TOPアメリカン・プロレス注目インディー →AIW:Tomorrow Never Dies 9/30/07

AIW:Tomorrow Never Dies 9/30/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚約2時間30分です。

画 質が悪く、動きがあると横に線が入りますね。

珍しく会場用の実況があります。
まあ実況がないとどうしようもないレベルが揃っているという事ですね。

一部のみのレビューに留めましょう。

Bスターレスvs.クラウディオ・カスタニョーリ
 CCに完全に試合を作ってもらった上に
 勝ち星を拾うブックを書いてもらったスターレス。
 フィニッシュ・ムーブぐらい成功させましょう。
 悪い試合。 

Eストロング・スタイル・マッチ:タイロン・エヴァンスvs.エディ・キングストン
 エヴァンスは軍団のメンバーなんですが
 この軍団、どう考えてもBLK OUTを意識してますね。
 さて試合ですがR制を取り入れMMA的な雰囲気を醸そうという試み。
 しかし実際はまったくもって無駄な時間。
 最初の緊張感を高めようというグラウンドは
 テクが無くて停滞の極みだったりしてね。
 ここでも圧倒的格上のキングストンが寝て上げています。
 悪い試合。

Hアブソリュート王座戦:スティーブ・コリノ(ch)vs.ザ・デューク
 この団体の正式名称、アブソリュート・インテンス・レスリングから
 この王座の名前は来ている訳ですが後述のインテンス王座とはどう違うんでしょうね。
 さて試合。
 コリノが太った体に鞭打って
 色々苦心していますがこんな相手に20分試合なんて厳しすぎますね。
 悪い試合。

Gインテンス王座戦:タイラー・ブラック(ch)vs.クリス・ヒーロー
 ROHではヒー ル同士で絡むことのなかった
 両者が激突するという今大会唯一の目玉カード。
 試合はヒーローが躍動感ある攻めで追い込むも
 仲間を連れた典型的小悪党のタイラーがそれをいなして・・・という物で
 2人のスタイルが見事にミックスされて美しい波を描いています。
 只タイラーはヒール・プレイの使い方は良いんですが
 ベビー/ヒールのダイナミックを生み出すほど強いものではありませんから
 今回のような定番フィニッシュではなく
 全力でのぶつかり合いを最後に見たかった。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 このカードで思いっきりやらせてみたくなるような一戦でした。
 
総評
 文字通りの1点物なのでヒーローvs.タイラーというカードに
 魅力を感じないと辛い所です。
 (執筆日:12/3/08)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:5/25/11)

