TOPアメリカン・プロレス注目インディー →IWA DS:2 Xtreme Warfare 9/1/07

IWA DS:2 Xtreme Warfare 9/1/07 の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み2時間30分です。

@リコシェットvs.ジェレク・タイラー
 オープニングという事でハイ・フライングですが
 タイラーはその系統の選手というだけでまだまだ。
 悪い試合。

Aエディ・キングストンvs.サル・リナウロ
 マイク・アピールやら焦らしが長くて
 実態は軽いベビーvs.ヒール物。
 少し悪い試合。

Bエディ・キングストンvs.ハロウィックド
 キングストンが自ら呼び込む形で連戦になったのですが
 前の試合で腕を痛めている事になっている上
 スタミナ切れまで出てくるので微妙な内容に。
 悪い試合。

Cコーリー・シャディックスvs.フィル・ワトソン
 たいしたムーブでもないのに
 練習をしていないのか汚すぎる。
 すぐにフリークショウ、タンク、レーンが乱入してぶち壊してくれました。

DTLCマッチ:カバナ・マン・ダンvs.クリスジャン・ヘイム
 どんなに下手でも凶器が入ると見れるものになるはずなんですけどねぇ。
 この2人、特にマン・ダンの下手さは群を抜いていて
 笑ってしまうようなぐだぐだっ振りでした。
 TLCのCはコメディーのCだったのでしょうかねぇ。
 悪い試合。

Eタイトルvs.タイトル:マイク・クァッケンブッシュ(ds ch)vs.チャック・テイラー(ms ch)
 クラックの気合が入っていて
 いつもより積極的に攻めに出て素晴らしいストレッチを披露していましたね。
 テイラーも女々しいキャラを見せサポート。
 (ちょっと動きがまったり過ぎる気もしますけどね)
 ダブル・タイトル戦につきものの
 不透明決着でもないですし、これは中々良い試合ですよ。

Fバレット・ボブ&ブラッド・アームストロング vs.ラリー・スウィニー、ミッチ・ライダー
 アームストロング親子は一部でレジェンド扱いされている選手ながら
 特に巧みの技は持ち合わせておらず。
 スウィニー、ライダーが只々引き立てているだけの試合です。
 悪い試合。

Gロウ・キーvs.ブレイン・ダメージ
 長身の脳挫傷に対しロウ・キーが打撃で立ち向かうというもの。
 ボディ・スラムもキー・ポイントとなっておりvs.ヘルナンデスを思わせます。
 脳挫傷は攻めタイプなのでvs.ネクロ、ヤンガーなんかと違って
 こういう内容になるのは良いし方向性も合っているのですが、
 相手が大物のロウ・キーだからか脳挫傷の攻撃が控えめになっているため
 デス・マッチ・ファイター故に技量の劣る部分も見えてしまい、
 少し残念な感じもしますね。
 平均的な良試合です。

Hバーブド・ワイヤー・ロープス&バット&チェアー:フリークショウvs.インセイン・レーンvs.タンク
  Cを仲良くぶち壊したように3人の間に遺恨はなく
 これぞデス・マッチというものを見せてやろうぜ、というストーリー。
 面子としては弱さ通り特別過激なスポットはありませんが
 3ウェイならではの密度の濃さは見られますし
 だらだらになる寸前の時間設定を取っているので
 良い感じに仕上がっています。
 平均的な良試合です。
 
総評。
 EやGは良い試合には違いないのですが
 目玉というには物足りないですね。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リコシェットvs. ジェレク・タイラー
Aエディ・キングストンvs.サル・リナウロ
Bエディ・キングストンvs.ハロウィックド
Cコーリー・シャディックスvs.フィル・ワトソン(ノー・コンテスト)
DTLCマッチ:カバナ・マン・ダンvs.クリスジャン・ヘイム
Eタイトルvs.タイトル:マイク・クァッケンブッシュ(ds ch)(新ライト級チャンピオン!)vs.チャック・テイラー(ms ch&light ch)
Fバレット・ボブ&ブラッド・アームストロングvs.ラリー・スウィ ニー、ミッチ・ライダー
Gロウ・キーvs.ブレイン・ダメージ
Hバーブド・ワイヤー・ロープス &バット&チェアー:フリークショウvs.インセイン・レーンvs.タンク