TOPアメリカン・プロレスどインディー →SMASH Wrestling:Rival Schools 6/8/14

SMASH Wrestling:Rival Schools 6/8/14の分析


名勝負 ACH vs.マイケル・エルガン
好勝負 ジョシュ・アレキサンダーvs.カイル・オライリー

@グレゴリー・アイオンvs.ペッパー・パークス
Aアレックス・ヴェガ、ブレント・バンクスvs.スコッティ・オーショア、タイソン・ダックス
Bチェリー・ボムvs.ヴァネッサ・クレイヴェン

Cジョシュ・アレキサンダーvs.カイル・オライリー
 ロックアップを外さないレスリングで
 この場限りのライバリティを作り出します。
 オライリーが蹴りを叩き込んでいきますが、
 しっかり間を置いて軽んじさせません。
 ジョシュも相手の動きにリアクションしてからの
 始動の緩急が素晴らしく盛り上がります。
 ジョシュが脚に狙いをつけていきますが、
 オライリーも隙あらばアーム・バーに切り返し、緊張感が保たれます。
 それぞれバランスよく布石を積み重ねていった後、
 スピード感のある打ち合いに発展させます。
 情熱の表現、切り返し合い見応えがあります。
 フィニッシュのツームストンをミスして
 そのままやり直してしまった点だけが残念。
 ぎりぎり好勝負。

Dテーブルズ・マッチ:ジョン・グリード、セバスチャン・スエーヴvs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ

EACH vs.マイケル・エルガン
 まずACHのダンス、エルガンのワームで観客を盛り上げますが、
 決して盛り上げれば良いという考えではなく、
 即座にエルガンがACHのスピード感で演武をこなし惹きつけます。
 非常に大きく躍動しつつ協和も見せます。
 探り合いの感を持たせた攻防からACHがフェイク・ダイブ。
 そこにポーズをしようとしたところで
 エルガンがドロップ・キックを決め意表を突いてきます。
 このシーンを初めとして
 ライバル性を十分に感じさせるカウンター合戦を繰り広げました。
 エルガンが主導権を握り必要以上のハード・ヒット。
 ACHも鞭がシナるような打撃で負けていません。
 ハードで、息があった攻防で、
 それでいて良く動いて面白い。
 これが終わることなく続いていく。
 温存していたダイブの見せ場からACHが最高のサマーソルト。
 雪崩式ハリケーン・ラナで決めようとするも
 エルガンが雪崩式パワー・ボムに切り返して迫力のフィニッシュ。
 それぞれのポテンシャルが最大限に引き出された内容。
 ぎりぎり名勝負です。

Fクリス・ヒーローvs.渡辺高章
GSMASH王座戦:マット・クロス(ch)vs.アレックス・ヴェガvs.ブレント・バンクス

 (執筆日:10/?/14)
Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@グレゴリー・アイオンvs.ペッパー・パークス
Aアレックス・ヴェガ、ブレント・バンクスvs.スコッティ・オーショア、タイソン・ダックス
Bチェリー・ボムvs.ヴァネッサ・クレイヴェン
Cジョシュ・アレキサンダーvs.カイル・オライリー
Dテーブルズ・マッチ:ジョン・グリード、セバスチャン・スエーヴvs.スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
EACH vs.マイケル・エルガン
Fクリス・ヒーローvs.渡辺高章
GSMASH王座戦:マット・クロス(ch)vs.アレックス・ヴェガvs.ブレント・バンクス