TOPアメリカン・プロレス注目インディー →IWA DS:Carnage Cup 6 4/10/10

IWA DS:Carnage Cup 6 4/10/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚、約2時間35分です。

@1回戦、バーブド・ワイヤー・インサニティー:デイビッド・デイvs.ヴァイパー
 通常試合ではなくデス・マッチをする事によって足りない部分が補われるという事がまったく無い内容。
 最後はトラック上から蛍光灯+有刺鉄線トラップに落とすスポットがあったけど決勝に取っておけばよかったのでは、と思ふ。
 悪い試合。

A1回戦、カーペット・ストリップス&サムタックス:フリークショウvs.TJフィリップス
 画鋲、テーブル、流血量と視覚的インパクトの強さで格好はついています。
 数ある凶器の中でナイフに手を出したら負け、という気概ぐらい持って欲しい物だけど所詮フリークショウだしねぇ。
 平均レベル。 

B1回戦、レイザー・ボード、バーブド・ワイヤー・ボード、ペンシル・ボード、ライト・チューブ・ボード:コーディ・クルーガーvs.ジェイソン・ヴェイン
 容姿から強さで勝負できるかと思いきや
 よたよたのしょぼい攻防からスポットに持って行くこけおどし野郎です。
 フィニッシュもレッグ・ロックとかありえない。 
 ひどい試合。

C1回戦、ケヴィン・ブリングス・ザ・ウェポンズ:インセイン・レーンvs.コーナーストーン
 レーンがテンションの高さを観客に伝染させていますが、
 やってる事は基本レベルの凶器の叩きつけ合い。
 ファンズではなくケヴィンになっている割に、変わった凶器はまったく無く拍子抜けです。
 後半のスポットも突きぬけず並んでいるだけです。
 少し悪い試合。

Dトーナメント・レフトオーバーズ・マッチ:ビルドvs.ダミエンvs.ライアン・リード
 トーナメントに漏れた3人が無秩序に絡みます。
 かといって観客を無視して成り立つような売りはまったくない。
 いつの間にか終わってるような内容。
 ひどい試合。

Eショーン・テンパーズvs.ジェイ・クリントンvs.ホワイト・タイガー
 テンパーズ、クリントンがもめながらも協力関係を続けていく内容ですが、
 そんな繊細な物を描ける分けもなくグダグダ。
 タイガーも動きが悪くベビーフェイスとしての魅力なし。
 ひどい試合。

FIWA-DS王座戦:クリスジャン・ヘイム(ch)vs.ジェシー・エメルソン
 他より見れるというだけで、とてもとても団体の名を冠する王座を背負う事は出来ない。
 悪い試合。

G決勝、ケージ、ウェポンズ&ライト・チューブス:インセイン・レーンvs.デイビッド・デイvs.コーディ・クルーガーvs.フリークショウ
 時間差入場による無駄な水増しをした後は、
 4人という人数が狭い場所に閉じ込められた結果、
 何の意味もない凶器の叩きつけ合いをひたすら続ける。
 ケージ上ダイブや迫力ある場面もあるにはあったが長すぎるし、
 唯一価値のあるレーンvs.フリークショウをもっと高く位置づけなければいけませんね。
 そして最後は驚くべき事に乱入が絡んだエスケープ・ルールで決着。
 逃げた奴が優勝なんてデス・マッチの風上にも置けぬ形式です。
 ゲンナリ。
 悪い試合。
 
総評
 正直言ってもう潰れても良いや。
 (執筆日:6/9/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦、バーブド・ワイヤー・インサニティー:デイビッド・デイvs.ヴァイパー
A1回戦、カーペット・ストリップス&サムタックス:フリークショウvs.TJフィリップス
B1回戦、レイザー・ボード、バーブド・ワイヤー・ボード、ペンシル・ボード、ライト・チューブ・ボード:コーディ・クルーガーvs.ジェイソン・ヴェイン
C1回戦、ケヴィン・ブリングス・ザ・ウェポンズ:インセイン・レーンvs.コーナーストーン
Dトーナメント・レフトオーバーズ・マッチ:ビルドvs.ダミエンvs.ライアン・リード
Eショーン・テンパーズvs.ジェイ・クリントンvs.ホワイト・タイガー
FIWA-DS王座戦:クリスジャン・ヘイム(ch)vs.ジェシー・エメルソン
G決勝、ケージ、ウェポンズ&ライト・チューブス:インセイン・レーン(優勝!)vs.デイビッド・デイvs.コーディ・クルーガーvs.フリークショウ