TOPアメリカン・プロレス注目インディー →FIP:Dangerous Intentions 4/26/08

FIP:Dangerous Intentions 4/26/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

総時間約2時間20分です。

スティーブンスがモヒカンを剃られた映像を収録。

@ チェイスン・ランス対ジグソウ
 何も無い軽いアクション。
 悪い試合。
 試合後YRRがジグソウをリンチ。
 ジェイ、エリーズが蹴散らしタッグ王座挑戦への意欲を語る。 

Aレックス・スターリング対クリス・ジョーンズ
 追い出されたハートブレイク・エクスプレスは
 ハートブレイク・エンタープライジズと改名して生き残っている様子。
 もう見なくてすむと思っていたのに・・・。
 このHEがレックスについていて介入し手助けする内容。
 悪い試合。

Bダミエン・ウィン対セス・ディレイ
 このダミエンもHEの仲間。
 そしてクオリティも大して変わらない。
 見れる事は見れるが悪い試合。

 ストロングが現れRedefinedでのベルト誤爆について弁明し
 今回は正々堂々戦うという。
 今回もベビー対ベビーになるのか?

Cフロリダ・ヘリテイジ王座戦:サル・リナウロ(ch)対デリリウス
 リナウロがヘタレで
 最初に場外へ長いこと逃げて途切れたりと
 とにかくスロー・ペース。
 途中から、ある程度挽回するも少し悪い試合。

Dブラック・マーケット対ダーク・シティ・ファイト・クラブ
 早々にレフェリーをKOした後
 場外で投げたり観客席に投げ込んだりする乱闘物。
 最後はDCFCがBMを丸焼きにしようとガソリンをかけるも
 他のベビー陣が助けに駆けつけ難を逃れる。
 適当な上に長ったらしいですね。
 悪い試合。

Eデイビー・リチャーズ対タイラー・ブラック
 リチャーズが腹を中心に攻めて支配し
 タイラーが身体能力で反撃、というもの。
 ヒール対ヒールなので最初は盛り上がりがいまいちでしたが
 途中から調整して最後は結構な盛り上がりに。
 まあまあ良い試合。
 試合後YRRがタイラーを襲撃。
 それに対してエリーズ、ジェイも現れ次の試合に雪崩れ込む。

Fタッグ王座戦:ケニー・キング、ジェイソン・ブレイド(ch)対ジェイ・ブリスコ、オースチン・エリーズ
 乱闘、孤立、解放、クライマックス。
 よくあるタッグの光景です。
 平均より少し上。

 タイラーが現れ次回ジェイコブスを呼んで
 YRRからタッグ王座を奪ってやると宣言。

GFIP 王座戦、ラスト・マン・スタンディング:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・スティーブンス→詳細
 前半は腰への椅子攻撃を見せたりする乱闘形式、
 後半はリングで椅子を絡めた大技等で追い込み合う、というのが試合内容。
 さて感想ですが率直に言うと期待外れだったな、と。
 今回椅子が中心になっていますけれども
 わざわざ腰を狙っているため中途半端なんですよね。
 もう1人加えて3ウェイにしROHで見せた同じ乱闘物、
 そして、いつものチョップやバック・ブリーカー合戦の執着的戦法の方が
 よりハードに、より遺恨戦にふさわしいように見える。
 何故かと考えるに、やっぱり短期間に何度もやり過ぎなんでしょうねぇ。
 やる方もいつもと違って今回は、とか
 無駄に考えを巡らしてしまい本道を見失う・・・。
 期待外れの、中々良い試合程度でした。
 次回のドッグ・カラー・チェイン・マッチはどうなるかな。
 マディソンとは好勝負を残しているが。
 そういやマディソンはどこに行ったんでしょう。
 
総評
 ROH勢に良い所を取られたせいか
 最近FIPオリジナルがまたどうしようもなくなってますね。
 そんな中で目玉が外れると大会としてはきついです。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

