TOPアメリカン・プロレスEvolve →Evolve:Evolve 81 3/31/17

Evolve:Evolve 81 3/31/17の分析


名勝負 なし
好勝負 キース・リーvs.ドノヴァン・ダイジャック

@ザック・セイバーJr. vs.マイケル・エルガン
Aドリュー・ギャロウェイvs.リオ・ラッシュ

Bキース・リーvs.ドノヴァン・ダイジャック
 Beyond Wrestlingの再戦ですが、
 Evolveでは初対決なのでまずはキースが先にアピール。
 ゆっくりと構図を作っていくかと思いきや、
 ダイジャックがエプロンでのチョーク・スラム。
 その後も出し惜しみくハイ・スポットをぶつけていきます。
 キース相手にGTSやカナディアン・デストロイヤーを決めれるのは彼ぐらいのものですね。
 キースもトペ・アトミコを受け止めるとエプロンへのパワー・ボム。
 インディーで1、2の体躯を持つ
 この2人にしかできない荒々しい世界観の激突です。
 最後チョーク・スラムを1回転して防ぎ合ったのは
 通常であれば巨体の2人がやるべきではないのだけど
 この試合においてはこのやりすぎ感が楽しい。
 ぎりぎり好勝負。
 
CACH vs.ティモシー・サッチャー
Dトレイシー・ウィリアムス、クリス・ディキンソン、ジャカvs.ジェイソン・キンケイド、サミー・グアヴァラ、オースチン・セオリー

Eフレッド・イーハイvs.マット・リドル
 独特の世界観でいつも15分を超えることの少ないリドルですが、
 今回は17分を超える試合です。
 しかも相手は驚異的な身体能力があるとはいえ
 プロレス自体はまだ原石レベルのイーハイ。
 挑戦といえる試みでしょう。
 イーハイは良質なレスリングを披露しつつ
 要所でストンピングを放って楔を打ちます。
 丁寧に試合を構築するのは彼らにとって良い経験ですが、
 唯一無二のレスラーであることを考えると勿体無い気もする。
 リドルもまた蹴りを繋ぎとして使って
 教科書的な試合運びも出来ることを披露。
 試合時間に伴いリドルの受けの時間が長いため
 いつもの試合を見慣れているとまだかな、という感覚が生まれ
 今が終盤だということに気がつかなかったが、
 2人にとってタフで褒められるべき試合。
 好勝負に少し届かず。

Fエニシング・ゴーズ:ダービー・アレンvs.イーサン・ペイジ
 アレンが威勢よく出て行くもペイジが返り討ち。
 ひたすら甚振って大流血させます。
 様々な凶器が出てくるし、
 ラダーに登ろうとしたところを捕まり
 場外2段テーブルへ落下する等過激なスポットもあります。
 一方でペイジがヘタレ・ヒールとして
 ロープに椅子が跳ね返って自爆等ユーモアも作り出しています。
 アレンのマン・アップを意図して
 頑張っていることは伝わっているけれども
 良くも悪くもどインディーのハードコア・スタイルという印象。
 中々良い試合。
 (執筆日:4/?/17)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ザック・セイバーJr. vs.マイケル・エルガン
Aドリュー・ギャロウェイvs.リオ・ラッシュ
Bキース・リーvs.ドノヴァン・ダイジャック
CACH vs.ティモシー・サッチャー
Dトレイシー・ウィリアムス、クリス・ディキンソン、ジャカvs.ジェイソン・キンケイド、サミー・グアヴァラ、オースチン・セオリー
Eフレッド・イーハイvs.マット・リドル
Fエニシング・ゴーズ:ダービー・アレンvs.イーサン・ペイジ