TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Caged Fury 3/26/05

JAPW:Caged Fury 3/26/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間40分です。

@JAPW王座戦:ホミサイドvs.ジェイ・リーサル
 前王者マフがJAPWを離れたため
 リーサルに王座が贈られることになるも本人はそんな形ではと望まない。
 するとリック・シルバーが現れ、なら戦ってもらおうとホミサイドを呼んでこの試合に。
 試合は・・・
 サブミッションを少なめにして
 両者の魅力、テンポの良い攻撃を前面に押し出す事に成功しています。 
 初っ端から大盛り上がりの中々良い試合でした。

Aカーニッジ・クルーvs.クリストファー・コネクション・ストリート
 素晴らしいオープニングでしたが
 大会面から考えると諸刃の剣。
 後がやりにくかったりしますからね。
 その欠点をこのコメディー・マッチで緩衝させる。
 素晴らしい構成ですね。
 試合もやや長い物の
 タッグ要素も入っていて好感が持てます。
 悪くないですよ。

BECネグロvs.クリス・キャンディード
 元ECWという事でキャンディードは人気者。
 キャンディード主導でテーブルや椅子も飛び出しECWを懐かしみます。
 平均レベル。

Cトレント・アシッドvs.フランキー・カザリアン
 8分無いという短さもさることながら
 結構雑に試合をしています。
 それなりに見所はあって悪くはないんですけどね。
 平均レベル。

Dライト級王座戦:アズリエル(ch)vs.グリム・リーファー
 あまりスイングせずフィニッシュも微妙。
 少し悪い試合。

Eサモア・ジョーvs.ロウ・キー
 最後に乱入が絡 んでしまうのを含めて
 お約束を敢えて外して試合を構成。
 どう進んでいくかと言うわくわく感は生まれましたけれども
 残念ながら犠牲にした物の方が大きかったですね。
 この数え歌という事を考えると
 期待外れの中々良い試合。

F4コーナー・エリミネーション・マッチ:ニーネ・カポネvs.エンヴィ vs.マット・ドノヴァンvs.ピンキー・サンチェスvs.アルカディアvs.チャルピーネ・ネグロ
 期待していなかったのですが
 意外にルチャ・リブレ特有のスポットが散りばめられた良質のファン・マッチ。
 まあまあ良い試合でした。

Gタッグ王座戦、ケージ・マッチ:SST(ホミサイド、 B-Boy)(ch)vs.テディー・ハート、ジャック・エヴァンス
 ホミサイドvs.テディー、エヴァンスvs.B-Boyの
 あまり干渉しないトルネード形式なので
 スポット・フェストの色が強い事は否めませんが
 飛びには定評のある2人がケージ上からのダイブを4回も見せ
 サプライズ・ゲストも登場するので楽しめましたね。
 SSTの攻めもハードだし。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

総評
 ECWアリーナにカム・バックという事で
 かなり気合の入ったカードで構成されています。
 凄い試合はありませんでしたが
 大会としての全体構成が完璧ですね。
 (なぜかDVDではAがディスク2に収録されていたりしますけれど・・・)
 JAPWの中ではかなり良い大会ですよ。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Eサモア・ジョーvs.ロウ・キー

  腕を取られたロウ・キーは逆立ちして蹴りつける。
  ロウ・キーがロープ・ブレイク時に著プ。
  ジョーは受けきるとお返し。
  ロウ・キーはドロップ・トー・ホールドから蹴りを打ち込み気合をいれ一撃。
  ジョーは避けると同時に払い蹴り。
  ジョーが蹴りを叩きこんでいく。
  コンビネーション・ニー・ドロップにバック・ブリーカー。
  ボストン・クラブを狙う。
  耐えられるも最後には決める。
  ロウ・キーがロープを掴む。
  ロウ・キーはレフェリーを盾にしてジョーの動きを止めるとクロス・チョップ。
  ジョーはコーナーに振り返すと突進。
  ロウ・キーは避けるとランニング・ドロップ・キックからカバー。カウント1。
  ロウ・キーがスーパープレックスを狙う。
  殴り落とされるも股間へウィール・キック。
  カバーするもカウント2。
  ロウ・キーが攻めチョップ。
  打ち返してきたジョーにドロップ・トー・ホールドを決めロープにかぶせるとダイビング・ダブル・ストンプ。
  カバーするもカウント2。
  張り手合戦。
  ロウ・キーは押されるもフェイス・バスターを決めカバー。カウント2。
  コーナーのジョーに飛びかかる。
  ジョーがカウンターでSTO。
  カバーするもカウント2。
  フェイス・ウォッシュを決める。
  続けてトペ・スイシーダ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  パワー・ボムへ。
  ロウ・キーはエルボーを入れて防ぐとスプリングボード式ハイ・キック。
  ブラック・マジックを決めカバーするもカウント2。
  ならばとキー・クラッシャーを狙うも持ち上がらない!
  ジョーはロウ・キーを蹴りつけるとドラゴン・スクリューを狙うもミスして自爆。
  しかしすぐさまパワー・スラムを決める。
  続けてセントーンへ。
  ロウ・キーは避けるとダブル・ストンプ。
  カバーするもカウントは2。
  スプリングボード式に飛びかかる。
  ジョーは受け止めるとデス・バレー・ドライバー。カウント2。
  パワー・ボム。
  カウント2で返されるやSTF。
  ロウ・キーは腹にエルボーを入れ外す。
  ジョーが投げようと持ち上げる。
  ロウ・キーがしがみつきドラゴン・スリーパー。
  ジョーはコーナーに叩きつけ逃れる。
  ロウ・キーがスペース・ローリング延髄切り。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  JAPW王座戦で乱入されたリーサルが出てきてロウ・キーの注意を引く。
  その隙を突きジョーがマッスル・バスターウを決め1,2,3!
  ジョーの勝利!


