AAW:Scars and Stripe 7/21/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@Jミラーvs.トゥイーク・フェニックスvs.アイザイアス・ヴェラケスvs.ラマール・タイタン
試合中ダーリン・コービンがフェニックスが襲撃。
ABJウィットマーvs.メイソン・ベック
Bキャメロン・スカイ、オースチン・マニックスvs.グレゴリー・アイアン、ドン・ローレンス
アイアンとローレンスのミスコミュニケーションから決着。
◆コルト・カバナがシェイン・ホリスターに挑戦を申し込む。
Cシェイン・ホリスターvs.ルイス・リンドン
Dジェシー・エマーソンvs.クロッチ
Eストリート・ファイト:ダニー・ダニエルズvs.ミスチーフ
Fアイリッシュ・エアボーンvs.ノーススター・エクスプレス
Gデイビー・リチャーズvs.フィット・フィンレー
緊張感はあるが殺気立ってはいないですね。
移行のレスリングといいルチャのマエストロ・レスリングを彷彿とさせるところがある。
ただ意図的か不適合の強引なレスリングとなっていることに首を傾げる。
定番スポット、頭部への打撃などは相当ハードですが
コンセプトには昇華しておらず仮想な部分が強く残る。
フィンレーはクイックにマットに自分の身を打ち付ける受け身は良いものの
攻めの試合運びは教科書通りで数ある試合の一つにしかなっていない。
デイビーはダウン・モードですが
サミに比べると受けの機能は弱く、苦しむ表現も劣っている。
終盤の打撃、サブミッションが一撃必殺に位置づけられるのも世界観にずれを感じる。
様々な要素に光る所があったものの
統一感が乏しいために形になりきらなかった印象です。
平均的な良試合。
試合後フィンレーが、この試合がUSでの最後の試合になるかもしれないとアナウンス。
HAAW王座戦、ラダー・マッチ:サイラス・ヤング(ch)vs.ジミー・ジェイコブスvs.エリック・キャノン
ジェイコブス、エリックのタッグ王者がAAW王者に挑む構図。
しかしジェイコブス、エリックの王座にかける思いが強く協力はほとんど望めない形となっています。
ジェイコブスは小柄なものの他がやや大きめの受け身を取っているため気になりません。
エリックはハード・ヒッターとして安定。
サイラスは小ずるさ、強さをもっと表現しても良いですね。
それぞれの個性は弱いもののワン・オブ・スリーの3ウェイとしては中々良くできている。
ラダーからのバック・ドロップを皮切りに印象的なスポットを幾つも提示。
外から内に、低から高へ、という王道には沿っていないものの
それに縛られずにスポットを続けていくカオスっぷりはAAWらしいですね。
最後のフィニッシュは読めましたが実に様になるフィニッシュでした。
中々良い試合。
総評
セミ、メインはまだ上を目指せる気もするものの
期待度抜きにすれば十分の内容でしょう。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:7/15/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@Jミラーvs.トゥイーク・フェニックスvs.アイザイアス・ヴェラケスvs.ラマール・タイタンABJウィットマーvs.メイソン・ベック
Bキャメロン・スカイ、オースチン・マニックスvs.グレゴリー・アイアン、ドン・ローレンス
Cシェイン・ホリスターvs.ルイス・リンドン
Dジェシー・エマーソンvs.クロッチ
Eストリート・ファイト:ダニー・ダニエルズvs.ミスチーフ
Fアイリッシュ・エアボーンvs.ノーススター・エクスプレス
Gデイビー・リチャーズvs.フィット・フィンレー
HAAW王座戦、ラダー・マッチ:サイラス・ヤング(ch)vs.ジミー・ジェイコブスvs.エリック・キャノン