FIP：Unfinished Business 3/22/08の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
総時間約２時間２０分です。
スティーブンスがモヒカンを剃られた映像を収録。
① エリック・スティーブンスvs.シェイン・ハガドーン
一応ROHに姿を見せているだけはあり
ハガドーンがパワー･ファイターへの定番の対策、
脚攻めを見せ
少し悪い試合としました。
しかしスティーブンスがオープニングというのは
何とも勿体無いですね。
試合後ストロングがスティーブンスを襲撃。
②ダークシティ・ファイト・クラブvs.マイルズ・ロング、シェイン・スウィフト
前回大会に突然現われたギャング風の男２人は
コーリー・チェイビスとジョン・デイビスでありDCFCと名乗る。
この新タッグのためのスカッシュ･マッチです。
③エルニー・オサイラスvs.クリス･ジョーンズ
時間つぶしの軽いアクション。
悪い試合。
試合後DCFCが２人を襲撃。
④タイラー･ブラックvs.ジェイソン･ブレイド
タイラーにキャリーされながら
ブレイドが攻防、ヒール･プレイ面で頑張りました。
平均レベル。
試合後YRRがタイラーを襲撃。
ブリスコズが助けに来てブリスコズvs.リナウロ、キングが始まったのですが
すぐにランスが乱入しリンチ。
ここにデリリウスが現われ次の６マン･タッグに変更となる。
⑤デリリウス、ブリスコ･ブラザーズvs.サル･リナウロ、ケニー･キング、チェイスン･ランス
タッグの基本を押さえた20分ものロング･マッチ。 YRRがユニットを組んでいるだけあって
ROH組にそれ程ひけを取らなかったのと
デリリウスがFIPの客に馬鹿受けしていたのが印象的ですね。
中々良い試合です。
ハートブレイク･エクスプレスが現われ
これからはハートブレイク・エンタープライジズとしてマネージャー業をやっていくと言う。
まず売り出すのはダミエンとレックスだと言う。
⑥ジグソウ、セス･ディレイvs.ダミエン･ウェイン、レックス･スターリング
ダミエン、レックスがどんなレスラーかを示し
魅力的に見せる、という紹介試合としての
役割を見事に果たしている。
悪くない試合。
⑦ROH王座戦：ナイジェル･マッギネス（ch）vs.ラリー･スウィニー
相手がスウィニーという事で
久しぶりにベビーのナイジェルが見れます。
試合は当然スウィニーが道化を演じるファン･マッチ。
楽しめましたが、これ程勝敗の分かりきった試合もない訳で
もっとあっさりしても良かったかな。
平均レベル。
⑧FIP王座戦：ロデリック･ストロング（ch）vs.オースチン・エリーズ
中身はストロングが逃げ腰ながら
１度主導権を握ると腰を集中攻撃して、という感じですが
それはどうでも良い。
とにかくここで書いて置かなければならないのは
ひどすぎるフィニッシュ。
突然さっきまでベビーだったナイジェルが現われ
両者にベルトを叩き津ケルンですね。
たまたまストロングがリングに、
エリーズが場外にいて、それでそのままかウントアウト。
まさに試合をぶち壊し、
しかもナイジェルと２人に遺恨が生まれるという
ストーリーが始まる訳でもなく後にまったくつながらない。
これはひどい。
これでランクを落として、まあまあ良い試合程度。
総評
メインが只の外れなら残念だった、ですむけれど
意図的（それも無計画による）に外されると後味は悪い。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
①エリック・スティーブンスvs.シェイン・ハガドーン②ダークシティ・ファイト・クラブvs.マイルズ・ロング、シェイン・スウィフト
③エルニー・オサイラスvs.クリス･ジョーンズ
④タイラー･ブラックvs.ジェイソン･ブレイド
⑤デリリウス、ブリスコ･ブラザーズvs.サル･リナウロ、ケニー･キング、チェイスン･ランス
⑥ジグソウ、セス･ディレイvs.ダミエン･ウェイン、レックス･スターリング
⑦ROH王座戦：ナイジェル･マッギネス（ch）vs.ラリー･スウィニー
⑧FIP 王座戦：ロデリック･ストロング（ch）vs.オースチン・エリーズ（カウントアウト）