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Beyond Wrestling:Best of Beyond Wrestling 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 フェアウェル・マッチ:ドノヴァン・ダイジャックvs.ウォルター(8/13/17)

@アメリカン・ウルヴズvs.LAX(1/29/17)
 そんなに実績差あったっけ?と思ってしまう程
 ウルヴスがLAXを軽くあしらっています。
 LAX自身も自分の得意な場所で勝負できていませんね。

 一方でLAXが輝けていないのは
 関係性云々だけでなくウルヴスの強度が半端ないのもあります。
 特にデイビーの蹴りは強烈でした。

 後半になるとLAXも連携技でアピール。
 タッグ・ワークがついていかず点でのアピールで格下感を払拭できませんが、
 LAXが孤立し中々タッチできない展開でしたからある意味あっている。

 終盤は形こそまだ整えられる感はあるものの
 情感性は良好で攻防のラッシュはまさに期待通りと言えます。

 対等なドリーム・マッチとして見るとズレを感じるものの
 既に実績のあるトップ・タッグと
 まさに今駆け上がって来ているタッグの対決として見ると熱かった。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:2/?/21)

Aマット・リドルvs.キース・リー(6/24/17)
 翌日はEvolveで再戦が決まっているカード1試合目。
 エースvs.巨躯の構図は変わらないのですが、
 攻守の切り替え数を減らしているために
 一発一発が持ちうる価値を十分に発揮できない形に。
 最後のフィニッシュ含めて
 再戦に比べて内容が薄すぎる。
 ノン・タイトルとはいえメインなのだからこれは頂けない。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:7/?/17)

Bフェアウェル・マッチ:ドノヴァン・ダイジャックvs.ウォルター(8/13/17)
 ダイジャックのBeyond Wrestling最後の試合。
 ウォルターが細かなとこまで気の行き届いたレスリング。
 乱闘などしなくてもその体躯の大きさ、迫力を感じさせますね。
 ダイジャックはその圧力を凌ごうとする受け手役へ。
 ダイジャックの受けも良いのだけど
 受けているダイジャックの大きさを感じさせる
 ウォルターの攻めがただ者ではありません。
 これは最終試合でなかったら
 数え歌にすべきカードでしたね。
 ウォルターのキー技、スリーパーを使って
 終盤は攻防を組み立てましたが、
 少し勿体無いな、と思わせる所もあります。
 つまり手を重ねていけば更に上を目指せたということ。
 もう戦うことがないことを惜しむと同時に、
 最終試合でこのカードが実現されたことに感謝。
 文句なしに好勝負。

CJTダンvs.マーティン・ストーン(8/13/17)
 ストーンってレスリング・タイツやめたんですね。
 スタイルは硬派なまま。
 ダン相手に厳しい攻めを見せます。
 ダンは同じエース・クラッシャーから打撃で切り崩す分かりやすい反撃。
 クレイジーな頭部攻めで熱を高めます。
 気合でフォールを返す展開での加速も成功。
 良質なハード・ヒッティング・マッチでしたね。
 中々良い試合。
 (執筆日:9/?/17)

Dデイヴィッド・スターvs.ウォルター(12/10/17)
 ウォルターがスターなんか敵ではないとあしらいます。
 スターの受け手としての振る舞いはwXwの時ほどではないにしろ
 観客の応援を引き出していきます。
 スターが手を何度も柵にぶつけ反撃開始かと思いきや、
 ウォルターがエプロンへのパワー・ボム。
 本領を発揮し更なる容赦ない攻めをスターに叩き込んでいきます。
 序盤を抑制していたと感じさせず、
 更にここまで押し上げられるのは流石ですね。
 終盤になってようやくスターが復活。
 この際の見せ方がナチュラルではないのが良くも悪くもスターらしい。
 ただ今回はちょっとやりすぎかな。
 せめて手攻めを再び行えば成立していたように思います。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アメリカン・ウルヴズvs.LAX(1/29/17)
Aマット・リドルvs.キース・リー(6/24/17)
Bフェアウェル・マッチ:ドノヴァン・ダイジャックvs.ウォルター(8/13/17)
CJTダンvs.マーティン・ストーン(8/13/17)
Dデイヴィッド・スターvs.ウォルター(12/10/17)