ECW:Best of ECW 1997の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ECW王座戦、ノー・ロープ・バーブドワイヤー・マッチ:テリー・ファンク(ch)vs.サブー(8/9/97)
有刺鉄線が張ってあってもリング内外に出入りできることを示したり、
最初の有刺鉄線を防ぎ合う攻防を
丸め込みを返された反動で初被弾するという帰結にしたりと
非凡なセンスを感じさせます。
観客も有刺鉄線に対し新鮮でホットな反応を見せています。
只そうなるとコンスタントに有刺鉄線絡めとけば時間は潰せてしまう。
メインで試合時間も長めに取られている中での思考の罠ですね。
出し惜しみせず体を張っているのは良いのですが
アルフォンソが出てくる頃合では
少しグたついていることは否めない。
終盤の乱入、テーブル葬は盛り上がるも
ブックの演出だけでやっているところがあるし、
最後の有刺鉄線を巻きつけてのフォールも
センテンスとしては優秀ながらリアルな動作としては時間かかって微妙。
サブーvs.ファンクvs.ダグラスのように後進に繋がる意義深い試合ながら
試合自体のクオリティは中々良い試合留まり。
(執筆日:3/?/18)