Evolve:Evolve 52 11/7/15の分析
名勝負 | ドリュー・グラックvs.ジョニー・ガルガーノ |
好勝負 | カレブ・コンレーvs.TJパーキンス Evolve王座戦:ティモシー・サッチャー(ch)vs.ドリュー・ギャロウェイ |
@イーサン・ペイジvs.リオ・ラッシュ
Aアンソニー・ニースvs.ピーター・カッサ
Bマット・リドルvs.トレイシー・ウィリアムス
Cカレブ・コンレーvs.TJパーキンス
カレブもPWXで経験を積み一端のレスラーになってきましたね。
ヒールとしての見せ方を掴んでいます。
TJPもこれなら相手しがいがあるでしょう。
TJP独特のやり口も理解して動いてくれていますから。
こうなるとTJPも珍しいことに
中盤以降も独自性を維持してスイングした攻防の連続。
TJPの試合の仲ではキャリア・ベストかも。
ぎりぎり好勝負。
Dドリュー・グラックvs.ジョニー・ガルガーノ
グラックのレスリング世界。
攻めての力と受け手の抵抗する力が
実際にぶつかって前者が上回っているからサブミッションが決まる。
ガルガーノは相手の土俵だけあって対応が後手に回りがちだが、
ボディ・スラムで場外に移動させエルボーで殴り落としたりと
センスあるやり方で自分の土俵に移して見せます。
荒っぽい打撃による火花散らし、
必殺サブミッションの予告、
リアルなやり取りの中で際立つトペによるビッグ・スポット。
ニュー・クラシックとでもいうべきこの内容は
昨年のCZWでのグラックvs.ビフを思い起こさせます。
終盤もスーパープレックスのダメージ表現、
飛びつきDDTを防ぐ攻防センス、
腕の痛みを最後まで通す論理性、
全てがリアリティ十分で素晴らしい内容でした。
ぎりぎり名勝負。
EEvolve王座戦:ティモシー・サッチャー(ch)vs.ドリュー・ギャロウェイ
ギャロウェイが奇襲を仕掛けスタート。
その後のマウント・パンチはよりUFC的に見せた方が良かったか。
場外乱闘で1回エネルギーが切れるも
ギャロウェイがダイナミックな腰攻めスポットと
落ち着いた試合運びで盛り返します。
ティモシーも完封される展開の中で
非常に面白い大技の使い方をしていますね。
普段とは違いつつもやはり自分の世界観にはある。
最後飛んできた相手にカウンターでヘッド・バッドというのは
現代プロレス上ではいくらティモシーでもすんなりと受け入れきれないが、
メインとして十分見応えのあるティモシー・ワールド。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:12/?/15)
DVD Rating:★★★★★
注目試合の詳細
なし試合結果
@イーサン・ペイジvs.リオ・ラッシュAアンソニー・ニースvs.ピーター・カッサ
Bマット・リドルvs.トレイシー・ウィリアムス
Cカレブ・コンレーvs.TJパーキンス
Dドリュー・グラックvs.ジョニー・ガルガーノ
EEvolve王座戦:ティモシー・サッチャー(ch)vs.ドリュー・ギャロウェイ