FIP:Evening the Odds 11/11/06の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | イリミネーション・マッチ:ロデリック・ストロング、ブリスコ・ブラザーズ、エリック・スティーブンス、ペレ・プリモーvs.ブライアン・ダニエルソン、Shingo、シェイン・ハガドーン、デイビー・リチャーズ、スティーブ・マディソン |
2時間10分です。
メインでストロング・チームvs.アメドラ・チームの5vs.5が行われることがアナウンスされる。
参加者はメインまでの間に決められることになるが
既にアメドラ・チームには同じDPアソシエイトのShingoとハガドーンが参加する事が決定している。
DPアソシエイトがプリモーを呼んで痛めつけていると
ストロングが現れブリスコズが自チームに入ると言い、DPアソシエイトを追い払う。
助けられたプリモーはリベンジしたいといってメンバーに加えてくれと頼み了承される。
@ハートブレイク・エクスプレスvs.レット・タイタス、アレックス・ペイン
エクスプレスはマーケットとのケージ・マッチを次大会に控えているため
「撹乱されるも力を見せつけ最後は凶器を使う」と言う物。
なんでこのチームが人気あるのだろう。
悪い試合。
リチャーズが出てきてDPアソシエイトは嫌いだが
ストロングのFIP王座を奪うためチームに入ってやるという。
Aカナディアン・クルーガーvs.ジェイク・マニング
まったく見所がない。
ひどい試合。
Bブラック・マーケットvs.ビノ・ガンビーノ、ジャック・マンレイ
こちらもプロモ的な意味合いが含まれてますね。
悪い試合。
試合後エクスプレスとマーケットが乱闘しフェード・アウト。
Cサル・リナウロvs.エリック・スティーブンス
ヘタレなリナウロが腕攻めでパワーを封じ込める内容。
最後は反撃されるもマディソンの援護を受けリナウロの勝利です。
やや退屈ながらメインへの伏線含めしっかりと演じた内容でまあまあ良い試合。
試合後パラザックがマディソンをアメドラ・チームに引き入れる。
Dケニー・キングvs.ジェリル・クラーク
チープ・フィニッシュながら幾つか見所はあったか。
少し悪い試合。
スティーブンスが出てきてストロング・チームに入った事を宣言。
メインで抗争中のスティーブンスとマディソンが激突する事に。
Eセス・ディレイvs.チェイスン・ランス
両者の安定した能力による攻防と
適度なダフニーの介入で構成された試合で平均レベル。
Fイミネーション・マッチ:ロデリック・ストロング、ブリスコ・ブラザーズ、エリック・スティーブンス、ペレ・プリモーvs.ブライアン・ダニエルソン、Shingo、シェイン・ハガドーン、デイビー・リチャーズ、スティーブ・マディソン
FIPだからこそ実現したこの試合。
一般的にインディーでこれだけ多人数だと
試合を構築するのがかなり困難になるのですけれど・・・
いやはや見事に作れていますね。
洗練された展開で23分という時間に集約できています。
前振りを活かしていますし素晴らしいですね。
しかしながら1対3で終わったり
プリモー、ハガドーンがやっぱり数合わせであったように、
でき得る最大限の物を作った訳ではありませんし、
またインディーならではの見た目に栄える技巧的、面白い攻防も見られません。
しかしながら特化していないというだけで
両方向とも高レベルであり
完成度の高い試合ではあったんですけどね。
ぎりぎり好勝負。
総評
正直メイン・オンリーで、必見という訳ではないですが
こういうのは滅多に見られない試合形式ですからね。
興味があれば検討しても良いかと。
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
Fイリミネーション・マッチ:ロデリック・ストロング、ブリスコ・ブラザーズ、エリック・スティーブンス、ペレ・プリモーvs.ブライアン・ダニエルソン、Shingo、シェイン・ハガドーン、デイビー・リチャーズ、スティーブ・マディソンリチャーズは一緒に出てくるが他と絡むのを拒んでいる。
プリモーとアメドラで試合開始。
アメドラはロープに押しつけTell 5 Refereeと馬鹿にする。
プリモーはお返しにチョップを打ちヘッド・シザース。
アメドラは慌ててハガドーンに交代。
ハガドーンはプリモーに殴りかかりトーチャー・ラック。
プリモーは逃れるとアーム・ドラッグで腕を取り捕まえる。
ハガドーンはジェイにカウンターで蹴りを入れるとShingoに交代する。
ジェイはShingoにバック・ドロップを決めスティーブンスに交代。
ボディ・スラムを狙う。
Shingoは自陣に押し込み逃れると共にマディソンと交代。
マディソンはボディ・スラムを決める。
スティーブンスはアメドラにアトミック・ドロップを決め交代。
ジェイはストロングとダブル・ショルダー・タックルを決める。
アメドラはジェイにサミングを決めるとハガドーンに交代。
ジェイはドロップ・キックを決めるとマークに交代。
ハガドーンがニー・ストライクからブレーン・バスターでカバー。カウント2。
ジェイはマディソンにショルダー・スルーを決めるとプリモーに交代。
プリモーがドロップ・キックからカバー。
アメドラのカットから両軍入り乱れる。
場外に戦場は移りリングにはプリモー、ハガドーンとアメドラ。
プリモーはダブル・ショルダー・スルーを防ぐとドロップ・キック。
モンキー・フリップでアメドラをハガドーンにぶつけてからアメドラにスタナー。
マディソンが入ってきてクローズライン。
ツームストンで1,2,3!
