TOPアメリカン・プロレス注目インディー →FIP:New Year's Classic 1/12/07

FIP:New Year's Classic 1/12/07の分析


名勝負 なし
好勝負 ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンスvs.Shingo、ジミー・レイブ(DPA)

1枚、約2時間15分です。

◆YRRが登場。スティーブンスを叩きのめすために
 オルブライトを雇ったという。

 アリソン・デンジャーが私と戦いなさい、とYRRのダフニーを呼び出す。
 しかしダフニーは他のメンバーと共にリングに上がりデンジャーを取り囲む。
 セス、スティーブンス、ブラック・マーケットが助けに現れる。
 ケニーとセスはそのまま試合に。

@セス・ディレイvs.ケニー・キング(YRR)
Aクラウディオ・キャスタニョーリvs.シェイン・ハガドーン(DPA)

◆フェイス・ターンしたハートブレイク・エクスプレスがファンに感謝を示す。
 ザイオンが現れファンの指示を得たいんだろ、といって道化を演じろ、と言う。
 エクスプレスはお前を叩きのめす事に決めた、
 パートナーを連れてくる時間をやる、と言う。
 ザイオンは舞台袖にいたプリモーを無理やり引っ張ってくる。

Bハートブレイク・エクスプレス、ペレ・プリモー、シーマ・ザイオン
 
◆エヴァンスが登場。日本で活動するために離れる前はDPAに属していた事を話す。
 パラザック率いるDPAが現れエヴァンスを襲撃。
 ロデリックが助け出す。

Cサル・リナウロ(YRR)vs.グラン・アクマ
 YRRの介入からサルが勝利。
 試合後も甚振ろうとする。
 ブラック・マーケットらが助けに駆けつける。
 その流れからタッグを行う事に。

Dスティーブ・マディソン、チェイスン・ランス(YRR)vs.ブラック・マーケット
 またしても卑怯なやり口でYRRが勝利を掠め取る。

Eジミー・ジェイコブスvs.ラリー・スウィニー
Fバウンティ・マッチ:エリック・スティーブンスvs.ブレント・オルブライト
 試合後YRRがスティーブンスをリンチ。
 マディソンが明日のドッグ・カラー・マッチでお前のキャリアを終わらせてやるという。
 ブラック・マーケットが現れYRRを追い払う。

Gロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンスvs.Shingo、ジミー・レイブ(DPA)
 エヴァンスがレイブに逃げられたのでフェイク・ダイブへ、という
 良くある流れを見せるも、そこで控えのロデリックがエプロンから飛びエルボーを打ち込む。
 本来それだけで通用するのに更に+1をのっける意欲的なファイトです。
 ロデリック/エヴァンスがパートナーを物として扱うダイナミックな合体技を見せて盛り上げた後は、
 DPAが介入からエヴァンスを孤立させる展開となります。
 それ以前のカットからShingoがハイ・テンポな流れの下地を作っていたのには感心しましたね。
 孤立から良い流れを作るとストロングがそれを加速させる。
 この日は取り分け緩急の急に注意を割いていましたね。
 ハイ・テンポで双方が連携により仕留めようと攻防を繰り広げ、
 FIPの中でも屈指のタッグ・マッチとなっています。
 ぎりぎり好勝負。

総評
 各グループの抗争がしっかり提示されています。
 セミ、メインで質を大きく稼いでいてまずまずの大会。
 (執筆日:1/15/12)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@セス・ディレイvs.ケニー・キング(YRR)
Aクラウディオ・キャスタニョーリvs.シェイン・ハガドーン(DPA)
Bハートブレイク・エクスプレスvs.ペレ・プリモー、シーマ・ザイオン
Cサル・リナウロ(YRR)vs.グラン・アクマ
Dスティーブ・マディソン、チェイスン・ランス(YRR)vs.ブラック・マーケット
Eジミー・ジェイコブスvs.ラリー・スウィニー
Fバウンティ・マッチ:エリック・スティーブンスvs.ブレント・オルブライト
Gロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンスvs.Shingo、ジミー・レイブ(DPA)