TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:7 Year Anniversary Show 9/18/04

JAPW:7 Year Anniversary Show 9/18/04の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間50分です。

メインをまかされたアズリエルとリーサルの乱闘。

@ジャスティス・ペインvs.インセイン・ドラゴン
 でかい正義痛にドラゴンがスピードを武器に立ち向かうという構図。
 終盤でドラゴンの動きがぎこちなくなったのは残念。
 少し悪い試合。

Aタッグ王座戦:ソリューション(ch)vs.H2Ovs.Hエフェクトvs.オール・マネー・イズ・リーガル
 多人数である事を活かした
 ハチャメチャ・スポット・フェスト。
 平均レベルかな。

BIWS王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.エクセス69
 JAPWとIWSは相性が良いですね。
 結構な確立で当たっているような。
 これもその1つ。
 IWS特有の独創性を
 いつも以上に上手く試合に絡めています。
 エクセスは必殺技が何なのか印象が薄いのが惜しいですね。
 中々良い試合でした。 

Cスーパー・ドラゴンvs.ビーフ・ウェリントン
 スパドラがアス・パンチとかにつきあいながらも
 それを恨み2倍で、しっかりとシバキ倒します。
 まあまあ良い試合。

Dジョシュ・プロヒビション、M-Dogg 20、ソンジェイ・ダットvs.SAT、アメージング・レッド
 ゆったり目に合体技や
 ダイブを披露していたら
 組み体操的ムーブでソンジェイが怪我をするというハプニングが起こり試合中止に。
 他の5人で試合続行という訳にはいかなかったのかな。 

 この後エリミネーション・マッチ:エル・ジェネリコvs.グリム・リーファーvs.ジャック・エヴァンスvs.チェイスン・ランスが行われたのですが
 なぜかこのDVDには収録されていません。

EJAPW王座戦:ダン・マフ(ch)vs.トレント・アシッド
 マフが弾みながらテンポの良い攻めを見せれば
 アシッドも椅子を持ち込んで魅力を出していきます。
 フィニッシュはやばすぎ。
 まあまあ良い試合。

Fロウ・キーvs.B-Boy
 東西のハード・ ヒッターが激突。
 ありえそうでありえなかった好カードですね。
 さて試合は予想通り打撃中心のハード・ヒッティングな物に。
 ロング・マッチで消耗戦になったのですが
 B-Boyは気折れしているというか
 ハード・ヒッティングに積極的でないように見受けられます。
 8年で引退してしまった事を考えると
 案外B-Boy本人がやりかったのはそういう尖がったスタイルじゃなかったのかな、
 と想像してしまいますね。
 逆に良い方向に考えると
 次の試合後にB-BoyがSSTに加入する布石、
 ロウ・キーを認め師事するストーリーを表現したとも取れるが如何に。
 好勝負に少し届かず。
 
Gテディー・ハートvs.ホミサイド
 一大抗争を巻き起こしたカードだけに
 遺恨試合らしく激しい試合展開に。
 途中でホミサイドがフォークを使い始めると
 レフェリーを突き飛ばして暴走。
 その後ロウ・キー、エヴァンスが加わり
 テディーの出血具合からノー・コンテストに。
 試合としてはあれで平均レベルですが
 試合後にB-BoyがSST加入というサプライズ。

Hライト級王座戦、ラダー・マッチ:ジェイ・リーサル(ch)vs.アズリエル
 正直ラダー・ マッチでもこの2人にメインは思いと思ってましたが良く頑張りましたね。
 技量ゆえ細部の完成度は低く
 体を張るビッグ・スポットがあるからこそ、というのは否めませんが
 ラダー含めスポットをちゃんと段階付けて使い
 場所をばらしたり、焦らしを使う等大切にしているからこそ
 30分の長丁場を凌げました。
 見事メインでマッチ・オブ・ザ・ナイト。
 ぎりぎり好勝負です。
 只長い大会だったとはいえ
 ゴングが鳴るなり帰ってしまう客は駄目だな。