プリモーが脱落(11分)!
スティーブンスがマディソンに襲いかかる。
しかし痛めている腕を攻められ捕まる。
マディソンがショルダー・ブリーカーを決めパイル・ドライバーへ!
スティーブンスは逃れると丸め込み1,2,3!
マディソンが脱落(12分)!
納得行かないマディソンがスティーブンスに襲いかかり再び乱闘。
マディソンはスティーブンスを肩から鉄柱にぶつける。
アメドラがスティーブンスにチキン・ウィング・クロス・フェイスを決め気絶させる!
スティーブンスが脱落(13分)!
ストロングとブリスコズは円陣を組んで気合を入れる。
マークがリングに入るもリチャーズの蹴りを食らい捕まる。
マークはアメドラにエルボーを入れるとストロングに交代。
ストロングは相手の控えを落としてからアメドラに襲いかかる。
アメドラがカウンターでキッチン・シンクを入れチキン・ウィング・クロス・フェイスへ。
ストロングはジョー・ブリーカーに切り返すとギブソン・ドライバーで1,2,3!
他のメンバーがカットにいったが間に合わず大将のアメドラが脱落(16分)!
ハガドーンがストロングを自陣に押し込み捕まえる。
ハガドーンとShingoがダブル・ブレーン・バスターを狙う。
ブリスコズが入ってドロップ・キックでカット。
ブリスコズが控えを落としている隙に
ストロングはハガドーンにバック・ブリーカーからボストン・クラブを決めタップさせる!
ハガドーンが脱落(17分)!
ブリスコズがShingoにレイザーズ・エッジ+ネック・ブリーカーを狙う。
ハガドーンがジェイを場外に引きずり出し阻止する。
ShingoがマークにDDTを決めカバーするもカウント2。
クロス・フェイスを決める。
ストロングはカットするもリチャーズに落とされる。
Shingoはマークをコーナーに固定しロー・ブロー。
担ぎ上げる。
マークが逃れバックの取り合い。
Shingoがバックを取りエプロンのリチャーズ目がけ押し込む。
リチャーズはフォア・アームズを打つも避けられShingoに誤爆。
すかさずジェイが入りリチャーズを落とすとShingoにレイザーズ・エッジ+ネック・ブリーカーを決め1,2,3!
Shingoが脱落し残りはリチャーズのみ(19分)!
リチャーズはリングに入るとブリスコズのダブル・クローズラインを避け控えのストロングを殴り落とす。
ロープを下げブリスコズを落とすと3人目がけブランチャ。
ストロングをリングに入れるとギブソン・ドライバーを狙う。
ストロングはコーナーに押し込み逃れるとコーナーに振る。
リチャーズはカウンターで蹴りを入れるとトルネードDDT。
カバーするもカウント2。
ストロングが振り返すとブリスコズがリチャーズを捕らえバック・ブリーカー+ダイビング・ニー・ドロップ。
リチャーズを捕まえ連続攻撃を決めていく。
カバーするもカウント2。
リチャーズはブリスコズの連係技を避けるとハリケーン・ラナにレッグ・ロック・ベリー・トゥー・ベリー。
ジェイのクローズラインを避けエプロンのマークに誤爆させる。
ジェイが気遣いリングを降りる。
ストロングがこっそりリングに入りリチャーズの隙を突きロール・アップ。カウント2。
ボストン・クラブを狙う。
リチャーズが丸め込みに返す。カウント2。
ロープに振られたリチャーズはハンドスプリング・キックを決める。
ランニング・フォア・アームズからロープに走る。
ストロングがカウンターでバック・ブリーカー。
続けてブリスコズがスパイク・ジェイ・ドリラーを決めストロングがカバーで1,2,3!
ストロング・チームの勝利(23分)!
試合結果
@ハートブレイク・エクスプレスvs.レット・タイタス、アレックス・ペイン(DQ)Aカナディアン・クルーガーvs.ジェイク・マニング
Bブラック・マーケットvs.ビノ・ガンビーノ、ジャック・マンレイ
Cサル・リナウロvs.エリック・スティーブンス
Dケニー・キングvs.ジェリル・クラーク
Eセス・ディレイvs.チェイスン・ランス
Fイリミネーション・マッチ:ロデリック・ストロング、ブリスコ・ブラザーズ、エリック・スティーブンス、ペレ・プリモーvs.ブライアン・ダニエルソン、Shingo、シェイン・ハガドーン、デイビー・リチャーズ、スティーブ・マディソン