TOPアメリカン・プロレスどインディー →WSX:The Complete First (and Last) Season Disc Three

WSX:The Complete First (and Last) Season Disc Threeの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

エピソード9
@ヴィク・グリムス、エリック・キャノン対アルカトラス
Aスコーピオ・スカイ対6-Pac

 バック・ステージでドラゲー・チームのプロモ
 オイ、テディーのアホとマッド・ドッグ、と日本語で始める所が素敵です。
 来週、金網電流爆破時限爆弾デス・マッチで決着つけるぞとアピール。
 爆破がどんなものか見せた所で終了です。
 せめてリングで顔を見せるべきでしょう。
 なんとも締りの無い終わり方です。
 エクストラでタッグ王座戦も行われるぞとアピールしていたのですが
 放送されたのはこのエピソードまででした。

@キーピン・イット・ギャングスタ対トレイラー・パーク・ボーイズ
Aダット70'sチーム対DIFH

 
エピソード10
 TV未放送のファイナル・エピソード。

@ピラニア・デスマッチ:ロス・ポチョス・グアポス対ザ・カルテル
 その名のとおりピラニアの入った水槽がリング横に設置されていて、
 それに入れられた方が負けという馬鹿試合です。
 面白かったけれど
 実際の所ピラニアは大型の温血動物を襲わないんだとか。
 
 ヴァンピーロがスカイに因縁をつけて憂さ晴らししていると
 バンデラスが現れ乱闘に。

 6-Pacがリジーに言い寄り、文句をつけたサイダルをKO。

 新しい王座を作りシーズン2でエヴァンスとトルネードで初代王座決定戦を行うと宣言。

Aエクスプローディング・ケージ・タイムボム・デスマッチ:チーム・ドラゴン・ゲート対ザ・フィルス&ザ・フューリー
 ルールは・・・
 ケージにぶつかったら爆発が起こる。
 ケージ上に骨橋がありその中央に時限爆弾が設置されています。
 その爆弾を作動されるとリングは大爆発してしまうというもの。
 爆発、高所からの飛び技にインパクトある技の数々、
 ついでにファイヤー・ビームと
 ラストを飾るにふさわしい派手な試合です。
 素晴らしいファン・マッチです。

@初代タッグ王座戦:トレイラー・パーク・ボーイズ対キーピン・イット・ギャングスタ対アルカトラス、リューク・ホーク対DIFH
 スポット・フェストではなく思ったよりまともな試合。
 DIFHが初代タッグ・チャンピオンとなりました。

 他にWSXのプロモ、ヴァーチャル・トレーディングカード
未収録シーン、フォト・ギャラリーが収録されています。

総評
 シーズン1を見終わった所で総評です。
 視覚的に派手なそのスタイルは新感覚プロレスとでも言ういうべきものであり
 非常に画期的な番組であったと思います。
 それこそ初期TNAに通じるものがあったのではないか。
 しかし打ち切りになるのも分かります。
 まず致命的なのは途中から照明を暗くしたこと。
 見えにくいというのはプロレス云々の前にTV番組として駄目です。
 それからTVプロレスに重要なのはストーリーですが
 それが隔週になることも間々あり、
 その対象を絞りきれず、全てのレスラーに
 小ネタっぽいストーリーをばらまき焦点を絞れなかったことで
 習慣性が低かったことでしょう。
 ちなみにWWEの影響はあまり無いのではと思います。
 WWECWなんかより格段と面白いので。
 それにしても潰れたのが惜しい優良番組でした。
 明らかにプロレスの間口を広げるのに一役買えたはずです。
 ボリューム満点の中々良いDVDでした。
 満足です。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Aエクスプローディング・ケージ・タイムボム・デスマッチ:チーム・ドラゴン・ゲートvs.ザ・フィルス&ザ・フューリー
  サコダがM-Doggを急襲しケージの扉を閉める。
  1対2でテディーがやられている。
  M-Doggはサコダを叩きのめすとケージに登り天辺からダイビング・クロス・ボディ!
  吉野がM-Doggにパワー・ボムを狙うもM-Doggはハリケーン・ラナに切り返す。
  テディーがロープではなくケージを使ってのスプリングボード式ムーンサルト!
  (CM)
  CM中にドラゲーが連携攻撃で逆転するも
  テディーのカナディアン・デストロイヤーが堀口に決まる!
  テディーが堀口にオープン・ハート・サージェリーを決める。
  同時にM-Doggが吉野にシューティングスター・プレスを狙うも避けられる。
  吉野がテディーにミサイル・キック。
  サコダが入ってきて止めようとしたレフェリーにDDT。
  テディーがケージに登り、その上の骨柱に登る。
  そこからシューティングスター・プレス!!
  M-Doggが吉野を担ぎ上げケージにぶつけようとする。
  逃れられたのでハンド・スプリング・エルボーを狙う。
  しかし避けられケージに接触、爆発が起こる!!
  サコダがテディーにファイヤー・ビームを浴びせ視力を奪う!
  サコダはテディーにレフェリーを投げつける。
  テディーはレフェリーと気づかずケージへのパワー・ボム、爆発が起こる! 
  サコダがテディーを堀口に投げつけ、
  堀口はショルダー・スルーでテディーをケージにぶつける。爆発!
  吉野がケージを登り骨柱に登ると真ん中の時限爆弾を作動させる!
  チーム・ドラゴン・ゲートがケージから脱出すると大爆発!!
  ケージは閃光に包まれる!
  ドラゲーがシーズン最終戦を勝利で飾る。

試合結果

省略