TOPアメリカン・プロレスEvolve →Evolve:Evolve 51 11/6/15

Evolve:Evolve 51 11/6/15の分析


名勝負 Evolve王座戦:ティモシー・サッチャー(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ
好勝負 ドリュー・ギャロウェイvs.カレブ・コンレー

@イーサン・ペイジvs.ピーター・カッサ
Aドリュー・グラックvs.マット・リドル
Bリオ・ラッシュvs.フレッド・イーハイ
Cトレイシー・ウィリアムスvs.マーティン・ストーン
DTJパーキンスvs.アンソニー・ニース

Eドリュー・ギャロウェイvs.カレブ・コンレー
 今、インディーで乱戦といえばギャロウェイ。
 ティルトワーム・スラムをバーのテーブルに決めたりして
 乱戦のカリスマっぷりを見せます。
 対するカレブも的確に求められていることをこなしていますね。
 一度主導権を奪われた後のギャロウェイ、
 チョップを耐えて復活していく流れが素晴らしい。
 イン・リングでも今回は良い動きを見せていますね。
 攻めている側も辛くなる素晴らしい鬩ぎあい。
 最後は何とかカレブを振り切る形。
 ギャロウェイのカリスマ性を保ちつつ
 カレブの株をあげた素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

FEvolve王座戦:ティモシー・サッチャー(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ
 握手の下りからティモシーがレスラーとしての矜持を見せます。
 実際に手を合わせればグラウンド・レスリングの上手さを見せます。
 しかしガルガーノは翻弄されることなく、
 強烈なサブミッションで対抗して見せます。
 クロス・フェイスの切り返し合いを見せた後、
 コーナーへのブレーン・バスターで
 ガルガーノが先に主導権を握ります。
 ティモシーが猪木アリ状態を見せます。
 英国版猪木のティモシーには定番の光景ですが、
 今回はそこから腕攻めに上手く引きずり込んでいましたね。
 サブミッション以外の見せ場でも
 彼らの世界観から逸脱せず、守り切りました。
 リアルな世界、試合を通して蓄積した痛みを抱えながら
 傷んだ部署にどう影響の少ない攻め方をするか、
 思考がそこにはあります。
 技であることがスポットになるほど硬派な構築。
 ぎりぎり名勝負です。
 
 (執筆日:12/?/15)
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

なし

試合結果

@イーサン・ペイジvs.ピーター・カッサ
Aドリュー・グラックvs.マット・リドル
Bリオ・ラッシュvs.フレッド・イーハイ
Cトレイシー・ウィリアムスvs.マーティン・ストーン
DTJパーキンスvs.アンソニー・ニース
Eドリュー・ギャロウェイvs.カレブ・コンレー
FEvolve王座戦:ティモシー・サッチャー(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