TOPアメリカン・プロレス注目インディー →IWA DS:Carnage Cup 4 10/4/08

IWA DS:Carnage Cup 4 10/4/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み約2時間35分です。

屋外興行です。観客は20人ぐらいか。

@1回戦、バーブド・ワイヤー・マサカー:フリークショウvs.ヘラウェア・アサシン
 まず試合云々より今回映像としての出来がひどい。
 視点がころころ切り替わる上に揺れ動くので見にくい事この上ない。
 試合も太っているレスラーに有刺鉄線扱わせちゃ駄目なのは定番でぐだぐだな内容。
 ひどい試合。

A1回戦、レイザーズ・エッジ・デス・マッチ:プロフェットvs.マイク・レヴィー
 他にまともな選手はいないんでしょうか。
 こんな試合のどこらへんに火炎ラリアットをする必然性があるんでしょうか。
 ひどい試合。

B1回戦、デビルズ・プレイグラウンド・デス・マッチ:スパイダー・ブードロウvs.SYKO
 4コーナーにそれぞれ蛍光灯が数本ずつおかれているだけ。
 悪魔ってこんな生ぬるい所で遊ぶのか。
 形式に面白さがなければどうしようもない。
 こんな試合のどこらへんにトラックからの火炎テーブル葬を行う必然性があるんでしょうか。
 ひどい試合。

C1回戦、ホーム・ラン・ダービー・デス・マッチ:コーリー・シャディックスvs.ピンキー・サンチェス
 マスクを被っていて金髪っぽいのでピンキーは偽者かもしれませんね。
 まあ、どうでも良いや。
 とにかく過激でもなくファン・マッチとしても見所ないんだから。
 これまたひどい試合です。

D1回戦、ショッピング・カート・デス・マッチ:インセイン・レーンvs.サム・ヘイン
 普通に微妙な蛍光灯マッチです。
 定番のカートに突っ込む自爆スポットとかやる事があるでしょうに。
 フィニッシュも只のエース・クラッシャーって弱すぎ。
 ひどい試合。

E1回戦、Xマークス・ザ・スポット・デス・マッチ:ダニー・ハボックvs.ジャガレイター
 これぐらいのカードが最低ラインであるべきですよ。
 スポットに対して一応の攻防をしてから持っていく。
 只肝心の試合形式。
 これがXの形に重ねた蛍光灯を使うという物で
 過激度でごまかすには軽いですから少し悪い試合程度。
 
F1回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ニック・ゲイジvs.デヴォン・ムーア
 ムーアは積極的にハード・スポットを志願するので
 デス・マッチ・ファイターとしては意外に良いですね。
 他と明らかに違う、エネルギッシュな内容で
 デス・マッチとノーマル・マッチの融合も利いており面白かったですよ。
 まあまあ良い試合。
 
G1回戦、ラダーズ&ライト・チューブス:WHACKSvs.ダニー・デマント
 CZWでハイドとの抗争後見ていなかったWHACKSですが
 体調が悪いようで精彩を欠くファイト内容。
 TOD出場者のデマントもどうも吹っ切れない。
 フラットで特に見所もなく、悪い試合。

H準決勝、ホステル・デス・マッチ:コーリー・シャディックスvs.インセイン・レーン
 ホステルというのは映画から取っているのでしょうかね。
 しかし拷問系の道具がある訳でもなく
 ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズの方が的確でしょう。
 試合は只でさえ準決勝とは思えぬカードなのに
 途中からノーマル・マッチ同然になり最後はコーリーの丸め込みで終了。
 がっかり100%の大番狂わせですね・・・。
 ひどい試合。

I準決勝、ホーム&ガーデンズ・デス・マッチ:フリークショウvs.スパイダー・ブードロウ
 これも微妙なカードですが、まあそれなりに頑張って血を流したんじゃないかなと思います。
 少し悪い試合。
 
J準決勝、ウルトラヴァイオレント・ボーズ・マッチ:ニック・ゲイジvs.プロフェット
 使えないプロフェットをゲイジがお仕置き。
 只往年に比べるとあの負の感情こもった勢いはなく
 スカッシュに過ぎない内容ですね。
 悪い試合。 

K準決勝、バンドルズ・オブ・ジョイ・デス・マッチ:ダニー・ハボックvs.WHACKS
 蛍光灯、蛍光灯束で血を流しましたが
 それに相応するような熱はなかったですね。
 悪くない試合ではありましたが・・・。

L決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー、アンリミテッド・ライトチューブス・バンドルズ、ダブル・テーブル・オブ・デス:ダニー・ハボックvs.フリークショウvs.コーリー・シャディックスvs.ニック・ゲイジ
 会場の音がなくなりor小さくなって更に劣化した映像となりました。
 内容もコーリーは使えないし、フリークショウは体力がきれているしで決勝とは思えません。
 ゲイジとハボックがぶつかった時だけが見所か。
 それなのにゲイジが最初の脱落者だし
 その上フリークショウはゲイジと戦っていたのか途中から脱落扱いになっていた謎の展開があったり。
 悪くない試合程度。

総評
 映像としても内容としてもひどいなんて救えない。
 なんなんでしょう、この凋落振りは。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦、バーブド・ワイヤー・マサカー:フリークショウvs.ヘラウェア・アサシン
A1回戦、レイザーズ・エッジ・デス・マッチ:プロフェットvs.マイク・レヴィー
B1回戦、デビルズ・プレイグラウンド・デス・マッチ:スパイダー・ブードロウvs.SYKO
C1回戦、ホーム・ラン・ダービー・デス・マッチ:コーリー・シャディックスvs.ピンキー・サンチェス
D1回戦、ショッピング・カート・デス・マッチ:インセイン・レーンvs.サム・ヘイン
E1回戦、X マークス・ザ・スポット・デス・マッチ:ダニー・ハボックvs.ジャガレイター
F1回戦、ファンズ・ブリング・ザ・ウェポン:ニック・ゲイジvs.デヴォン・ムーア
G1回戦、ラダーズ&ライト・チューブス:WHACKSvs.ダニー・デマント
H準決勝、ホステル・デス・マッチ:コーリー・シャディックスvs.インセイン・レーン
I準決勝、ホーム&ガーデンズ・デス・マッチ:フリークショウvs.スパイダー・ブードロウ
J準決勝、ウルトラヴァイオレント・ボーズ・マッチ:ニック・ゲイジvs.プロフェット
K準決勝、バンドルズ・オブ・ジョイ・デス・マッチ:ダニー・ハボックvs.WHACKS
L決勝、ノー・ロープ・バーブド・ワイヤー、アンリミテッド・ライトチューブス・バンドルズ、ダブル・テーブル・オブ・デス:ダニー・ハボック(優勝!)vs.フリークショウvs.コーリー・シャディックスvs.ニック・ゲイジ