Gタッグ王座戦、ケージ・マッチ:SST(ホミサイド、B-Boy)(ch)vs.テディー・ハート、ジャック・エヴァ ンス
  ゴングが鳴るなりSSTが襲い掛かる。
  テディーがホミサイドに低空ドロップ・キックから脚狙い。
  B-Boyがエヴァンスをケージに押し付け痛めつけている。
  B-Boyがエヴァンスを担ぐ。
  テディーが援護してエヴァンスにトルネードDDTへ切り替えさせる。
  テディーがB-Boyをパワー・ボムで掲げると
  エヴァンスがケージ上から飛びつきネック・ブリーカー!
  カバーするもカウントは2。
  テディーは扉でホミサイドの脚を挟む。
  B-Boyはエヴァンスの蹴りを避けるとケージへのパワー・ボム。
  テディーが外からケージを登る。
  リング内のB-Boyがエヴァンスをケージにぶつけてからテディーを落とそうとする。
  テディーは逆に殴り落とすと場外のホミサイド目掛けケージ上からムーンサルト!
  B-Boyがエヴァンスを打ち上げる。
  エヴァンスはロープ上に着地するとムーンサルトで飛びつきDDT!
  ホミサイドが蓋をテディーに叩きつける。
  エヴァンスにもレコード攻撃。
  ホミサイドがショルダー・スルーでテディーをケージにぶつける。
  流血したテディーにフォークを突きたてる。
  扉も叩きつける。
  SSTが甚振っていく。
  ホミサイドはエヴァンスをケージの上に逆さ吊りにする。
  身動き取れないエヴァンスの顔面に蓋付きドロップ・キック。
  エヴァンスが反撃しB-Boyを蓋で連続して叩きつける。
  テディーも盛り返しフォーク攻撃を狙うも阻止される。
  エヴァンスがケージ上から2人にフェニックス・スプラッシュ!
  続けてテディーがケージ上から2人にムーンサルト!
  B-Boyにバック・ブリーカー+シューティングスター・プレス。
  ホミサイドがエヴァンスにコップ・キラーを狙う。
  テディーが阻止しホミサイド目掛けシューティングスター・プレスを放つ。
  ホミサイドが避けると同時にB-Boyが空中で捕らえエース・クラッシャー。
  カバーするもカットされる。
  ホミサイドがエヴァンスにコップ・キラーを決めカバーするもカットされる。
  ホミサイドがテディーに雪崩式パワー・ボムを決めるもカウントは2。
  ホミサイドがエディーに雪崩式ダブル・アーム・スープレックスを決めるもカウント2。
  ロウ・キーを呼び込む。
  リーサルが現れロウ・キーと殴り合いながらフェード・アウト。
  ホミサイドがテディーを肩車しB-Boyがブルドッグ。
  カバーするもカウント2。
  照明が落ちる。
  照明が戻るとネイドハートが登場!
  SSTをなぎ倒す。
  ハート・アタックを決めさせ1,2,3!
  テディーとエヴァンスが新タッグ・チャンピオンに!

試合結果

@JAPW王座戦:ホミサイド(新チャンピオン!)vs.ジェイ・リーサル
Aカーニッジ・クルーvs.クリストファー・コネクション・ストリート
BECネグロvs.クリス・キャンディード
Cトレント・アシッドvs.フランキー・カザリアン
Dライト級王座戦:アズリエル(ch)vs.グリム・リーファー
Eサモア・ジョーvs.ロウ・キー
F4コーナー・エリミネーション・マッチ:ニーネ・カポネvs.エン ヴィvs.マット・ドノヴァンvs.ピンキー・サンチェスvs.アルカディアvs.チャルピーネ・ネグロ
Gタッグ王座戦、ケージ・マッチ:SST(ホミサイド、B-Boy)(ch)vs.テディー・ハート、ジャック・エヴァンス(新チャンピオン!)