AIW:J.T. Lightning Memorial Show 9/25/11の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
◆JTライトニングはCAPWのプロモーターだそうです。彼を盛大に追悼するために同じ地区で好調なAIWに大会開催を頼んだという形なのでしょう。
@8-Pac vs.ラース・ロックン
Aカナディアン・バッド・ボーイvs.K.C.ブラッド
Bロビー・スターvs.クリス・コールvs.クリスチャン・ヴァーン
Cジョン・マチェスニーvs.AERO!
Dジェイソン・ベインvs.N8マットソン
Eサッシー・ステフィーvs.ネヴァ
Fイアン・ディケイvs.トビー・クライン
Gドインク・ザ・クラウンvs.ロード・ゾルタン
HM-Dogg 20vs.ジョシュ・プロヒビション
まずはM-Doggがテンポにより流れを生み出します。
ジョシュは方法論に則って反撃して主導権を掴み、
そこからは間を持って観客に訴えかけ、
相手の動きに対しては技巧を感じさせつつ封じ込んでいく。
ヒール味の中で緩さを感じる選手だったけれども
ここまでトータルで完成された試合は初めてかもしれません。
ジョシュ自身UWA Hardcoreのプロモーターですし
故人に対して思い入れがあるのかもしれませんね。
M-Doggもこの思いに応え、打撃の打ち合いでは
気合で起き上がるシーンによりしっかりと気持ちを乗っけて見せた。
終盤もジョシュが今までにないインパクトある技で攻防を繰り広げました。
試合時間はそんなに長くないものの2人共誇りに思った良いワークでした。
中々良い試合。
Iジェシカ・ハヴォック、アリシン・ケイvs.タフ・ティナ、エンジェル・ダスト
J30マンCAPWリユニオン・ランブル
Kシーク・アブドゥ・ハサン、バウンサー、マイク・ライトニングvs.アフターマス、マリオン・フォンテーン、ショーン・ブレイズ
Lラダー・マッチ:ヴィンセント・ナッシング、クリスチャン・フェイスvs.Q+A(ヴァイラス、アンノウン)vs.アイリッシュ・エアボーン
CAPW史上最高のタッグは誰か、という意味合いがあり、
ポールによって吊り下げられた王座を取る事が勝利条件となっています。
序盤はトペなどを使ってよい感じにリング周りに分散できていますね。
3ウェイならではの密度も活かせている。
リングでは高さを活かしたスポットを連発して差別化されている。
中盤からはラダーに叩きつけるより過激な形へ。
そこからは完全に良くも悪くもカオス。
ラダーが壊れてしまうようなアクシデントもあります。
しかしカオスだからこそ最後の完全に偶然だろという
フィニッシュ方法はまさにこの試合にぴったり。
スポット・フェストでベース・ラインが上がりマンネリになっていたところで
大歓声を起こし試合を締めることができました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
総評
CAPWのレスラーが参戦しているため
普段のAIWの大会に比べてクオリティの平均は著しく下がっています。
しかしHとLの試合は追悼する思いによって成し遂げられた特別な試合で見る価値ありです。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:7/1/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@8-Pac vs.ラース・ロックンAカナディアン・バッド・ボーイvs.K.C.ブラッド
Bロビー・スターvs.クリス・コールvs.クリスチャン・ヴァーン
Cジョン・マチェスニーvs.AERO!
Dジェイソン・ベインvs.N8マットソン
Eサッシー・ステフィーvs.ネヴァ
Fイアン・ディケイvs.トビー・クライン
Gドインク・ザ・クラウンvs.ロード・ゾルタン
HM-Dogg 20vs.ジョシュ・プロヒビション
Iジェシカ・ハヴォック、アリシン・ケイvs.タフ・ティナ、エンジェル・ダスト
J30マンCAPWリユニオン・ランブル(勝者:ボー・バーン)
Kシーク・アブドゥ・ハサン、バウンサー、マイク・ライトニングvs.アフターマス、マリオン・フォンテーン、ショーン・ブレイズ
Lラダー・マッチ:ヴィンセント・ナッシング、クリスチャン・フェイスvs.Q+A(ヴァイラス、アンノウン)vs.アイリッシュ・エアボーン