TOPアメリカン・プロレスECWECW 1999年 →ECW:Anarchy Rulz 9/19/99

ECW:Anarchy Rulz 9/19/99の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ランス・ストームvs.ジェリー・リン
Aジャズvs.トム・マルケス
Bノヴァ、クリス・チェッティvs.サイモン・ダイアモンド、トニー・デヴィート
C3ウェイ・ダンス:ヨシヒロ・タジリvs.リトル・グイドーvs.スペル・クレイジー
Dジャスティン・クレディブルvs.サブー

EECW王座戦:タズ(ch)vs.田中将斗vs.マイク・オーサム
 #7。
 試合前タズがオーサムを挑発し急遽3ウェイ・ダンスに。
 田中が柵を越えたオーサムにトペを決めてスタート。
 序盤はタズが意図的に2人に狙われる形を作り、数分で押さえ込まれ脱落です。
 WWF移籍が決まっていた故の男前の行為で
 試合はそのまま田中とオーサムの数え歌に。
 2人だけの型が出来たからこそ
 その流れを敢えてそれての変化も活きてきていますね。
 また田中が完全にECWファンをコントロールする
 アピール具合を見せているのも特筆すべき点です。
 オーサムも簡単には田中復活の流れを完成させず
 単純な流れながら深みのある潮流を生み出していきました。
 最後はテーブルへの雪崩式オーサム・ボムで決着。
 試合後タズがリングに上がり自らオーサムにベルトを渡し握手です。
 良質な内容でしたが感動的な演出が加わっているにしては
 2人のファイト自体はそこまで限界突破しませんでしたね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:2/20/12)

Fタッグ王座戦:トミー・ドリーマー、レイヴェン(ch)vs.スティーブ・コリノ、ライノ

GTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ボールズ・マホニー
 いきなりバック・ドロップで投げたり飛び技を受け止めたりする方法を取っていて
 ビガロ戦のような繊細な構築ではありませんが
 ずれずにがっしりと体格差という構図を作りました。
 RVDが多彩なハードコア殺法で構図を守りながら
 一進一退にまで持っていったのは予想通りでしたが、
 ボールズが椅子攻撃を最後まで我慢して通常技の重みで勝負したのは予想外でした。
 これで上手く最後が締まりましたよ。
 ボールズの生涯最高試合、好勝負に届かずも中々良い試合です。
 (執筆日:9/26/09)

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ランス・ストームvs.ジェリー・リン
Aジャズvs.トム・マルケス
Bノヴァ、クリス・チェッティvs.サイモン・ダイアモンド、トニー・デヴィート
C3ウェイ・ダンス:ヨシヒロ・タジリvs.リトル・グイドーvs.スペル・クレイジー
Dジャスティン・クレディブルvs.サブー
EECW王座戦:タズ(ch)vs.田中将斗vs.マイク・オーサム(新チャンピオン!)
Fタッグ王座戦:トミー・ドリーマー、レイヴェン(ch)vs.スティーブ・コリノ、ライノ
GTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ボールズ・マホニー