注目試合の詳細

Gインテンス王座戦:タイラー・ブラック(ch)vs.クリス・ヒーロー

  腕の取り合い。
  ヒーローが腕を取って持ち上げる。
  タイラーがロープに逃げる。
  ヒーローが素早い動きからクラバート。
  タイラーはロープを掴むと場外に出て間をおく。
  リングに戻る。
  タイラーが腕を取る。
  ヒーローは反復運動から腕をマットに叩きつける。
  タイラーは場外に出るとイラついて物に当たる。
  リングに戻る。
  ヒーローがヘッド・ロック。
  タイラーがグラウンド・ヘッド・ロックに返す。
  ヒーローが反復運動から逃れようとする。
  タイラーは予知して先に離す。
  ヒーローがロープに振る。
  タイラーの ショルダー・タックルを受け止めていく。
  カウンターでドロップ・キックを決める。
  セントーンを決めカバー。カウント1。
  担いでマットに叩きつけると後転からセントーン。
  カバーするもカウント2。
  チョップ。
  チョップ。
  エプロンに出たタイラーにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  耐えるタイラーにチョップ。
  チョップ。
  フォア・アームズへ。
  タイラーは避けるとショルダー・ブロック。
  ロープへのジョー・ブリーカー。
  ロープを使ってのアーム・バーに捕らえる。
  殴りつけロープで締め上げる。
  レフェリーの目をそらしている隙にタイラーの仲間がチョーク。
  タイラーは場外に下りると殴りつけようとする。
  ヒーローは受け止めると殴りつける。
  ヘッド・ロック。
  タイラーが押し飛ばし鉄柱にぶつける。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ヒーローが場外に出て回復しようとするもタイラーの仲間が邪魔になり失敗。
  タイラーがヒーローをロープに押しつける。
  レフェリーの目をそらしている隙に仲間がロープに押しつける。
  タイラーが余裕で観客にアピール。
  ヒーローがチョップ。
  タイラーは殴りつけて倒すとボディ・スラムからニー・ドロップ。
  レッグ・ドロップを決めカバーするもカウント2。
  ヒーローの頭をこづき挑発。
  ロープに振ろうとする。
  ヒーローは防ぐとフォア・アームズ。
  ロープに走る。
  タイラーが蹴りつけロープに振ろうとする。
  ヒーローは防ぐとレッグ・ロック・バック・ドロップ。
  両者ダウン。
  ヒーローが勢いよく打撃を与えていく。
  ビッグ・ブーツからクラバート・スープレックスでカバー。
  タイラーはカウント2で返すと場外に逃げる。
  ヒーローが場外ダイブへ。
  避けられると見るや前転で場外に下りるとチョップ。
  殴りつけリングに戻す。
  スプリングボード式の技を狙う。
  脚にしがみついてきたタイラーの仲間を蹴り飛ばす。
  隙を突こうとしてきたタイラーにショルダー・ブロック。
  またタイラーの仲間が邪魔しようとする。
  ヒーローはロープ越しに飛んで避けると同時にリングに戻ると
  ロープ越しにドロップ・キックで排除する。
  ロープ際に近づいてきたタイラーの脚を取って倒すと
  ロープ越しに飛んでセントーン。
  カバーするもカウント2。
  リリース・スープレックスを狙う。
  タイラーが逃れ殴りつけていく。
  ビッグ・ブーツからロープに走る。
  ヒーローがかわし戻ってきた所にローリング・フォア・アームズ。
  リリース・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  クラバート・スープレックスへ。
  後ろに逃れたタイラーに裏拳。
  タイラーがふらつきながらもペイレイ・キック。
  続けてスプリングボード式クローズライン。
  カバーするもカウント2。
  タイラーが殴りつける。
  ヒーローも殴り返す。
  ヒーローがチョップ。チョップ。
  ロープに走る。
  タイラーがビッグ・ブーツ。
  スタンディング・シューティングスター・プレスへ。
  ヒーローはクラバートで受け止めるとクラバート・スープレックス。
  続けてビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウント2。
  パワー・ボムを決める。
  カウント2で返されるやハングマンズ・クラッチ。
  タイラーの仲間がエプロンに上がってくる。
  ヒーローは離すとビッグ・ブーツを叩き込む。
  その隙を突いてタイラーが丸め込み1,2,3!
  呆然とするヒーローを2人でリンチ。
  ヒーローが回復するや逃げていく。

試合結果

@スクランブル・マッチ:シェイン・ホリスターvs.オメガ・アーロン・ドレイヴンvs.ジェシー・バークvs.TJダイナマイト
Aタッグ王座戦:アルファ・ベータ・デューク、ベルーシ・オルファン(ch)vs.レベレーション13
Bスターレスvs.クラウディオ・カスタニョーリ
Cカット・スロート・クルーvs.スウィッチブレード・セインツ、ナッチ・ライオッ ト、サミ・カリハン
Dクリス・クローナスvs.ザ・スリルビリー
Eストロング・スタイル・マッチ:タイロン・エヴァンスvs.エ ディ・キングストン
Fスターリング・ジェームズ・キーナンvs.ディオス・サルベーダー
Gインテンス王座戦:タイラー・ブラック(ch)vs.クリス・ヒーロー
Hアブソリュート王座戦:スティーブ・コリノ(ch)vs.ザ・デューク
@レビスvs.エリック・ライアンvs.K-Fed