TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Collision Course 1/9/04

JAPW:Collision Course 1/9/04の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間35分です。

FWAとの歴史的(但し黒)大会の影に隠れて
余り知られていませんがJAPWともROHは共催大会を行っていました。

マフとブラウンの乱闘が起こり関係者によって引き離される。
連鎖してジョーとマホニーも乱闘。

@ダーティ・ロッテン・スカウンデレスvs.リング・クルー・エクスプレス
 スカッシュ・マッチではなく普通の試合ですが
 最初のパウダー攻撃からのロープ悪用で終わってしまっても良かった、と思える出来です。
 悪い試合。

Aラッカスvs.デレク・ワイルド
 とにかく曲芸ムーブを見せれば満足するだろ、と
 安直に羅列しただけの、ひどい試合。

Bロク、ジョニー・カシュミアvs.デヴィトー、トレント・アシッド
 そこまでがっつりやらずスポット程度に抑えられた
 同チームの絡み(クルーは打撃の打ち合い、ボーイズはファン系)が割りと面白い。
 平均より少し上。

Cスクランブル・マッチ:ディクシー、デランジド、リットvs.インセイン・ドラゴン、ジェイ・リーサル、アズリエル
 一応スクランブ ル戦のはずなのだが
 スピード感はなく02年ROHのスポット・フェストを思わせる。
 少し悪い試合。
 試合後は仲良くレイブ。

Dシェイン・ダグラスvs.ジャスティン・クレディブル
 ダグラスが JAPW、ジャスティンがROHを支持するというどうでも良い設定があります。
 試合はECWスタイルで場外乱闘もあったりしますけれど
 最後が技、流れ共に微妙すぎる。
 少し悪い試合。 

Eスミエ・サカイvs.エイプリル・ハンター
 ハンターのでかさとサカイの盛り上げは見る物がある。
 少し悪い試合。

FROH王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.ボールズ・マホニー
 ヘビー級のまったり感というか気だるい空間の中に
 時々注ぎ込まれるちょっとした攻防が心地よい。
 マホニーでこれだけやれれば御の字で、
 まあまあ良い試合。

GJAPW王座戦:ダン・マフ(ch)vs.スリック・ワグナー・ブラウン
 なぜにROH共済で挑戦者がブラウンな のだとか
 それを許したとしても両者団体をまかせられているとは思えぬ内容すぎるとか、
 フィニッシュが茶番過ぎるとか、
 不満満載のひどい試合。

H4コーナー・サバイバル:AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.CMパンクvs.ジョン・ ウォルターズ
 しっかりした基礎にちょっとした心理戦、
 更に3人によるスポットも加わっているのに
 中々良い試合程度に止まったのはこの試合形式において珍しいことでは ないか。
 そこそこの面子がかなりの理解力を示したりしますからね。
 今回の試合では丁寧すぎて配置が単調、
 且つそれ以外が没個性的に映ってしまいました。
 取り敢えずメインとしては次第点ですね。
 

総評
 全体的に03年前半のROHを彷彿とさせる出来で
 コレクター欲を満足させるためだけに存在するような感じ・・・。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

