TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Wildcard 4 2/16/08

JAPW:Wildcard 4 2/16/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間10分です。

@グリム・リーファーvs.バンディードJr
 軽量級のテンプレートの中に
 柵にのせてのダブル・ストンプなどハードな技を織り交ぜておりオープニングらしい内容ですね。
 平均レベルです。

Aワイルド・カード:ヘビー・ヒッターズ、DJハイドvs.JAPWロッカー・ルーム
 ジョバー軍団が3人といわず大挙して襲いかかるも
 バッタバッタとなぎ倒されていきます。
 リングが制圧された所でスリック・ワグナー・ブラウンの曲が流れます。
 それにヒッターズが気を取られた隙に
 一緒に出てきていた牛の着ぐるみがリングに上がって丸め込みエンド。
 着ぐるみに入っていたのはブラウンだったというオチです。
 当然試合ですが楽しめました。

B3ウェイ・ダンス:テディー・ハートvs.ケニー・オメガvs.エグゼヴィアー
 中身はIWA式とでもいいましょうか。
 目まぐるしく動いて予期せぬ形で3人目に絡んでいきました。
 ここまでは良かったですね。
 テディーの事だから場外乱闘になってハードコアな攻防を繰り広げるのかな、と
 頭の片隅で考えていましたがそんな事はなく 
 5分程した所で合体技によりエグゼヴィアーが敗退。
 これでテディvs.オメガという凄いカードになったんですけど・・・
 どちらかという噛み合っておらず
 テディーが高難易度の技を出しているだけ、という薄い内容で4分程。
 試合後ホミサイドが登場しテディーとメンチをきります。
 文句をいったオメガはボーダー・トスを食らってダウンと
 優遇され過ぎなテディーとの格の違いを見せつけられましたね。
 怪我があったとはいえ、ここからJAPW王者に抜擢されるとは信じられません。
 評価としたら平均レベルってとこです。

Cワイルド・カード:ダニー・デマントvs.デヴォン・ストーム
 10ダウン・カウントもしくはアイ・クイットで決着がつくルールのようです。
 試合は基本的に過激度を抑えた内容ながら
 そういうので挑戦できるカードではないのでだらだらとした物となりました。
 しかしフィニッシュ含め2つのスポットだけは迫力がありましたね。
 少し悪い試合。
 試合後2人は握手を交わし遺恨は清算された様子。

DNJステイト王座vs.キャリア:アルカディア(ch)vs.ジェイ・リーサル
 人気者リーサルがキャリアを賭けたのですが・・・
 まさかの負けブックを組まされたリーサル、
 あからさまに気ののらない試合運びです。
 アルカディアもミスをして王者としては役不足。
 最後の乱入祭りが楽しくなるような出来です。
 悪い試合。
 試合後敗北に導いたアズリエルがリーサルを攻撃しながらアピール。

Eタッグ王座戦:LAX(ch)vs.モーター・シティ・マシンガンズ
 メジャーの手堅い構築を失い
 インディーに許される全力ファイトを失う。
 実際には失われると言うほどではありませんが
 どちらの魅力を出し切った訳でもない中途半端な内容だったのは確かです。
 一部を見れば面白い物ができるのは分かるだけに
 ちょっと残念なメイン・イベントでしたね。
 まあまあ良い試合。

 試合後テディーが登場。
 ホミサイドと次回タッグでケージ・マッチで激突する事になる。
 そのパートーナーはジョーだと発表される。

総評
 BかEを思いっきりやってくれたらねぇ。
 どちらもテディーXホミサイドのせいで軽視された気がしないでもない。
 (執筆日:5/18/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@グリム・リーファーvs.バンディードJr
Aワイルド・カード:ヘビー・ヒッターズ、DJハイドvs.JAPWロッカー・ルーム
B3ウェイ・ダンス:テディー・ハートvs.ケニー・オメガvs.エグゼヴィアー
Cワイルド・カード:ダニー・デマントvs.デヴォン・ストーム
DNJステイト王座vs.キャリア:アルカディア(ch)vs.ジェイ・リーサル
Eタッグ王座戦:LAX(ch)vs.モーター・シティ・マシンガンズ