FIP:Rise of the New Dawn The Best of CM Punk Vol.2の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
またもやパンクの個人物が作られました。
ザ・ニュー・ドーンというユニットの長になっていた頃のベスト版です。
ROH ShopでFIPを3本を買えばタダで手に入る非売品。
総時間2時間35分です。
試合前のマイクを収録。
@CMパンクvs.アントニオ・バンクス(New Year Classic 05)
WWEでも実現しそうなカードですね。
アズリエルを手下に引き連れパンクがへなちょこヒール道をまっしぐら。
MVPは所作に新人らしさが残っている物の見所はあります。
平均レベル。
この日のメイン、ホミサイドvs.ギブソン戦終了後に
乱入するもロデオに乗せられ転げ落ちるという失態を。
Aアズリエルvs.ジェームス・ギブソン(Unfinished Business 05)
元はプーマが相手だったがパンクがぼこぼこにしたため、このカードに。
悪くはなかった物の最後でパンクが手を出しDQ。
ハイライトで良かったのに。
試合後リンチしているとホミサイドが現れたため撤退。
宿敵ホミサイドとギブソンが組んで
ニュー・ドーンとエニシング・ゴーズで対決することに。
Bエニシング・ゴーズ:CMパンク、アズリエルvs.ホミサイド、ジェームス・ギブソン(Unfinished Business 05)
で、この試合ですが。
エニシング・ゴーズといっても終盤会場の外に出るだけ。
弱小団体ですからトラックの荷台へのショルダー・スルーで精一杯です。
そういう訳で基本は普通のタッグですが
ニュー・ドーンがユニット組んでる割に意思の疎通ができていないのが目立ちます。
タッグ要素を使おうという姿勢は見られるんですけれども。
平均レベル。
ニュー・ドーンに車椅子マネージャー、ビーズリーが加入。
CCMパンクvs.プーマ(New Dawn Rising 05)
せっかく大会名にまでなっているのに
良い試合が出来ないのがパンク。
噛み合わずチープ・フィニッシュで少し悪い試合。
この頃からアズリエルが脱退したのか姿が見えません。
DCMパンクvs.ブライアン・ダニエルソン(Dangerous Intensions 2/12/05)
ニュー・ドーンを率いるトップ・ヒールのパンクが試合前に
FIPはエニシング・ゴーズがモットーだが俺はずるしなくても勝てるぜ、とアピール。
しかし試合が始まれば、怪我した振りで主導権を握り、
最後は言い訳つかない角材によりチープに勝利を奪取。
人を食った見事なヒールっぷりです。
前半のレスリングは上質でしたし、
後半の攻防も動きを連続してディレクションしてのカウンターという形が出来ている。
只残念なのは当時のアメドラがエアプレイン・スピンで目を回すようにコミカル色が結構入っているという事。
抗争始めという事もありちょっと緩い雰囲気が漂っていて
ベビーフェイス/ヒールのヒートが中核に据えられていたとは言いがたいのです。
中々良い試合ながら後の3本勝負とセットで特に薦めたくなる程ではない。
試合後ブライアンが再戦を要求。
ロメロ相手に防衛したホミサイドに襲いかかるも
角材を持ったアメドラに追い出される。
翌日のアメドラ戦の抱負を述べるパンク。
そこにギブソンが現れその前に俺を倒してみろ、
ということになり試合が組まれることに。
同日アメドラはストロングを破り快調。
そこにパンクが襲撃。
ギブソンが現れ次の試合へ。
Eチャレンジ・マッチ:CMパンクvs.ジェームス・ギブソン(With Malice 3/25/05)
この頃パンクはROH王者になっているので
チャレンジ・マッチと銘打たれています。
中々戦おうとしないパンクをアメドラがリングに入れるという形で試合開始。
序盤はギブソンの脚攻め、
中盤はパンクが場外戦から腰攻め
終盤は一進一退の攻防を、という内容。
FIPのメインと言うことを考えれば御の字。
中々良い試合でした。
総評
パンクの魅力の一つであるマイク・アピールが結構収録されています。
試合の質もROHでも高くないのでまずまずか。
しかしそれにしてもアメドラとの3本勝負という素晴らしい試合の前で
わざと打ち切るなんて、また作るつもりなんでしょうか。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@CMパンクvs.アントニオ・バンクス(New Year Classic 05)Aアズリエルvs.ジェームス・ギブソン(DQ)(Unfinished Business 05)
Bエニシング・ゴーズ:CMパンク、アズリエルvs.ホミサイド、ジェームス・ギブソン(Unfinished Business 05)
CCMパンクvs.プーマ(New Dawn Rising 05)
DCMパンクvs.ブライアン・ダニエルソン(Dangerous Intensions 2/12/05)
Eチャレンジ・マッチ:CMパンクvs.ジェームス・ギブソン(With Malice 3/25/05)