H4コーナー・サバイバル:AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.CMパンクvs.ジョン・ウォルターズ
  ダニエルズだけ握手しない。
  ダニエルズ対ウォルターズで試合開始。
  軽く腕の取り合い、
  AJがダニエルズにタッチ。
  バックの取り合い後ウォルターズがパンクにタッチ。
  レスリングの攻防。
  パンクがウォルターズにタッチし出るも
  AJにタッチされまた入る。
  ウォルターズが執拗なヘッド・ロック。
  ロープ・ワークからウォルターズがモンキー・フリップを狙う。
  パンクは側転でかわすも自慢した隙にまたヘッド・ロックを食らう。
  パンクはリスト・ロックに返すとダニエルズのコーナーに押し飛ばし指名する。
  ダニエルズが出てくるとAJにタッチ。
  腕の取り合いからダニエルズがアーム・ドラッグ。
  AJもアーム・ドラッグ。
  ロープに走ったダニエルズにドロップ・キックを決めカバー。カウント1。
  ダニエルズがバック・ブリーカーを決める。
  パンクが入ってきてダニエルズを落とすとAJに襲いかかる。
  AJはダウンした状態からのハリケーン・ラナで迎撃。
  ヘッド・ロックを決めウォルターズのコーナーへ。
  ウォルターズはAJにタッチし引き継ぐ。
  パンクは脚を取るとフェイス・ウォッシュへ。
  エプロンのダニエルズがパンクを殴りつける。
  リングに入ってきたダニエルズのバックをウォルターズが取りバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ダニエルズがウォルターズを殴りつけるもダメージからふらつく。
  AJがダニエルズにタッチして出てくる。
  ダニエルズ目がけ突進する。
  打ち上げられるやその先にいるウォルターズにドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ダニエルズがAJにタッチしウォルターズへの攻めを引き継ぐ。
  ブルー・サンダー・ドライバーを決めるもAJがカット。
  ならばとエンジェルズ・ウィングを狙う。
  ウォルターズがコーナーに押し込んで防ぐ。
  そのコーナーに待機していたAJはダニエルズにタッチする。
  ニー・ドロップからカバー。
  パンクがカット。
  ブリッジで締め上げる。
  パンクがカット。
  ウォルターズがAJの蹴りを受け止めバック・パック・ジョー・ブリーカー。
  パンクはウォルターズにタッチするとAJに攻めかかる。
  生意気なパンクにダニエルズもAJにしっかりしろと激を飛ばす。
  AJがカウンターでローリング・クローズラインを決めダニエルズにタッチ。
  ダニエルズはパンクに猛攻をかけアラビアン・プレス。
  ウォルターズがカット。
  ダニエルズはウォルターズを殴りつける。
  その隙を突きパンクがダニエルズを落とす。
  トペ・スイシーダへ。
  控えのAJがドロップ・キックで妨害して落としスプリングボードへ。
  ウォルターズがAJをリング内に投げ入れパワー・スラム。
  エプロンに上がってきたダニエルズ目がけ突進。
  ダニエルズはショルダー・スルーで落とすとパンク、ウォルターズにアラビアン・プレス。
  続けてAJがトペ・コンヒーロ。
  ダニエルズをリングに戻すとバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターからカバー。
  パンクがカット。
  パンクがAJをロープに振る。
  AJはロープを使って一回転するとダニエルズをリバースDDTの体勢に捕らえる。
  逃れていたパンクがAJにクローズラインを決めカバー。カウント2。
  ペプシ・ツイストからカバー。
  ウォルターズがカット。
  パンクがウォルターズにパイル・ドライバーを狙う。
  ウォルターズはパンクを持ち上げると変形スパイン・バスター。カウント2。
  サンセット・フリップへ。
  パンクは流れにまかせて防ぐとジャックナイフ固め。
  ウォルターズはブリッジで起き上がるとフェイス・バスターでカバー。
  AJがカットしウォルターズにジャーマンX2、フェイス・バスター。
  カバーする もダニエルズがカット。
  ダニエルズはAJのローリング・ラリアットを避けると同時にコンプリート・ショットでコウジ・クラッチ。
  ウォルターズがカット。
  ダニエルズはウォルターズをロープにぶつけてからAJにエンジェルズ・ウィングを狙う。
  そこにパンクのシャイニング・ウィザードがヒット。
  パンクは続けてAJにも技を狙う。
  その背後からウォルターズがバック・クラッカー。
  カバーするもAJがカット。
  AJがパンクにゴーリー・スペシャルを狙うも落としてしまう。
  ウォルターズとAJが殴り合い。
  横で起き上がったパンクに同時にパンチ。
  AJはウォルターズにサンセット・フリップからスタイルズ・クラッシュ。
  即座にダニエルズがAJにBMEを決め1,2,3!
  ダニエルズの勝利!

試合結果

@ダーティ・ロッテン・スカウンデレスvs.リング・クルー・エクスプレス
Aラッカスvs.デレク・ワイルド
Bロク、ジョニー・カシュミアvs.デヴィトー、トレント・アシッド
Cスクランブル・マッチ:ディクシー、デランジド、リットvs.インセイン・ドラゴ ン、ジェイ・リーサル、アズリエル
Dシェイン・ダグラスvs.ジャスティン・クレディブル
Eスミエ・サカイvs.エイプリル・ハンター
FROH王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.ボールズ・マホニー
GJAPW王座戦:ダン・マフ(ch)vs.スリック・ワグナー・ブラウン(DQ)
H4コーナー・エリミネーション・マッチ:AJスタイルズvs.クリストファー・ダ ニエルズvs.CMパンクvs.ジョン・ウォルターズ