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SPW:Best of SPW 2011の分析


名勝負
好勝負 なし

@ハロウィーン・ギミック・バトル・ロイヤル(10/23/11)
 化物のコスプレをするのかと思いきや基本WWEを元ネタとしています。
 普通はちょっとだけ真似して後はおちゃらけるものだけど
 まったく同じ動きをして盛り上げることができています。
 決して再現度自体が目を見張るレベルという訳ではないけれど
 どインディーの割りに基礎レベルがしっかりしているSPWならではという感じ。
 終盤もゆるキャラに必殺技叩き込んでか
 一気にバトル・ロイヤルとしての熱をあげており、
 予想以上に楽しめたファン・マッチでした。
 平均レベル。

A7番勝負第7戦、エクストリーム王座戦、60分ハードコア・アイアン・マン・マッチ:マイク・ハヤシ(3)(ch)vs.シージェイ・クルーズ(3)(11/20/11)
 6ヶ月かけて行なってきた抗争の最終決着戦はSPWならではのこの形式。
 いきなりそれぞれがパワー・ボムを打ってスタートすると
 2分経過でハヤシがハリケーン・ラナでカウント3。
 まさかの早期決着です。
 通常形式の攻防で簡単に決まっては
 後々のハードコアの攻防とのバランスが取れず最悪の手です。
 またこれで展開付けていたらまだ救いがあるのですが
 この1本は特に意味づけを受けていません。
 シージェイの試合運びの要点のつけ方は良いですが特筆すべき良さはなく
 ハヤシに至っては観客を乗せれず少々お寒い。
 10分ぐらいした所でCJが壁にぶつけた後押さえ込みカウント3。
 繰り返しますがこんなことでカウント3が取られていては
 壮絶な試合になるぞという期待感を大きく殺ぎます。
 その後も比較的楽に決まっていきます。
 立てた椅子の攻防も交え22分経過した所で3-2と5本も決まっていました。
 こんな調子では合計10本行くだろうという見通し。
 しかしそこからが何故か決まらない。
 とりあえず時間があるから戦っている印象を受けますし、
 それまでと違い決まらない理由付けも気迫です。
 何よりレスラーのレベルが他の団体より劣るのに
 過激度が余り上がって行かない。
 40分を経過したところで窓やテーブル葬が出てきましたが
 結局2,3のスポットだけだったし、
 それでも試合が決まらないので余計にグダグダ感を際立たせただけ。
 期待外れの一戦。
 まあまあ良い試合程度です。



注目試合の詳細

なし

試合結果

@ハロウィーン・ギミック・バトル・ロイヤル(優勝:マーティン・アイアン)(10/23/11)
A7番勝負第7戦、エクストリーム王座戦、60分ハードコア・アイアン・マン・マッチ:マイク・ハヤシ(4)(ch)vs.シージェイ・クルーズ(3)(11/20/11)