総評
 記念大会にふさわしい豪華なカードで内容もそれを裏切らない。
 ボリュームがあるのに平均的なクオリティも高く
 素晴らしい大会。 
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Fロウ・キーvs.B-Boy  
  レスリング。
  腕を取られたロウ・キーが逆立ちして蹴りつける。
  B-Boyがコーナーに押し込む。
  ロウ・キーがロープを使ってのアーム・バーへ持っていく。
  ロープ・ブレイクで離されるやB-Boyは場外に逃げ間を置く。
  ロウ・キーがロープに押し込みチョップ。
  エルボー・ドロップからカバー。カウント2。
  B-Boyを落としチョップ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  B-Boyが打撃を打ち返す。
  ロウ・キーはモンゴリアン・チョップからサンセット・フリップへ。
  防がれるや狙いを変え低空ドロップ・キック。
  蹴りを打ち込み気合を入れる。
  察知したB-Boyが場外に逃れる。
  ロウ・キーは後を追うとチョップ。
  リングに戻す。
  B-Boyが延髄切りを決め流れを変える。
  グラウンド・サブミッションも織り交ぜ攻めていく。
  ロウ・キーがチョップを打ち込みシャツを剥ぐ。
  チョップを連打。
  ロウ・キーがクロス・チョップ。
  B-Boyは先に起き上がるとジャーマンを狙う。
  ロウ・キーが防いで延髄切り。
  スプリングボード式ハイ・キックを決めカバー。カウント2。
  蹴りを叩き込み気合の一発。
  カバーするもカウントは2。
  B-Boyが振り返し場外へのショルダー・スルーを狙う。
  ロウ・キーはコーナーで上手くバランスを取ると膝を叩き込む。
  そしてロープを使ってのドラゴン・スリーパー。
  離すとダイビング・ダブル・ストンプ!
  カバーするもカウントは2。
  ならばとキー・クラッシャーを狙う!
  抵抗するB-Boyにスプリングボード式ハイ・キックを狙う。
  B-Boyは避けるとスインギング・ネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  グラウンド・サブミッション。
  体を起こされるや丸め込みへ。カウント2。
  2K1ボムを狙う。
  ロウ・キーが膝を入れて防ぐ。
  打撃の打ち合い。
  ロウ・キーがウィール・キック。
  B-Boyもフェイス・ウォッシュ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ロウ・キーを担ぎ上げる。
  クルーシーフィックスに返されるも身を任せることで防ぎデス・バレー・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  2K1ボムを狙う。
  ロウ・キーが丸め込みに切り返す。カウント2。
  B-Boyはニーを連続で叩き込むとシャイニング・ウィザードを放つも避けられる。
  ロウ・キーが不意を突いてウィール・キック。
  もう1発。
  ブラック・マジック。
  スペース・ローリング延髄切り。
  そしてキー・クラッシャーで1,2,3! 


