TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Reclaiming Hudson 1/19/08

JAPW:Reclaiming Hudson 1/19/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

総時間は約2時間55分です。

@ ピンキー・サンチェスvs.アール・クーター
 1ムーブ後ヘビー・ヒッターが現れ両者を叩きのめしノー・コンテスト。
 クーターが素人だったりするのではと思わせます。

Aアズリエルvs.バンディードJr
 ROH、FIPの下積みから今ではJAPWライト級の顔となっているアズリエル。
 速いペースでハードな物を打ち合っていく熱戦を展開です。
 予想以上に良いアクションでした。
 まあアスリート的過ぎて、そこにサムシングがあるかは疑問なのですが
 そこまで求めるのは酷でしょう。
 平均的な良試合で素晴らしいオープニング。
 
Bジェイ・リーサルvs.クリス・ヒーロー
 リーサルのホームという事もあって
 リーサル上位であっさり目に。
 悪くは無いが余り面白みは無い。
 平均より少し上。

Cエグゼヴィアーvs.ソンジェイ・ダット
 エグゼヴィアーがオールラウンダーとしての本領を発揮。
 ROHでこそ実力を見せれなかったが元々素質があった上
 最近は肉弾力も付いて来ている。
 良い選手ですよ。
 ソンジェイのムーブも冴え渡り充実した内容となりました。
 中々良い試合です。 

Dヘビー・ヒッターズvs.SWB、DJハイド
 ハイドがベンズに買収され1人になったSWBが叩きのめされエンド。

Eグラッジ・マッチ:ダニー・デマントvs.デヴォン・ストーム
 元WCWのクロウバーもしぶとくプロレスを続けているのですねぇ。
 この2人抗争しているようで手も合っていますし
 柵まで出るハードな試合になりました。
 只ストームは重心が高いというか、
 もう少しずっしりと構えて欲しいなぁ。
 平均より少し上。

FNJステイト王座戦:アルカディア(ch)vs.グリム・リーファー
 アルカディアがヒール・プレイで封じ込めた感じで
 今一つ面白みにかけるかな。
 悪くない試合。

Gクライム・タイムvs.スタイル&ファインネス
 黒人という事もあってかWWEを解雇されたクライム・タイムを招聘。
 しかしキャラで売ってた口なので中身はしょっぱい。
 悪い試合。

HJAPW 王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ヘルナンデス
 カードから想像していた通り。
 どんな攻撃を受けてもびくともしない巨人ヘルナンデスに
 ロウ・キーが真っ向から立ち向かうという内容です。
 巨人キラーの定石として脚攻めがありますけれども
 ロウ・キーが選択したのはサブミッションと投げを封印し (この手の試合を象徴するボディ・スラムが1回だけ決まりますが)
 打撃オンリーで立ち向かうというとんでもない縛りプレイ。
 正直ロウ・キーの技量をしてもやり過ぎという感を抱かないでもなかったのですが
 これによるカタルシスは相当な物があります。
 中々良い試合でした。

Iストリート・ファイト:ホミサイドvs.テディー・ハートvs.エディ・キングストン
 キングストンが 他と共闘したり裏切ったりしながら
 ひな壇を含む場外乱闘で椅子をぶつけたり飛んだりと。
 この手の試合でメインを締める事が多いだけに
 安定した内容で中々良い試合でしたが
 テディーには普通の試合で頑張って欲しいのだけれどなぁ・・・。