GFIP 王座戦、ラスト・マン・スタンディング:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・スティーブンス  
  入場してきたストロングにスティーブンスが襲いかかる。
  柵にぶつけ水を吹きかける。
  殴り返してきたストロングをエプロンに叩きつける。
  ストロングが苦し紛れにロー・ブロー。
  スティーブンスはストロングを抱えると鉄柱に叩きつける。
  ストロングがサミングから腰に椅子を叩きつける。
  抱えてから場外コンクリートにスラム。
  カウント4。
  腹を椅子で突いたりする。
  スティーブンスが反撃。
  腰に椅子攻撃。
  カウント6。
  2度、3度と叩きつける。
  カウント7。
  再び振り上げる。
  ストロングは蹴りつけて逃れると椅子の上へのサイド・スラム。
  カウント6。
  スティーブンスが振り返しストロングを壁にぶつける。
  テーブルの上へのボディ・スラム。
  カウント6。
  ストロングが反撃し腰に椅子を2発。
  柵を持つと投げつける。
  カウント6。
  チョップ。
  エプロンに柵をたてかけると、そこへのボディ・スラム。
  カウント8。
  戦場はリングへ。
  ストロングが4コーナーに椅子を設置する。
  スティーブンスが不意を突いて殴りつけて行き
  4コーナー全ての椅子に投げつける。
  カウント8で起き上がった所に突進。
  ストロングは防いで延髄切り。
  カウント7。
  コーナーに乗せる。
  抵抗するスティーブンスにフォア・アームズ+チョップを浴びせると
  ターン・バックルへのサイド・スラム。
  カウント9。
  挑発する。
  頭突きをしてきたスティーブンスの腹に蹴りを叩き込んでから椅子へのギブソン・ドライバーを狙う。
  スティーブンスは逃れると椅子へのTKO。
  ストロングがカウント6で場外に逃げる。
  スティーブンスがエプロンからダイビング・ショルダー・タックル。
  チョップ。
  ストロングがスティーブンスを肩から鉄柱にぶつける。
  起き上がった所に腰へ椅子攻撃。
  頭にも1発。
  カウント8。
  ストロングはその間に場外へ椅子を立て詰めトラップを作る。
  そしてエプロンからトラップへのハーフネルソン・バック・ブリーカーを狙う。
  スティーブンスはロープを掴んで防ぐとドクター・ボムの体勢。
  ストロングはロープを掴んで防ぐとトラップへのハーフネルソン・バック・ブリーカー。
  スティーブンスは柵にしがみつき何とかカウント9で起き上がる。
  スティーブンスをリングに戻すと担ぎ上げる。
  スティーブンスは逃れるとジャーマンからスプラッシュ、ラリアット。
  そしてドクター・ボム。
  ストロングが何とかカウント9で起き上がる。
  雪崩式ドクター・ボムを狙う。
  ストロングは抵抗すると腕に蹴りを放つ。
  スーパープレックスを決める。
  ダブル・ニー・ガット・バスターにビッグ・ブーツと続け
  そしてギブソン・ドライバー。
  ロープにしがみつきカウント9で起き上がる。
  そこにストロングがビッグ・ブーツ。
  カウント7で起き上がった所にもう1発。
  カウント5で起き上がった所に3発目。
  カウント6で起き上がった所に4発目。
  殴り、蹴り、コーナーの椅子に押し当てると
  椅子をかぶせてビッグ・ブーツ。
  流石のスティーブンスも完全にダウンしカウント10!  
  ストロングの防衛!

試合結果

@チェイスン・ランス対ジグソウ
Aレックス・スターリング対クリス・ジョーンズ
Bダミエン・ウィン対セス・ディレイ
Cフロリダ・ヘリテイジ王座戦:サル・リナウロ(ch)対デリリウス
Dブラック・マーケット対ダーク・シティ・ファイト・クラブ(ノー・コンテスト)
Eデイビー・リチャーズ対タイラー・ブラック
Fタッグ王座戦:ケニー・キング、ジェイソン・ブレイド(ch)対ジェイ・ブリスコ、オースチン・エリーズ
GFIP 王座戦、ラスト・マン・スタンディング:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・スティーブンス