TOPアメリカン・プロレス注目インディー →IWA EC:Battle of the Butchers 10/5/04

IWA EC:Battle of the Butchers 10/5/04の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み1時間30分です。

ヒール軍団108のマイク・アピール。

@ザック・ゴーウェンvs.エル・ドランコ
 ザックのWWEでは使えなかったハイ・フライングに
 ドランコのギミックを含めたファン・ムーブも含め
 オープニングにふさわしい楽しめる試合になっています。
 平均レベル。

Aミッキー・ナックルズvs.アリソン・デンジャー
 ヒールのデンジャーがインサイド・ワークで支配するも・・・って内容ですが
 ちょっとまったりやり過ぎましたね。
 悪い試合。

Bクリス・ヒーローvs.クラウディオ・カスタニョーリ
 後に数え歌にもなるカード。
 今回はビッグ・マンが身軽な動きを見せるタイプを選択しましたが
 ヒーローの動きにキレがなく、イマイチな試合になってしまいましたね。
 平均レベルです。

C関本大介vs.イアン・ロッテン
 中々のカードと期待してみたら
 そもそもデス・マッチじゃないという落とし穴。
 かといってもう1つの趣味であるグラウンド・レスリングへの拘りという事でもなく・・・
 軽い気持ちで行われた試合。
 平均レベルです。

Dテーブルズ・マッチ:伊東竜司vs.マッド・マン・ポンド
 他の凶器は使わず、大日本の方に近い内容。
 通常のテーブル葬に加え2段テーブル葬も見れましたね。
 最後はレフェリー誤爆から乱入で幕。
 平均より少し上。

Eアブドゥーラ・ブッチャーvs.ネクロ・ブッチャー
 試合時間は5分。
 ネクロが奇襲から釘攻撃を繰り出すと
 アビーが怒って各種凶器をお馴染みのムーブで打ちつけ幕。
 まあアビーも60歳を越えてますし
 組まれた事に意味がある試合ですのでね。
 一部ファンには見逃せないメインです。

総評。
 IWA-ECの旗揚げ興行。
 中々のカード構成の割りに
 中身はそれ程振るわず。
 しかしECの最大の魅力は他では組めないカード構成にあり
 今回のメインはまさにそれですから良いんじゃないですか。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Eアブドゥーラ・ブッチャーvs.ネクロ・ブッチャー
  エプロンに上がったアビーにネクロが襲いかかる。
  パンチにヘッド・バッド。
  ビッグ・ブーツを何度も叩き込んでいく。
  何とかアビーがリングに入る。
  ここでネクロがまさかの釘攻撃。
  何度も打ちつけ流血させる。
  釘で刻み付ける。
  アビーは瓶を割り破片を入手。
  頭を抱え込むとその破片を打ち付ける。
  ネクロが流血。
  2発。3発。
  今度はフォーク攻撃で更に流血させる。
  ロープに振ると地獄突き。
  エルボー・ドロップで1,2,3!
  アビーの勝利!
  アビーは去っていくもネクロが起き上がるのを見ると戻ってくる。
  入場口のセットにぶつけ看板を叩きつけ退場。

試合結果

@ザック・ゴーウェンvs.エル・ドランコ
Aミッキー・ナックルズvs.アリソン・デンジャー
Bクリス・ヒーローvs.クラウディオ・カスタニョーリ
C関本大介vs.イアン・ロッテン
Dテーブルズ・マッチ:伊東竜司vs.マッド・マン・ポンド
Eアブドゥーラ・ブッチャーvs.ネクロ・ブッチャー