TOPアメリカン・プロレス注目インディー →IWS:Violent Valentine 2/16/08

IWS:Violent Valentine 2/16/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み2時間45分です。
相変わらず試合の合間にチャプター割をしているのは意味不明。

リング叩きで盛り上がりながら開幕。

@カナディアン王座戦:マックス・ボイエー(ch)vs.フランキー・ザ・モブスター
 ヘッド・ロック合戦から始まったりと
 ベーシック且つコンパクトに。
 只モブスターは最近魅力を失い雑になっている気が・・・
 悪くない試合。

Aタッグ王座戦:スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(ch)vs.ザ・アンタッチャブル
 軽量級タッグという事で
 スピード感ある展開や攻防を。
 タッグ王座戦だけあって
 適切なスポット回しでしっかりしています。
 まあまあ良い試合。

Bサンチノ・イタリアーノvs.エクセス
 IWSでもサンチノと言えばヘタレなやられ役なようで、
 長めのスカッシュ・マッチでした。

 無気力なツイギーは、2.0にぶってみろと挑発されるも
 何もせず去ってしまう。

C引退試合:ダミアンvs.ケニー・バスタード
 ダミアンの引退試合なんですが
 何故か相手は数え歌のスティーンではなくケニー。
 ダミアンがハード・ヒッティングを見せれば
 ケニーは何もできず。
 それなのに不文律通りダミアンは敗北するので不細工な試合に。
 悪い試合。

Dジェイク・マシューズ、セクシー・エディvs.グリーン・ファントム、キッド・カミカゼ
 全編に渡って粗すぎて見てられなかったですね。
 悪い試合。

 いつの間にかヒールになっているウェリントンのアピール。
 どうやらキングストンと抗争中のようでメッセージを。

Eシェイン・ホークvs.サムソン
 少し体格で勝るサムソンがドミネイトするという定番の内容ながら
 IWSらしい独創的風味で仕上がっています。
 悪くない試合。
 
FIWS 王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.エル・ジェネリコ
 今や名タッグとなりパートナー対決となった
 このカードが今後のIWSの黄金カードとなるのか。
 さてこの試合です。
 26分もの熱戦に仕上げるべく
 原点の緩急に立ち返り丁寧な技の使い方を見せます。 
 手数が足りなくなるかと思ってましたが十分足りていますね。
 しかしながらこうして積み重ねていき
 爆発させるだけのエネルギーを溜め込んだ割りに
 あっさりと終わってしまったのが惜しいです。
 ぎりぎり好勝負。


総評。
 引退試合がしょぼかったり全体的にはいまいち感が漂う物の
 IWS、タッグ王座戦は期待に応えてくれました。
 メインの一点ものとして十分通用する。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

FIWS 王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.エル・ジェネリコ
  静かな立ち上がり。
  スティーンがショルダー・タックル。
  跳び起きたジェネリコにもう1発。
  ロープに走りアーム・ドラッグ。
  ジェネリコも打ち返す。
  スティーンがフルネルソン。
  ロープを使って切り返されるもクロス・アーム・チョップ。
  ジェネリコが場外で間を置く。
  スティーンはロープを上げて入れてやる。
  ジェネリコがショルダー・タックルへ。
  スティーンは軽く受けきりチョップ。
  サンセット・フリップへ。
  ジェネリコは逃れると顔面へのドロップ・キックと見せかけてから後頭部へドロップ・キック。
  スティーンが場外で間を置く。
  ジェネリコがロープを上げてやるもスティーンはロープ下から入る。
  スティーンは組むと見せかけ蹴りを叩き込む。
  打撃で圧倒。
  ジェネリコはショルダー・スルーを狙ったスティーンを蹴り上げるとレッグ・ラリアット。
  場外に逃れたスティーンにダイブ。
  リングに戻しカバー。カウント1。
  ボディ・スラムを狙うが持ち上げられない。
  スティーンが逆に持ち上げようとする。
  ジェネリコは後ろに逃れボディ・スラム。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  駆け上がってきたスティーンを突き飛ばしダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  アラビアン・プレスへ。
  スティーンが素早く起き上がって殴りつけると雪崩式バック・ドロップを狙う。
  エルボーで落とされるもコーナー上のジェネリコを突き飛ばす。
  ジェネリコは目の前にあった会場の鉄柱に激突する。
  場外で打撃を叩き込んでいく。
  反撃を防ぎリングに戻す。
  カバーするもカウント2。
  ジェネリコを攻めていく。
  ジェネリコが殴り返すも押し負ける。
  ジェネリコは打ち上げられた所をドロップ・キック。
  続けてオッレッ!へ。
  防がれるもカウンターでファルコン・アローを決める。カウント2。
  フォア・アームズの打ち合い。
  ジェネリコは片膝をつくも、それはフェイクで
  ロープに走ろうと後ろを向いたスティーンを捕まえブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  ロープ際の攻防からジェネリコがロープ間に横になったスティーンへのラ・ケプラーダ。
  カバーするもカウント2。
  腕を取ってのトルネードDDTを狙う。
  スティーンは着地すると延髄切りからネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  コーナーのジェネリコ目がけ突進。
  ジェネリコは避けて鉄柱に激突させて落とすと
  コーナーを横切って飛びつきトルネードDDT。
  リングに戻しダイビング・ボディ・プレス。カウントは2。
  ジェネリコがオッレッ!へ。
  スティーンは避けるとスーパー・キック。
  コーナーへの攻撃をしようと別コーナーに向かう。
  そこに背後から追っかけてきたジェネリコのオッレッ!がヒット。
  続けてハーフネルソン・スープレックス。
  起き上がってきたスティーンにフルネルソン・スープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとブレーン・バスターへ。
  スティーンは耐えて逃れるとパッケージ・パイル・ドライバーへ。
  逃れられるもラリアットを決めカバー。カウント2。
  コーナー上へ。
  ジェネリコが捕らえブレーン・バスタァァァァァァァァーを狙う。  
  スティーンはヘッド・バッドで落とすとスワントーン・ボムへ。
  ジェネリコは両膝を立てて迎撃するとオッレッ!。
  もう1発。
  3発目。
  カバーし1,2,3!で新IWSチャンピオンに!
  ボイエーが現れジェネリコへの挑戦を表明する。
  スティーンは再戦権を行使するとし次回3ウェイが行われることになる。

試合結果

@カナディアン王座戦:マックス・ボイエー(ch)vs.フランキー・ザ・モブスター
Aタッグ王座戦:スーパー・スマッシュ・ブラザーズ(ch)vs.ザ・アンタッチャブル
Bサンチノ・イタリアーノvs.エクセス
C引退試合:ダミアンvs.ケニー・バスタード
Dジェイク・マシューズ、セクシー・エディvs.グリーン・ファントム、キッド・カミカゼ
Eシェイン・ホークvs.サムソン
FIWS 王座戦:ケビン・スティーン(ch)vs.エル・ジェネリコ(新チャンピオン!)