IWS:Scarred for Life 4/22/06の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
2枚組み3時間40分(内30分はインタビュー集)
2試合目
ハードコア天使ルフィストのIWSデビューは
まさかのエディとのタッグ。
セーラー服に身を包んでセクシーさと
男性レスラーに見劣りしない攻撃を見せております。
5試合目
神風少年は流れるような連続グラウンド・サブミッションとかできて
(ルチャっぽさがないというか、
やや俺はこんなことができるんだぞっていう
自己満足的に映らないこともないんですが・・・)
中々良さそうなレスラー。
一方のケニーは技の完成度、試合構築が今一つで
今はデリリウスの二番煎じにしかすぎません。
まあまあ良い試合です。
7試合目
さすがにウェリントンとジェネリコで20分もの試合は作れず
だれた感じになってしまいました。
まあまあの試合。
9試合目
普通バーブド・ワイヤーというと4ロープに有刺鉄線を巻いて
ロープ・ワークもできないし只流血して終わりってなもんですが
この試合は1ロープだけ巻くことで
欠点をなくし中々面白いものに仕上がっています。
またファンに持ち上げさせてのダイビング・エルボー・ドロップのような面白い技も見られました。
総評。
試合の質は基本的にとりたてて目をひくものではありませんでした。
それでも才能を持った卵が豊富にいるような気がします。
意外なことにヘビー級も充実しています。
今ではCZWで活躍しているセクシー・エディ、
PWG王者のエル・ジェネリコもここ出身のようです。
試合形式やムーブにも創意工夫も見られます。
只成長しても留まるだけの団体の大きさがないので
大物を呼べませんしジェネリコのようにビッグになっても定期参戦は難しそう。
今回はどちらかというと良いほうだと思いますが
たぶん興行の出来にはむらがあるんだろうと思います。
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
HIWS 王座戦、バーブド・ワイヤー・マッチ:エクセス(ch)vs.ヴァイキング1つのロープにだけ有刺鉄線が巻かれている。
エクセスがヴァイキングを有刺鉄線付ロープに押し込む。
有刺鉄線にひっかかったヴァイキングはシャツを捨て去る。
気合をかけて殴りチョップし合う。
打ち負けたエクセスは場外に避難。
そこにヴァイキングがトペ・スイシーダにいくも迎撃されそのまま落下。
観客席へ投げ飛ばしたり椅子をぶつけ合ったりする。
エクセスがバーの台からムーンサルトを決める。
ヴァイキングはエクセスを有刺鉄線に押し当てる。
スーパー・チョップにいくがショルダ・スルーに返される。
リングに戻るとエクセスは切り取った有刺鉄線で鞭打ち口、舌に押し当てる。
ヴァイキングは自らの手に有刺鉄線を巻きエクセスを殴りつける。
ヴァイキングはエクセスを投げ落とし椅子を叩きつける。
テーブルをコーナーに設置しそこへブレーン・バスターを狙う。
エクセスは防ぐとテーブルへ振り飛ばしコーナーで勢いをつけてのドロップ・ストンプでテーブル葬。
カバーするもカウント2。
更に有刺鉄線が巻かれたロープ上へブレーン・バスターを決める。
ヴァイキングはエクセスを胴上げさせる。
そこにダイビング・エルボー・ドロップ!
エクセスをテーブルに載せると自販機の上からセントーンでテーブル葬!
リングに戻し決着をつけようとした時エクセスの手下が乱入。
ヴァイキングを有刺鉄線へ投げ込み椅子の上へのジャンキー・ドライバー。
エクセスはヴァイキングを有刺鉄線付ロープに通しストレッチ・マッファーでタップを奪う!
エクセスらが勝利を喜んでいるところにウェリントンが現れ蛍光灯を叩きつける。
試合結果
@ダン・パイサンvs.マーカス・エストラーダAセクシー・エディ、ルフィストvs.シェイン・ホーク、ジャガーWブッシュ
Bジミー・ストーンvs.ケビン・スティーン
Cツイギー、ポーンスター・フアンvs.トマシーノ、ジェイク・マシューズ
Dカナディアン王座戦:キッド・カミカゼ(ch)vs.ケニー・ザ・バスタード(新チャンピオン!)
Dカナディアン王座戦:ケニー・ザ・バスタード(ch)vs.キッド・カミカゼ
Eフレッド・ラ・マルベイル、マックス・ボイヤーvs.クレイジー・クラッシャー、プレイヤー・ウノ
Fビーフ・ウェリントンvs.エル・ジェネリコ
Gハードコア・ニンジャズ、ダミアンvs.フランキー・ザ・モブスター、2.0
HIWS王座戦、バーブド・ワイヤー・マッチ:エクセス(ch)vs.ヴァイキング