PWF:Vast Energy USA 11/10/02 の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
ビデオにて。
約2時間25分です。
@SATvs.ダ・ヒット・スクワッド
SATは普通に相手がでかすぎて狙った動きが出来なかったりしていますね。
そういう偶発的な形で体格差の見所がちょっとある。
基本的にはそれなりに素早い攻防もできるDHS色の試合になってます。
少し悪い試合。
Aビリー・バックスvs.ジョシュ・ダニエルズ
双方とも投げに頼りすぎ。
ビリーの方は基本安直な動きに逃げている。
ひどい試合。
Bクリストファー・ダニエルズ、サモア・ジョーvs.マイケル・シェイン、ジョーイ・マシューズ
ダニエルズ、ジョーとは珍しいタッグですね。
しかしこの頃はまだそのタッグを組んだ事で新たな可能性が生まれるレベルにないのが残念。
各自それぞれのレベルでやるべき事は分かっているのに
実際に行うとなるとそれを完全には行うことはできない。
またこの時点でも両タッグの差があり、シェイン、マシューズはヒール力でそれを埋める事は出来ず。
平均レベル。
CUS王座戦:クリス・ディバイン(ch)vs.ジャック・ヴィクトリー
レジェンドのヴィクトリーは煽れる。
しかしもはやそれ以上できないからからこそのレジェンド。
ひどい試合。
試合後ダニエルズがディバインを襲撃し王座挑戦をアピール。
Dブライアン・ダニエルソンvs.レックレス・ユースvs.クワイエット・ストーム
3人で絡んでいる事は確かだが行き当たりばったりな展開ですね。
アメドラ、ユースは確かな芯があるのにストームは迷走していて見てられない。
悪くない試合。
オーナーとヒール・マネージャーの争いっぽいスキット。
Eラピッドファイイヤー・マルドナド、チ・チ・クルーズvs.ロッキン・レベル、マット・ストライカー
ロッキン・レベルがましに見える、ひどい試合。
FZero One Jrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.アメージング・レッド
3度目の対決。
完成度を高めてきたかと思えばさにあらず。
依然ロウ・キーvs.レッドで試合開始時に演舞を見せますが
その前にロー・キックを打ち合ったりと格差の見せ方がいまいちで緊迫感が足りません。
そのくせ後半のレッドの攻めは弱く普通にロウ・キーの完勝勝ちでした。
経験をつんだ事でより自由度の高い攻防を行っているので面白い事は面白いのだけど。
平均的な良試合。
Gユニバーサル王座戦:クリス・ハムリック(ch)vs.ジェイ・ブリスコ
攻防がやや汚いのと、ジェイに反撃前に軽いのを1ムーブ入れて欲しい所が見られますが
基本的に空間を意識していて、
すっきりと試合全体を作りあげましたね。
まあまあ良い試合です。
Hタッグ王座戦:スティーブ・コリノ、CWアンダーソン(ch)vs.田中将人、大谷晋ニ郎
タッチ、連携、スポットを押さえていて安心して観れるタッグだったけれど
最初からベビーフェイス/ヒールをはっきりさせた方が良かったですね。
国歌斉唱を行ったためにベビーフェイス/ヒール関係なしの戦いなのかと誤解してスタート。
途中からコリノ、アンダーソンがヒールとして動いた結果、
2人がヒールでないと力不足である事を露呈した印象を受けました。
やっぱり地元の方がヒール側でゲストを迎えるのは難しいですね。
平均的な良試合。
総評。
中途半端な見所が3つ。
3つ集まれば何とやらかは微妙なライン。
(執筆日:3/11/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@SATvs.ダ・ヒット・スクワッドAビリー・バックスvs.ジョシュ・ダニエルズ
Bクリストファー・ダニエルズ、サモア・ジョーvs.マイケル・シェイン、ジョーイ・マシューズ
CUS王座戦:クリス・ディバイン(ch)vs.ジャック・ヴィクトリー(DQ)
Dブライアン・ダニエルソンvs.レックレス・ユースvs.クワイエット・ストーム
Eラピッドファイイヤー・マルドナド、チ・チ・クルーズvs.ロッキン・レベル、マット・ストライカー
FZero One Jrヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.アメージング・レッド
Gユニバーサル王座戦:クリス・ハムリック(ch)vs.ジェイ・ブリスコ
Hタッグ王座戦:スティーブ・コリノ、CWアンダーソン(ch)vs.田中将人、大谷晋ニ郎(新チャンピオン!)