TOPアメリカン・プロレスEvolve →Evolve:Evolve102 4/5/18

Evolve:Evolve102 4/5/18の分析


名勝負 なし
好勝負 ウィル・オスプレイvs.ARフォックス

Evolve王座戦:ザック・セイバーJr.(ch)vs.マット・リドル

@DJ Z vs.オースチン・セオリー

Aウィル・オスプレイvs.ARフォックス
 オスプレイのキレが凄まじいですね。
 一足早く名を挙げたフォックスもこれには敵わないですが、
 今はヒールなので軍団を引き連れて
 セコンド介入といったヒールプレイも交えて対抗。
 一方でハードな攻めは緩めないので、
 ガンガンと攻めあっていますね。
 オスプレイの肩負傷による移入感の引き上げ、
 セコンド受けによる派手な演出で
 ぴったりはまりきれなくても十分に盛り上げて見せました。
 ぎりぎり好勝負。

Bタッグ王座戦、スクランブル・マッチ:キャッチ・ポイント(クリス・ディキンソン、ジャカ)(ch)vs.キャッチ・ポイント(ドミニク・ギャリーニ、トレイシー・ウィリアムス)vs.ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー、ジェームス・ドレイク)vs.ザ・エンド

Cリングカンプ(ティモシー・サッチャー、ウォルター)vs.関本大介、澤宗紀
 ウォルターと関本の邂逅はczwの数え歌以来でしょうか。
 ただ前半は控えめでファン・マッチ気味な入り方です。
 ウォルターが良好な暴れっぷりを見せて
 関本を孤立に追いやります。
 この孤立が良く徐々に熱量を持ってくると、
 これを待ってました、の関本とウォルターのチョップ合戦。
 ただウォルターは誰とでも今沸かせる状態にあるので、
 それを考慮すると相手を上手く引き立ていたのはティモシーの方か。
 自分と相手のバランスを上手くとって盛り上げていました。
 良い試合だと思いますが、ドリーム・ファン・マッチかな。
 本格的に飛び抜けたレベルのものは正直なかったように思います。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

DEvolve王座戦:ザック・セイバーJr.(ch)vs.マット・リドル
 絶好調のセイバーの世界に
 良い意味で染まり切らず、
 かといって反目せずに我を押し込んで行くのがリドルです。
 ただ中盤。
 セイバーが素足のリドルの足を踏み足攻めにいってましたが、
 短期的なつなぎでアクションしているように見えます。
 その後も予期せぬムーブを重ねた攻防は
 緩急が利いていて圧倒されますが、
 一方でスターパワーが均衡して
 大きなうねりが起きにくい状況にあるようにも見える。
 十分素晴らしい内容ながら
 Wrestler of the Year同士のぶつかり合いとも言える
 このカードとしてはもっと上を期待してしまうか。
 ただ少なくとも最後のフィニッシュ方法は求めているドラマチックさがありました。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:4/?/18)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@DJ Z vs.オースチン・セオリー
Aウィル・オスプレイvs.ARフォックス
Bタッグ王座戦、スクランブル・マッチ:キャッチ・ポイント(クリス・ディキンソン、ジャカ)(ch)vs.キャッチ・ポイント(ドミニク・ギャリーニ、トレイシー・ウィリアムス)vs.ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー、ジェームス・ドレイク)vs.ジ・エンド(新チャンピオン!)
Cリングカンプ(ティモシー・サッチャー、ウォルター)vs.関本大介、澤宗紀
DEvolve王座戦:ザック・セイバーJr.(ch)vs.マット・リドル(新チャンピオン!)