス、ミア・イム
Dサッシー・ステフィーvs.アリソン・デンジャー
Eアニー・ソーシャルvs.坂井澄江
F浜田文子vs.レイチェル・サマリン
G女子王座戦:サラ・デル・レイ(ch)vs.チアリーダー・メリッサvs.ヘイリー・ヘイトリッド
@女子王座戦:サラ・デル・レイ(ch)vs.マディソン・レイン