TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Overload 6/28/08

JAPW:Overload 6/28/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間30分です。

@4コーナー・マッチ:ドン・ファン対クリス・マーベル対ダニー・マシューズ対スコット・マッケンジー
 どれも駄目。
 スポット・フェストともいえず誰にもできそうな内容です。
 悪い試合。

Aエディ・キングストン対ダニー・デマント
 緩い雰囲気から自分本位な身勝手さで打撃の攻防や投げを見せます。
 ひどい試合。

Bナイジェリアン・ナイトメアズ対チェイス・デル・モンテ、クリス・ディカーソン
 カマラの二番煎じナイトメアズのどうでも良い試合。
 という事でインタビューと同時に行われます。
 ひどい試合。
 試合後モンスター・マックらがナイトメアズに喧嘩を売ります。

Cコービス・フィアー対バンディードJr
 フィアーが雰囲気を伴った間を取っていてJAPWの中では
 ちょっとした逸材としても注目されても良い選手。
 シェリーを意識しているんでしょうね。
 バンディードのクイックな動きと対比的ですが
 両者もう少し変化をつけても良いですね。
 デヴォン・ストームが現れて反則負けだったのがちょっと残念になる内容です。
 悪くない試合。

Dダス・ウーバンマンチェン対ローガン・ブラザーズ
 ドイツ・ヒールが煽るだけで技術はなし。
 ローガン兄弟もウーバンマンシェンより連携弱くて兄弟の名が泣いている。
 ひどい試合。

Eクリスチャン・ケイジ対ジミー・レイブ
 この組み合わせだとスパスタの接待となるのは分かっていたけれど
 余りにも空虚で攻防のレベルの低さと相まって試合としての密度が低すぎる。
 クリスチャンは意外にインディーの空気に合わなかったよなぁ。
 今回はやる気も低いし。
 ひどい試合。

FWSU王座戦:エンジェル・オルシニ(ch)対ジャナ
 最初から最後まで褒めるとこなし。
 これで団体の王座を賭けているというのだから・・・。
 ひどい試合。

Gアズリエル対ミラノ・コレクションAT
 ミラノの1つ1つの動きがキレていて素晴らしい。
 知らない人からすればムタ並のインパクトを受けたのではないでしょうか。
 ほんと格好良すぎる。
 アズリエルならもう少し繊細な物を見せれたはずですが
 試合の構成としては一応楔で良い感じにつながっている。
 ミラノのショー・ケースとして完成された内容です。
 まあまあ良い試合。

Hタッグ王座戦:LAX(ch)対SAT
 ホミサイドは押して引いて、の間に手繰り寄せがあって表現豊かな試合運びを見せます。
 ただし他の3人はあんまり。
 ヘルナンデスは仕方ないとしてSATですね。
 太ったために攻防が崩れたりミスが出ていて良い試合というのを躊躇わせます。
 平均より少し上。
 試合後ホミサイドはヘビーヒッターズを次の挑戦者に指名。

IJAPW王座戦:ケニー・オメガ(ch)対グリム・リーファー
 オメガがヘタレで動き回って作ろうとしたのは正解だったと思いますが・・・
 リーファーが駄目駄目。
 NJステイトの王座も離した方が良いのではないかという程
 何も引き出される魅力がありません。
 そのために後半はオメガが攻めに攻めて作ろうとしたのだけど
 それが返って体力の絶対的差を際立てます。
 そんな中でハードコアな攻防をしたり粘られても何の意味もありません。
 少し悪い試合。
 試合後デマントがリーファーの救出に現れるも返り討ち。
 そこにダン・マフが登場です。
 しかしここはアメリカで負けた奴が悪いのだ、とリーファー、デマントを攻撃しヒールとして復帰。

総評
 クリスチャンが駄目だった一方でミラノの状態は良好。
 他に参戦しなかったのが勿体無いですね。
 (執筆日:9/1/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@4コーナー・マッチ:ドン・ファン対クリス・マーベル対ダニー・マシューズ対スコット・マッケンジー
Aエディ・キングストン対ダニー・デマント
Bナイジェリアン・ナイトメアズ対チェイス・デル・モンテ、クリス・ディカーソン
Cコービス・フィアー対バンディードJr(DQ)
Dダス・ウーバンマンチェン対ローガン・ブラザーズ
Eクリスチャン・ケイジ対ジミー・レイブ
FWSU王座戦:エンジェル・オルシニ(ch)対ジャナ
Gアズリエル対ミラノ・コレクションAT
Hタッグ王座戦:LAX(ch)対SAT
IJAPW王座戦:ケニー・オメガ(ch)対グリム・リーファー