TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Wild Card 1/29/05

JAPW:Wild Card 1/29/05の分析


名勝負 なし
好勝負 SST(ホミサイド、B-Boy、ロウ・キー)vs.エル・ジェネリ コ、テディー・ハート、ケビン・スティーン

2枚組み約2時間40分です。

@ワイルド・カード#1、タッグ王座戦:クリストファー・ストリート・コネクション(ch)vs.SST(ホミサイド、B-Boy)
 元々アリシア組が挑戦する予定でしたが
 試合前にSSTが現れ勝手に試合開始。
 瞬殺で大一番を前にタッグ王座奪取です。
 
Aディクシーvs.ネノ・カポネvs.ECネグロ
 只飛びまわっているだけ。
 悪い試合。

Bデランジドvs.ダン・パイザン
 こちらも飛び回っているだけですが
 前の試合と違って見所があります。
 平均レベル。

Cカーニッジ・クルーvs.H2O
 スカッシュ・マッチです。

Dワイルド・カード#2、ライト級王座戦:アズリエル(ch)vs.ビー フ・ウェリントン
 傍から見るとワイルド・カードっていう程
 実力差を感じませんけれども・・・。
 まあそれなりに見所はあったと思います。
 平均より少し上。

EIWS王座戦:フランキー・ザ・モブスターvs.エクセス69
 IWS流枠に囚われないプロレスをしているのですが
 それが返って微妙な構成になり盛り上がりません。
 悪くはないけれども・・・。

Fワイルド・カード#3、JAPW王座戦:ダン・マフ(ch)vs.ピン キー・サンチェス
 一方的に攻めて終了。
 大会名になっている割りに
 何の見所も無いコンセプトだなぁ。 

GJAPW王座戦:ダン・マフ(ch)vs.ジェイ・リーサル
 これでは物足りないと続けてリーサル戦。
 劣化ジョーvs.リーサルのような感じで
 予想以上の健闘を見せるリーサルに
 観客が引き込まれていくという内容。
 最後の最後に意外な結末が・・・。
 平均的な良試合。

HSST(ホミサイド、B-Boy、ロウ・キー)vs.エル・ジェネリ コ、テディー・ハート、ケビン・スティーン
 地味に魅力的なカードですね。
 どんな物になったかというと・・・
 「まずチーム・カナダのテディーが怪我した腕を攻められ早々に試合不可に。
 健闘するも数の差からスティーンが掴まり
 ようやく交代したジェネリコが猛攻を見せるも
 ロウ・キーにマスクを剥がされ試合不可に。
 代わりに戻っていたテディーがリングに入るも・・・」と言う物。
 その筋、展開が故に派手ではありませんし
 あっさり終了していますが
 全員完璧に役どころを理解しており
 その完成度の高さは瞠目。
 文句のつけようがありません。
 これは面白かったですね。
 ぎりぎり好勝負です。

総評
 期待通りメインが素晴らしく
 JAPWの中では良い大会ですよ。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

HSST(ホミサイド、B-Boy)vs.エル・ジェネリコ、テディー・ハート、ケビン・スティーン 
  SSTが襲い掛かる。
  ジェネリコが場外のB-Boyにアラビアン・プレス。
  スティーンが柵にもたれかかったホミサイドにビッグ・ブーツを狙うも避けられる。
  ロウ・キーとホミサイドでテディーに攻めかかる。
  テディーの痛めている腕から鉄柱にぶつける。
  それぞれ控えがコーナーにつくが
  テディーはバック・ステージに運ばれていく。
  チーム・カナダは相手に交代されても
  流れを変えさせない等十分に渡り合っていたが
  時間がたつにつれ数の差が利いてくる。
  SSTがスティーンを捕まえる。
  3人で連続攻撃を叩き込みアピール。
  カバーするもカウント2。
  引き続き攻める。
  スティーンがタッチするもレフェリーの目をそらされ無効。
  スティーンがB-Boyに延髄切り。
  両者ダウン。
  交代したジェネリコが勢い良く攻めていく。
  テディーも戻ってくる。
  ジェネリコがB-Boyにブレーン・バスターからカバー。
  ロウ・キーがカット。
  ロウ・キーがコーナー上につきB-Boyとホミサイドがジェネリコの手足を掴み持ち上げようとする。
  ジェネリコがホミサイドをロープに蹴飛ばしロウ・キーの体勢を崩す。
  ジェネリコは跳び起きるとB-Boyをホミサイドにぶつけると
  ロウ・キーにブレーン・バスタァァァァァァーを狙う。
  ホミサイドとB-Boyが邪魔しに来るので
  2人にダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  ロウ・キーがジェネリコの勢いをとめようとマスクを剥ぐ。
  ジェネリコは顔を隠し場外にうずくまる。
  代わりにテディーが入るも腕が痛む様子。
  コーナー上へ。
  スティーンが気遣いテディーにタッチし飛ぶなと立ちふさがる。
  ホミサイドがその隙を突きスティーンを突き飛ばしテディーを落とす。
  ホミサイドはスティーンにバック・ドロップ。
  肩車するとB-Boyにダイビング・ブルドッグさせる。
  ロウ・キーはジェネリコのマスクを装着するとスティーンにダイビング・ダブル・ストンプ!
  カバーし1,2,3!

試合結果

@ワイルド・カード#1、タッグ王座戦:クリストファー・ストリート・コネクション(ch)vs.SST(ホミサイド、B-Boy)(新チャンピオン!)
Aディクシーvs.ネノ・カポネvs.ECネグロ
Bデランジドvs.ダン・パイザン
Cカーニッジ・クルーvs.H2O
Dワイルド・カード#2、ライト級王座戦:アズリエル(ch)vs. ビーフ・ウェリントン
EIWS王座戦:フランキー・ザ・モブスター(ch)vs.エクセス69
Fワイルド・カード#3、JAPW王座戦:ダン・マフ(ch)vs. ピンキー・サンチェス
GJAPW王座戦:ダン・マフ(ch)vs.ジェイ・リーサル(DQ)
HSST(ホミサイド、B-Boy、ロウ・キー)vs.エル・ジェネリコ、テ ディー・ハー ト、ケビン・スティーン