AIW:Absolution 8 6/30/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | マイケル・エルガンvs.ジョシュ・アレキサンダー |
@デイビー・ヴェガ、マット・フィチェットvs.ラス・マイヤース、Tマニー
Aルイス・リンドンvs.フリップ・ケンドリック
Bイーサン・ペイジ vs.ジョニー・ガルガーノ
ガルガーノが速攻でクロス・フェイスに持ち込みます。
ペイジは情けなく逃げますが、
意外に体の厚みがあるレスラーなだけに
重厚感を持って試合をしっかり作り、
受けでは歩数での調整も見せています。
相互のカウンターも意思疎通ができていて、
最後は予想外の打撃戦からのチェンジ・シーンで上手く盛り上げていました。
JTLT決勝でこういう試合がしたかった、と良い意味で思わせる内容。
中々良い試合。
Cタッグ王座戦:グレゴリー・アイアン、ヴェダ・スコット(ch)vs.バティリ(オバリヨン、コダマ)
Dマイケル・エルガンvs.ジョシュ・アレキサンダー
オーソドックスながら力をしっかりかけられた時しか譲歩しないレスリング。
グラップルすると額をぶつけあいます。
男気溢れる原初的なぶつかり合いです。
先手を取ったエルガンはインディーのエースとして
視線を一身に集めながら立派な試合運び。
一つ一つを丁寧に見せて緩急もしっかりつけている。
移動と待機の使い分けを意識し重厚感を生み出していました。
アレキサンダーの受け身も
派手にしすぎず重々しく受けていて見事。
お互いの全てをぶつけあった、
王座戦でも中々見られない程の大激戦は
最後アレキサンダーが驚異の粘りを見せていきます。
といってもこれはやりすぎ。
結末ありきの時間つぶしになってしまったことは否めない。
最後の冗長さをカットすれば名勝負になっていてもおかしくなかったのに。
文句なしに好勝負。
Eインテンス王座戦:BJウイットマー(ch)vs.ボビー・ビバリーvs.リッキー・シェイン・ペイジvs.マット・クロス
Fバンクハウス・ブロウル:エヴァン・ジェリスティコ、ゲイリー・ジェイ、ライアン・ネメスvs.マリオン・フォンテイン、ジョック・サムソン、トレイシー・スマザース
Gティム・ドンストvs.マイケル・ハッター
Hアブソリュート王座戦:エリック・ライアン(ch)vs.コリン・デラニー
デラニーが王座奪取。
Iアブソリュート王座戦:コリン・デラニー(ch)vs.イーサン・ペイジ
JTLTで優勝したペイジが現れ権利を行使して王座戦に。ペイジが王座奪取。
総評
選手の質と試合の位置づけがフィットしていないので
大会の構成としては改善の余地はあるものの
AIW版WMとして見事な試合を2試合作り出してきました。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:7/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@デイビー・ヴェガ、マット・フィチェットvs.ラス・マイヤース、TマニーAルイス・リンドンvs.フリップ・ケンドリック
Bイーサン・ペイジ vs.ジョニー・ガルガーノ
Cタッグ王座戦:グレゴリー・アイアン、ヴェダ・スコット(ch)vs.バティリ(オバリヨン、コダマ)(新チャンピオン!)
Dマイケル・エルガンvs.ジョシュ・アレキサンダー(30分時間切れ)
Eインテンス王座戦:BJウイットマー(ch)vs.ボビー・ビバリーvs.リッキー・シェイン・ペイジvs.マット・クロス
Fバンクハウス・ブロウル:エヴァン・ジェリスティコ、ゲイリー・ジェイ、ライアン・ネメスvs.マリオン・フォンテイン、ジョック・サムソン、トレイシー・スマザース
Gティム・ドンストvs.マイケル・ハッター
Hアブソリュート王座戦:エリック・ライアン(ch)vs.コリン・デラニー(新チャンピオン!)
Iアブソリュート王座戦:コリン・デラニー(ch)vs.イーサン・ペイジ(新チャンピオン!)