TOPアメリカン・プロレスどインディー →SPW:Best of SPW 2012

SPW:Best of SPW 2012の分析


名勝負
好勝負 なし

@SPW & エクストリーム王座戦、TLC with a Twist:ボビー・ハート(SPW ch)vs.シージェイ・クルーズ(Ex ch)vs.Dトーチvs.ポール・イザドラ(4/22/12)
 (SPW王座はリング上空に、エクストリーム王座は場外バスケ・ゴールに設置されている。
 FCA形式でフォール、サブミッションを取られると脱落。)
 ヘビー級とJrヘビー級がそれぞれ2人。
 とはいえ試合開始時のJrヘビー級の行為は行き過ぎで自分をジョークのように見せている。
 序盤にも関わらず4脚ラダーが立てられ殴り合いのもナンセンス。
 4人の中での調整もなければ無茶苦茶な過激度に走ってもいない。
 (この点で言えば観客席裏の遠方カメラ故に
 その全貌がしっかり伝わってこないという問題でもありますが)
 そのためにちょっとグダグダになっていますね。
 ベルトが2箇所に別れているのも戦略に活かされる訳もなく
 中盤にブック通りのバスケ・ゴール前に戦場が移り、そのまま奪取。
 バスケ・ゴール上からのトペコンをやった後リングに戻ります。
 その後はラダー上からテーブルへのエレクトリック・チェアーがありましたが
 基本的にカメラの視点上見えなかったところが多かったです。
 ダブル・ヘル・マッチに比べるといまいち。
 まあまあ良い試合。

(執筆日:4/23/12)

Aドレイク・ヤンガーvs.ティモシー・サッチャー(11/18/12)
 ショルダー・タックルの耐えあいからスタート。
 ティモシーとしてはインディー界で有名な選手を迎え撃つ形でしたが
 見事に見劣りせず渡り合っていきましたね。
 場外戦も上手く距離を取りながら打ち合っていて良好。
 中盤はヤンガーが主導権を握る。
 適切な間を取ったバランスの良い攻めでしたね。
 ティモシーが腕狙いで反撃。
 やや一方的な攻めが長い印象ですが
 どちらの攻めも攻め手だけで一定の完成度を誇っている。
 特にヤンガーは空間の使い方が素晴らしかった。
 最後は難しいシチュエーションで両者に傷をつけない良いフィニッシュだと思います。
 中々良い試合。

BレノSCUM(アダム・ソーンストー、ラスター・ザ・レジェンド、ビッグ・アグリー)vs.ザ・カルテル(?/?/12?)
 (カットあり)
 会場内のを使ったワイルド・ブロウル。
 まさに乱戦の真髄といったところ。
 途中でトーン・ダウンすることなくハードコア要素も含めて荒れていきます。
 トルネードで暴れるので十分なアクション量がカメラに収められています。
 会場の外にまで出る一方でリング内でも画鋲を使って攻防したりと無茶苦茶。
 SPWらしい試合で面白かったですね。
 中々良い試合。
 (執筆日:11/1/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@SPW & エクストリーム王座戦、TLC with a Twist:ボビー・ハート(SPW ch)vs.シージェイ・クルーズ(Ex ch)vs.Dトーチvs.ポール・イザドラ(4/22/12)
Aドレイク・ヤンガーvs.ティモシー・サッチャー(11/18/12)
BレノSCUM(アダム・ソーンストー、ラスター・ザ・レジェンド、ビッグ・アグリー)vs.ザ・カルテル(?/?/12?)