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PWS:Spring Break Showdown 3/5/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間です。

@リアリティー・チェック(ケビン・マシューズ、ダニー・デマント、デヴォン・ムーア)
vs.ロードドッグ、ビリー・ガン、Xパック
 年を取っても口はそんなに衰えない訳でアピールしたくなる気持ちも分かるが
 試合が始まったら喋ってないで戦え。
 その一言に尽きる内容です。
 リアリティー・チェックも同じ戦い口で手を抜く事を覚えている。
 ひどい試合。

Aデイビー・リチャーズvs.ロウ・キー
 デイビーがコーナーに押し込んで蹴りを打ち込んだり、
 蹴りを食らって場外で間を置いたりと典型的なヒール・スタイルを取っています。
 それに対してロウ・キーはWWEを経験したせいか
 すんなりとそれに対応するベビーフェイスの役柄に落ち着き、
 中盤にやられてからの反撃という盛り上げ方を取っている。
 他と比べると細部まで隙のないじっくりした内容で試合時間も18分取られているが
 期待していた新旧キック・スタイルの激突、気迫の蹴りあいなんてものは見られなかった。
 格闘技的雰囲気を作るにはリングが小さく間合いの攻防をしにくいという判断もあったかとは思いますけどねぇ。
 まあまあ良い試合。

Bファラvs.ロビーE
 @と同じくロビーEが口を武器に道化を演じているが
 これは対戦相手のファラが運動できない不健康な巨漢だから仕方ないですね。
 オックス・ベイカーはファラのセコンドについていましたが何もせず。
 ロビーなんてまさしくレジェンドが軽く殴って大げさに受けてもらう選手なはずだけど。
 代わりに同じくファラのセコンドについていたロジータが最後にヘッド・シザースを決めていました。
 ひどい試合。

Cネクロ・ブッチャーvs.アメージング・レッド
 相手が小柄なレッドという事で
 ネクロはやられる事を考えず気楽に場外戦。
 リングに戻ってからはレッドが優位に立つも
 ネクロの鈍いスピードに合わせるために無理している。
 ネクロの痛がり方もまるでリアリティーがありません。
 最後はあっさりカウンター1発で決着。
 悪い試合です。

Dジョーイ・アヨ、クロニック・ザ・クラウンvs.アーバン・レジェンズ
 大小コンビのレジェンズの小さい方は動きが鋭く見れるレベル。
 しかし大きい方は雑だし何より相手がひどい。
 アヨは簡単な動きなのに相手と合わせるのが遅れているし、
 クロニックはひどく衰えているからといって拳を振ってこけるようなギミックで言い訳している選手。
 レジェンズの相手にならず、ひどい試合でした。

Eミア・イムvs.アニー・ソーシャル
 アニーが凡庸なヒール支配を見せ、
 イムが精一杯に打ち合わせした避け合いを所々で見せるだけ。
 一番持ち上がったのはアニーがイムの乳首をつねった所か。
 ひどすぎる試合。

FNJステイト王座戦:4コーナー・マッチ:ジョエル・マキシモvs.ピンキー・サンチェスvs.ジャヴィ・エアvs.トニー・ニースvs.シーマ・ザイオンvs.ブライアンXL
 軽量級を集めてきましたがリングが小さいせいで
 思いっきりスピードにのる事が出来ず。
 早い段階でダイブ連発スポットを挟むと
 その後は権利無視しての技の打ち合い。
 ロメロ・スペシャルをかけている、かけられている2人を別の2人が持ち上げ、5人目がダイビング・ダブル・ストンプするなんていう発想は斬新だがネタでしかない。
 他の団体のアンダーカードでやっている事をメインにする理由はどこに?
 少し悪い試合。

総評
 特別なカードを組むならその内容を特別にする責任もあると思いますよ。
 団体とは関係ないのに組む場合は尚更です。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:9/1/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リアリティー・チェック(ケビン・マシューズ、ダニー・デマント、デヴォン・ムーア)vs.ロードドッグ、ビリー・ガン、Xパック
Aデイビー・リチャーズvs.ロウ・キー
Bファラvs.ロビーE(DQ)
Cネクロ・ブッチャーvs.アメージング・レッド
Dジョーイ・アヨ、クロニック・ザ・クラウンvs.アーバン・レジェンズ
Eミア・イムvs.アニー・ソーシャル
FNJステイト王座戦:4コーナー・マッチ:ジョエル・マキシモvs.ピンキー・サンチェスvs.ジャヴィ・エアvs.トニー・ニース(新チャンピオン!)vs.シーマ・ザイオンvs.ブライアンXL