TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Back to Business 6/9/07

JAPW:Back to Business 6/9/07の分析


名勝負 なし
好勝負 JAPW 王座戦:ロウ・キー(ch)vs.AJスタイルズ

2枚組み約2時間5分です。

@トラビス・ブレイクvs.モー・セクストン
 見所の無い選手の数分間の試合。
 悪い試合。

Aアリシアvs.サラ・デル・レイ
介入尽くしとはいえアリシアごときにサラが負けなければ成らないとは。
 大変だ。
 悪い試合。

Bダニー・デマントvs.バンディードJr
 デマントはちょっと良いかも。
 でかい割りに良いプロレス脳がある。
 短めでしたけど楽しめました。
 平均より少し上。

CNJ ステイト王座戦:グリム・リーファー(ch)vs.アルカディア
 スピードにのったアクション。
 それ以上でもそれ以下でもありません。
 悪くない試合。

D4コーナー・サバイバル:サモア・ジョーvs.エディ・キングストンvs.B-Boyvs.ディアボロ・サンティアゴ
 キングストンとB-Boyが抗争しているようで
 大まかにはキングストン、OCK軍団vs.B-Boy、ジョーといった感じで。
 ハード・ヒッティングの面で見所がありますが
 これもあっさり目で終わるんですね。
 平均より少し上。

Eスリック・ワグナー・ブラウンvs.デランジド
 体格で勝るブラウンドがほとんど攻めに回り、
 ポイントでデランジドが反撃する内容だが・・・
 悪い試合。

Fタッグ王座戦:ジェイ・リーサル、アズリエル(ch)vs.LAX
 初っ端からホミサイドが孤立し
 ヘルナンデスが出てきた所で打ち合いという極端な内容。
 ヘルナンデスのでかさを考えるとこれもアリかな。
 孤立部分に関しても、ちゃんとヒール・プレイで
 タッチできるかできないかを魅せていますしね。
 まあまあ良い試合です。

GJAPW 王座戦:ロウ・キー(ch)vs.AJスタイルズ
 この2人の激突って初期ROH、TNA以来、4年ぶりのはず。
 という事はまさしく両者のこの4年の過ごし方が試合に出てくる訳で・・・
 試合はロウ・キーが押せ押せモードで
 AJが何とかヒール・プレイで凌ごうとする内容なんですが
 ロウ・キーの方が遥か高みを見ているのが丸分かり。
 正直100人がこれを見てAJの方が魅力的なレスラーだと答える人はいないでしょう。
 これがTNAという深い闇に飲み込まれ才能を発揮する場所がなくなっている者と
 そこから脱却し数多くの場で求道を続ける者の差か・・・。
 見所のある試合で、ぎりぎり好勝負だったんですけど
 危惧していた通り見たくなかったなという思いも残ってしまいました・・・。
 
総評
 メイン以外時間が短く軽すぎる大会です。
 メインは素晴らしい試合ながら
 上記の理由でお勧めとも言い難く・・・。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

GJAPW 王座戦:ロウ・キー(ch)vs.AJスタイルズ
  ロウ・キーがハイ・キックで牽制。
  グラウンドでもつれ合い。
  AJが離れるもロウ・キーは立ち上がらず誘っている。
  AJが乗らずに場外に出るとロウ・キーは立ち上がる。
  ロウ・キーがリスト・ロック。
  取り返された所でハイ・キック。
  仕切り直し。
  レスリングからAJがリスト・ロックへ。
  ロウ・キーは逆立ちして蹴りを入れ逃れる。
  AJは一旦場外に出てから突進し組む。
  ロウ・キーはコーナーに押し込まれるもロープを使ってのアーム・バー。
  ロープ・ブレイクで逃れられたAJがロウ・キーに突進しようとする。
  ロウ・キーはドロップ・キックを2発叩き込み場外に出すとチョップ。
  AJはリングに戻ると追ってきたロウ・キーに襲いかかる。
  ロウ・キーはチョップから再び主導を取り
  蹴りを振り下ろしエルボー・ドロップでカバー。カウント2。
  ロウ・キーは胸に蹴りを入れていこうとする。
  AJはレフェリーを盾にしてひるませるとロー・ブロー。
  そしてグラウンドからのハリケーン・ラナ。
  場外に出たロウ・キーにダイブと見せかけ観客に悪態をつく。
  リングに戻ったロウ・キーにニー・ドロップを決めカバー。カウント2。
  ロープを使って攻撃。
  ロープに走ったロウ・キーにはドロップ・キックを決めカバー。カウント2。
  荒い攻めを見せる。
  ロープに走る。
  ロウ・キーはAJを打ち上げると両足を叩き込む。
  チョップを入れる。
  AJがサミングをいれロープに振ろうとする。
  ロウ・キーは防ぐとチョップ。
  マシンガン・チョップを防ごうと丸まったAJにモンゴリアン・チョップ。
  不意を突いてAJがクローズラインを放とうとする。
  ロウ・キーは蹴りで腕を打ち払うとウィール・キック。
  コーナーのAJに突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しロープを使ったドラゴン・スリーパー。
  離すとスプリングボード式ハイ・キックを決めカバー。カウント2。
  ロウ・キーがハイ・キックを入れ膝をつかせようとするもできず。
  諦めフロント・スープレックスを狙う。
  ロープを掴んで耐えるAJにニーを入れるとキー・クラッシャーを狙う。
  AJはコーナーを掴んで防ぐと同時に顔を引っかく。
  フェイス・バスターを決めるがカウント2。
  スプリングボード式フォア・アームズを決めカバー。カウント2。
  スタイルズ・クラッシュへ。
  ロウ・キーは蹴りを入れて防ぐと脚を取って倒しダブル・ストンプ。
  カバーするもカウント2。
  キー・クラッシャーへ。
  再びAJはコーナーを利用し耐える。
  ロウ・キーは諦めてロープに振る。
  AJはカウンターでエルボーをいれ1回転しリバースDDTへ。
  ロウ・キーは蹴り上げて逃れるとランニング・ドロップ・キック。
  そしてダイビング・ダブル・ストンプへ。
  AJは避けるとペイレイ・キック。
  雪崩式の技を狙おうとする。
  ロウ・キーはリバース・スープレックスに返して落とすとダイビング・ダブル・ストンプ。
  カバーし1,2,3!

試合結果

@トラビス・ブレイクvs.モー・セクストン
Aアリシアvs.サラ・デル・レイ
Bダニー・デマントvs.バンディードJr
CNJステイト王座戦:グリム・リーファー(ch)vs.アルカディア
D4コーナー・サバイバル:サモア・ジョーvs.エディ・キングストンvs.B-Boyvs.ディアボロ・サンティアゴ
Eスリック・ワグナー・ブラウンvs.デランジド
Fタッグ王座戦:ジェイ・リーサル、アズリエル(ch)vs.LAX(新チャンピオ ン!)
GJAPW王座戦:ロウ・キー(ch)vs.AJスタイルズ