 ロウ・キーが控え室で倒れている様子が流される。
 誰がやったのかと謎が深まる中終了です。

総評
 プロモで見たほどメインは壮絶ではなかったので
 少しがっかりしましたが@、C、Hが良い試合を見せており
 大会としての完成度も高い。
 JAPWの中では上出来の内容でしょう。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Iストリート・ファイト:ホミサイドvs.テディー・ハートvs.エディ・キングストン
  キングストンはエプロンに出て2人で戦うよう言う。
  2人が殴り合うやキングストンはリングに入りホミサイドに襲いかかる。
  俺がやる、とテディーを抑えるもホミサイドに落とされる。
  テディーとホミサイドが殴り合う。
  キングストンは戻りテディーに襲いかかりホミサイドとダブル・ヒップ・トスへ。
  テディーは着地するとダブル・クローズライン。
  テディーはホミサイドにカウンターのエルボー。
  キングストンにもムーンサルト。
  場外に出た2人にアサイ・ムーンサルトを狙う。
  ホミサイドが椅子を投げつけて防ぐ。
  ハイ・タッチを求めたホミサイドにキングストンが襲いかかる。
  2人にテディーがダイビング・アタック。
  柵の外に出すと柵の上からムーンサルト。
  更にスプリングボード式ムーンサルト。
  ホミサイドが2人に椅子をぶつける。
  キングストンがテディーに立てた椅子へ投げようとする。
  テディーは防ぐと逆にその椅子へのブレーン・バスター。
  ホミサイドはキングストンに椅子を叩きつけるとひな壇の上を登っていきDDT。
  テディーがホミサイドに立てた椅子へのブレーン・バスター。
  ホミサイドがテディーにひな壇でのパイル・ドライバー。
  ホミサイドがテディーにひな壇でのブレーン・バスター。
  テディーがキングストンにひな壇でのムーンサルト。
  更に手すりにのって地面にいるホミサイドにムーンサルトを決める。
  キングストンがテディーにダイビング・アタック。
  チョップを決めるとテディーがテーブルの上に倒れ割れる。
  ホミサイドが瓶を持ちテディーに詰め寄る。
  テディーは椅子を持って相対する。
  ホミサイドも椅子を持ってチャンバラ。
  2人の椅子が打ち払われた所でキングストンがテディーに椅子攻撃。
  キングストンはホミサイドには攻撃せず共闘を呼びかける。
  リングに戻るとキングストンとテディーが椅子に座り向き合う。
  キングストンは竹刀を叩きつけると打ってみろと渡す。
  テディーも一発。
  キングストンは何だそんなもの、と耐えて見せるとクローズライン。
  ホミサイドがテディーに立てた椅子への垂直落下式ブレーン・バスターを決める。
  キングストンがホミサイドに襲いかかりノーザンライト。
  キングストンとテディーがチョップの打ち合い。
  ホミサイドがテディーにシャープ・シューターを狙うもキングストンに防がれる。
  テディーがホミサイドにフェイス・バスター。
  キングストンがホミサイドにシャイニング・ウィザード。
  テディーがキングストンにパワー・ボム・ダブル・ニー・バック・ブリーカー。
  そしてハート・アタックでカバー。
  ホミサイドはカットするとテディーにロー・ブローを決める。
  そしてコップ・キラーへ。
  テディーが逃れ場外へ。
  追おうとしたホミサイドをキングストンが捕まえバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  クローズラインへ。
  ホミサイドは避けるとエース・クラッシャー。
  続けてラリアット。
  そしてパイル・ドライバー。
  コーナーに登ったテディーを捕まえる。
  テディーはホミサイドを落とすとキングストンにシューティングスター・プレスを決め1,2,3!
  テディーの勝利!

試合結果

@ピンキー・サンチェスvs.アール・クーター(ノー・コンテスト)
Aアズリエルvs.バンディードJr
Bジェイ・リーサルvs.クリス・ヒーロー
Cエグゼヴィアーvs.ソンジェイ・ダット
Dヘビー・ヒッターズvs.SWB、DJハイド
Eグラッジ・マッチ:ダニー・デマントvs.デヴォン・ストーム
FNJステイト王座戦:アルカディア(ch)vs.グリム・リーファー
Gクライム・タイムvs.スタイル&ファインネス
HJAPW王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ヘルナンデス
Iストリート・ファイト:ホミサ イドvs.テディー・ハートvs.エディ・キングストン