JAPW:Full F'n Force 5/31/08 の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
2枚約2時間40分です。
アール・カーターとクリス・ディケンソンズが争うも
彼女のエイミー・リーが力で解決。
@ピンキー・サンチェス、レイザvs.ナイジェルアン・ナイトメアズ
カマラもどき2人のなんてことのない試合。
スカッシュ・マッチでも良かったかも。
悪い試合。
AWSU王座戦:ニッキー・ロックス(ch)vs.エンジェル・オルシニ
ロックスは良い運びをするのだけど
オルシニがまだ自らのスタイルも見つかってない、不完全な相手で・・・。
悪い試合。
BBLK OUTvs.ローガン・ブラザーズ
おぉBLK OUTかと思ったら面子はキングストンとスリック・ワグナー・ブラウン。
キングストンは平気で試合を止めるしブラウンはリズムが悪い。
ローガン兄弟は連携技を持っているだけですから試合を矯正できる訳がない。
悪い試合。
CNJステイト王座戦:グリム・リーファー(ch)vs.アズリエルvs.クリス・ヒーロー
一人ヒールのアズリエルが戦いを避けたりと卑怯な先方を使う形。
ヒーローは格的に中心になっても良いはずですが
ここは素直に3番手に落ち着き”軽快な動きを見せれる”部分を強調しています。
1対1の入れ替わりという性質上リズムの共有が重要なんだけど
リーファーとアズリエルはダウンに入った時にズレを作ってしまいましたね。
平均レベル。
試合後アズリエルはリーファーに和解を申し出るも
これは罠で復帰となるディクシーが現れ2人でリーファーを叩きのめす。
DJAPW王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.ダニー・デマント
序盤にオメガがデマントとの対比をさっさと描いたのは良いですね。
その後いきなり竹刀が出てハードコアな一戦へと変化していきます。
エプロンから橋渡しにしたボードへのドラゴン・スープレックスなど
過激な技が出たので盛り上がりましたが
ハードコアになるタイミングの早さ、ハードコア・スポットの分散、
所々に見られるデマントの粗さ、甘さ、
この3つが揃っているので所謂危険な技先行の内容だったと言われても仕方ないでしょう。
フィニッシュはまさかの波動拳でしたけど
(フィニッシュ前に良く分からないカットがあります)
オメガが9割がた作ったオメガ劇場なので笑って許すしかない。
平均的な良試合。
Eタッグ王座戦:LAX(ch)vs.ヘビー・ヒッターズ
でかぶつ3人という幅が狭くなりがちのカードながら
ヘルナンデスが他の2人とは一味違った所を見せたのと、
後半観客の近くで乱闘したのは良いですね。
只乱闘によるヒートが残っている内にさっさと終わらせるのが誤魔化しとしては正解でしたけど。
平均レベル。
Fジェイ・リーサルvs.ブッカーT
ブッカーTがスパスタとして振る舞い、
リーサルもそれに匹敵する戦いを見せる。
正攻法ではありますが黒人同士で
これをやられると間の取り方の悪さが目立ってしまってねぇ。
少し悪い試合。
総評
低調な内容でしたね。
Dでオメガが最高の仕事をしたのが救い。
(執筆日:5/2/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ピンキー・サンチェス、レイザvs.ナイジェルアン・ナイトメアズAWSU王座戦:ニッキー・ロックス(ch)vs.エンジェル・オルシニ(新チャンピオン!)
BBLK OUTvs.ローガン・ブラザーズ
CNJステイト王座戦:グリム・リーファー(ch)vs.アズリエルvs.クリス・ヒーロー
DJAPW王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.ダニー・デマント
Eタッグ王座戦:LAX(ch)vs.ヘビー・ヒッターズ
Fジェイ・リーサルvs.ブッカーT