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WrestleCircus:Best of WC 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 デズモンド・エグゼヴィアー、リオ・ラッシュ、シェイン・ストリックランドvs.OI4K(サミ・キャリハン、ジェイク・クリスト、デイヴ・クリスト)(4/30/17)

@リングマスター王座戦:ブライアン・ケイジvs.マイケル・エルガン(1/14/17)
 所狭しと動き回ってアクションを重ねます。
 パワーと同時に機動力があることが確かに良さでもあるのですが、
 少し一息ついても良さそうなものです。
 エプロン技から疲労感の演出の中で
 適度に間が開けられるようになると
 エルガンのセンスもより光るようになっていきます。
 終盤入ってきた第3者に対し、
 排除すべく2人が交互に技を打っていくブックは
 完全に試合の流れをぶつぎれにしています。
 また、その後の攻防はプロレスでしかありえない
 わざとらしさも目立ち上手くは回っていなかった。
 平均的な良試合。

Aデズモンド・エグゼヴィアー、リオ・ラッシュ、シェイン・ストリックランドvs.OI4K(サミ・キャリハン、ジェイク・クリスト、デイヴ・クリスト)(4/30/17)
 まずはカオスな大乱戦。
 会場骨組みに飛びついて蹴りを放ったり
 椅子に3人横並びに座らせてリング一周攻撃をしたり。
 WrestleCircusという団体名に込められた
 やりたいことはこういうことなんだろうと実感させます。
 リングに戻っても派手な技のオンパレードで盛り上がりっぱなし。
 RKO祭りは笑いましたね。
 それでも気が緩むことなく、説得力抜群のトリオ攻撃で
 いつ終わってもおかしくない攻防を控えのカットで十分量こなしました。
 文句なしに好勝負。

Bリングマスター王座戦:ブライアン・ケイジ(ch)vs.サミー・グアヴァラ(6/24/17)
 サミーはドロップ・キックの反動で一回転する程身のこなしの軽いフライヤー。
 となるとケイジとすべき戦い方は決まっています。
 スタイル・バトルでそれぞれを大きく見せる。
 サミーは大きな受身を取りつつも
 自分を決して矮小化していないのが良いですね。
 そして肝となるダイブをきっちり構成に活用している。
 ケイジも筋肉だけのレスラーではないところを見て器用に試合をこなします。
 終盤にストリックランドが現れMITBを行使。
 3ウェイ要素でもう一段階ギアをあげてきました。
 王座交代劇にふさわしい内容でした。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/?/17)

Cサミー・ゲヴァラvs.JTダン(8/5/17)
 お互い挑発しながら
 予期せぬカウンターを細かく打ち合います。
 そのため試合時間以上のアクション数に。
 ただ観ている者に落とし込み、消化させることを考えると
 もう少し間、表情でコントロールを利かせるべきです。
 それが出来るかがメイン・イベンターに上がっていけるかの鍵ですね。
 ミッド・カードとは思えぬ激戦に大いに盛り上がりました。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リングマスター王座戦:ブライアン・ケイジ(新チャンピオン!)vs.マイケル・エルガン(1/14/17)
Aデズモンド・エグゼヴィアー、リオ・ラッシュ、シェイン・ストリックランドvs.OI4K(サミ・キャリハン、ジェイク・クリスト、デイヴ・クリスト)(4/30/17)
Bリングマスター王座戦:ブライアン・ケイジ(ch)vs.サミー・グアヴァラvs.シェイン・ストリックランド(新チャンピオン!)(6/24/17)
Cサミー・ゲヴァラvs.JTダン(8/5/17)