Hライト級王座戦、ラダー・マッチ:ジェイ・リーサル(ch)vs.アズリエル
  アズリエルが挑発しリーサルも返す。
  殴り合いにチョップの打ち合い。
  アズリエルが間を置こうと場外へ。
  リーサルが後を追う。
  アズリエルは返り討ちにすると柵にぶつけブレーン・バスターを狙う。
  リーサルは防ぐと逆に持ち上げ柵の上に落とす。
  アズリエルはラダーを倒しリーサルにぶつける。
  ラダーを叩き込むとリングに戻る。
  リーサルがラダーを掴んで邪魔をする。
  アズリエルはリーサルをラダーと柵で挟むと背中を蹴りドロップ・キック。
  リングに戻りラダーを持つ。
  リーサルがラダー越しにスプリングボード式ドロップ・キック。
  リーサルはアズリエルを捕らえると
  セカンド・ロープに置いたラダーにぶつけジャーマン。
  コーナーにラダーを立てかけ振ろうとする。
  アズリエルは防ぐと屈んだリーサルの後頭部にダイビング・ダブル・ストンプ。
  ラダーでサンドイッチにすると椅子を叩きつけまくる。
  リーサルが隙を突いてボディ・スラム。
  ラダー上へもボディ・スラム。
  ダイビング・ヘッド・バッドへ。
  アズリエルは避けると、同時に空中で捕らえようとするもミス。
  ロープ際の攻防からリーサルがエプロンのアズリエルを柵に投げつける。
  アズリエルを場外テーブルにのせるとエプロンへ。
  アズリエルが捕まえジャーマンを狙う。
  リーサルがロープを掴んで耐え体勢を入れ替える。
  フルネルソン・スープレックスを狙う。
  リーサルの脚が離れるもアズリエルは必死にロープを掴んで耐える。
  ロー・ブローを決めて防ぐと逆にフルネルソン・スープレックスを狙う。
  こちらも脚が離れるもロープを掴んで防がれる。
  アズリエルはリーサルを柵に振るとビッグ・ブーツ。
  観客席に移行しブレーン・バスターを狙う。
  リーサルは防ぐとニー・ストライクからネック・ブリーカー。
  階段でバック・ドロップを狙う。
  アズリエルは防ぐとDDT。
  アズリエルはリーサルの父親に水をかける。
  父親がお返しの張り手を食らわせるとアズリエルは階段を転がり落ちていく。
  リーサルが先にリングに戻りラダーをたて登ろうとする。
  アズリエルが追いつき殴りつける。
  立てたラダーに通し立てた椅子の上に伏せさせると
  ラダー上からダイビング・ダブル・ストンプ!
  アズリエルはリーサルを踏み越え登って行く。
  リーサルは体重をかけてラダーを倒す。
  リーサルはラダーを立てると登って行く。
  反対側からアズリエルも登って行く。
  リーサルが天辺でギロチンTチョークを決める。
  アズリエルが崩れ落ちる。
  リーサルは降りるとラダーをコーナーに移動させ登って行く。
  アズリエルが反対側から登って行く。
  リーサルが捕まえスーパープレックスを狙う。
  アズリエルはニーを入れて防ぐとラダー上からのフェイス・バスター!
  パイル・ドライバーを狙う。
  リーサルは逃れるとパワー・ボム。
  コーナーのラダーを登っていき、そこからダイビング・ヘッド・バッド!
  ラダーを登って行く。
  アズリエルが同じ側から登り中段からのバック・ドロップ。
  雪崩式エレクトリック・チェアー・ドライバーも決めラダーを登って行く。
  リーサルがコーナー上から飛び突きDDT!
  テーブルをリングに設置するとトルネードDDTを狙う。
  アズリエルが防いで掌底。
  両者コーナー上へ。
  アズリエルが雪崩式エレクトリック・チェアーの体勢に。
  リーサルは防ぐとテーブルへの雪崩式パワー・ボム!
  ラダーを立てると登っていきベルトを手にする!
  リーサルの勝利!

試合結果

@ジャスティス・ ペインvs.インセイン・ドラゴン
Aタッグ王座戦:ソリューション(ch)vs.H2Ovs.Hエフェクトvs. オール・マネー・イズ・リーガル
BIWS王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.エクセス69
Cスーパー・ドラゴンvs.ビーフ・ウェリントン
Dジョシュ・プロヒビション、M-Dogg 20、ソンジェイ・ダットvs.SAT、アメージング・レッド(ノー・コンテスト)
EJAPW 王座戦:ダン・マフ(ch)vs.トレント・アシッド
Fロウ・キーvs.B-Boy
Gテディー・ハートvs.ホミサイド(ノー・コンテスト)
Hライト級王座戦、ラダー・マッチ:ジェイ・リーサル(ch)vs.アズリエル