Beyond Wrestling:Greatest Rivals Round Robin 9/26/15の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシックvs.ティモシー・サッチャー ラウンド・ロビン・トーナメント:エディ・エドワーズvs.ドリュー・グラック ラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシックvs.エディ・エドワーズ |
@ラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシックvs.ドリュー・グラック
1戦目ということで執拗なヘッド・ロック合戦という
じっくりとした攻防から試合をスタート。
その後もグラウンド・レスリング。
とはいってもスタンディングにいって
投げ等の技に行こうとする予備動作があるので
勝負論から外れて時間を潰している訳ではありません。
エプロンのスポットから徐々に打撃でラフさを増しつつ
コントロールされた動きで盛り上げます。
飛び切りの試合にしようという工夫こそないものの
しっかりとした試合を提供しなくては、という強い意志を感じる。
中々良い試合。
Aラウンド・ロビン・トーナメント:エディ・エドワーズvs.ティモシー・サッチャー
先ほどとは違って組み合っている中の
鬩ぎ合いを見所に配置したレスリング。
綺麗な一進一退で盛り上げていきましたが、
後半はエドワーズの舞台でティモシーらしさは控えめだったかな。
中々良い試合。
Bデイヴィッド・スターvs.ローリー・グラック
Cブライアン・フューリーvs.ARフォックス
Dラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシックvs.ティモシー・サッチャー
極めている状態から体勢をより良くする過程に
重きを置いたレスリング・マッチ。
それぞれどのようにクロス・フェイス、
アーム・バーに持っていくかが鍵ですね。
後半ティモシーが腕攻めで支配。
間を持った腕へのストンプなど絵作りが素晴らしかった。
終盤は温存していた投げで大きく、盛り上げ
打撃で感情を込めて効率よく高めていきました。
最後も綺麗に流れを結実させて素晴らしい試合。
ぎりぎり好勝負。
Eラウンド・ロビン・トーナメント:エディ・エドワーズvs.ドリュー・グラック
体勢の変えあい等で牽制しあいます。
その抑えた動きは相手の隙を作ろうとしているのが観客にも伝わりますね。
グラウンドでのパイルを決めたエドワーズが先に主導権を握ります。
グラックは落ち着いて反撃の機運を高める。
様々なシークエンスを散漫になることなく、
自由自在に組み合わせて2人らしい試合に仕立てました。
文句なしに好勝負。
Fアンドリュー・エヴェレット、トレヴァー・リーvs.チーム・トリメンダス
Gリコシェvs.JTダン
Hラウンド・ロビン・トーナメント:ドリュー・グラックvs.ティモシー・サッチャー
最下位決定戦とあって位置づけは弱め。
ダラダラやっても仕方ないので割り切って2分の試合。
他と違って雑気味ですが、仕方ないですね。
Iラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシックvs.エディ・エドワーズ
そして優勝決定戦はこのライバル対決。
期待感高まる中、初手にいきなりドラゴン・スープレックス。
先ほどと違って受け手も相手の攻めから逃れようとして
お互いに反応しながら攻防のストーリーがつながっていきます。
中盤エドワーズが場外にビフを落としまくります。
これがBeyond最後の試合となるビフを前にヒールに立ち位置を寄せました。
そこから最後はピュアなライバル対決にゆり戻しながら
素晴らしい攻防を繰り広げました。
何試合もした後なので他の大会でぶつかった時程の
全力のぶつかり合いではないものの
決勝としてライバル対決として、そしてビフの送別試合としてやるべきことはやっています。
ぎりぎり好勝負。
Event Rating:★★★★★
(執筆日:3/?/17)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシック(1)vs.ドリュー・グラックAラウンド・ロビン・トーナメント:エディ・エドワーズ(1)vs.ティモシー・サッチャー
Bデイヴィッド・スターvs.ローリー・グラック
Cブライアン・フューリーvs.ARフォックス
Dラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシック(2)vs.ティモシー・サッチャー
Eラウンド・ロビン・トーナメント:エディ・エドワーズ(2)vs.ドリュー・グラック
Fアンドリュー・エヴェレット、トレヴァー・リーvs.チーム・トリメンダス
Gリコシェvs.JTダン
Hラウンド・ロビン・トーナメント:ドリュー・グラック(1)vs.ティモシー・サッチャー
Iラウンド・ロビン・トーナメント:ビフ・ビューシック(3)vs.エディ・エドワーズ(2)