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next:Monster Mash 10/29/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み約1時間30分です。

Slipping into the Futureとセットでパッケージされています。

実況席にやってきたのは
ドクター・チェンと・・・ルイージです。
素晴らしく意味不明なチョイス。

レフェリーもドラキュラの格好で
カウントする合間にアッアッアーと挟みます。

@スクリームvs.ジャービス・コットンベリー
 スクリームはご存知映画のキャラですね。
 ムンク顔で黒ケープ羽織り包丁を持っている奴です。
 相手のコットンベリーはChikaraのネタ・キャラで武器は折りたたみ傘。
 レフェリーの目をついて包丁を刺そうとしたりと
 期待通り楽しいコメディー・マッチ。
 
A グリム・リーパーvs.ダークネス・クラブツリー
 グリム・リーパーというと日本で言う死神ですね。
 悪鬼面の黒ケープ。
 犠牲者を車椅子で連れて来て首吊りにしました。
 (勿論背中にチェーンをかけているので
 実際には締まりませんよ)
 一方のクラブツリーはChikaranオリジナルで、
 もうろく爺のネタ・キャラ。
 のろのろした動きで相手を避ける度にStupidと言ったり
 エルボーを自爆したら骨折れた感じの痛がりようとか笑かしてくれます。
 ドクター・チェンの実験体のようで
 途中薬を与えられると暴走するギミックもありました。
 これまたChikaraらしいコメディー・マッチ。

Bシェイン・ストームvs.ドクター・チェン
 ストームがドラキュラ、ジェイソン(あんたら敵同士じゃないの)にリンチされた後で試合開始。
 ひどい試合でしたが
 最後にルイージを呼んで緑の甲羅攻撃というネタは良かったね。
 (それにしてもなんでマリオじゃなかったんでしょう)
 ここいらでレフェリーのアッアッアーも飽きてきました。

Cハロウィックドvs.イクイノックス
 ここから普通の試合。
 コメディーと普通の試合を混ぜた編成にしたら良いのに。
 さて普通の試合と書きましたが
 イクイノックスの実力がひどく
 ハロウィックドもキャリーできるレベルでないので
 その質はひどいものでした。

Dハイドラvs.ランス・スティール
 彼らも一度ミスしたら同じ事をやって成功させるレベルですが
 この試合は頑張っていました。
 ひどくはなく悪い試合。
 しかしアッアッアーのせいで終始説得力に欠けるなぁ。

Eクロスボーンズvs.ウルトラマンティス・ブラック
 最後マンティスが呪術で
 モンスターを召喚するもコントロールが効かず
 2人ともやられるというオチだけ。
 コメディー・マッチと言うにはネタが少すぎるし
 ひどい試合。
 どうでも良いがマンティスの声質はそのキャラと見事に合っている。 

Fドラキュラ、ウルフマン、マミーvs.レザーフェイス、フレディ・クルーガー、ジェイソン
 この新旧モンスター対決というネタすぎるカードのために買ってしまったのですよ・・・。
 衣装がパーティ・レベルとなれば
 試合の中でそれぞれの
 モンスターとしての個性が活かされる訳もありません。
 フレディは鉄の爪がついているから使っていたけど
 そんなのよりフレディなら
 獲物を甚振る動作をするべきなんですよ。
 ということで仮装したレスラーが
 普通にほのぼの6人タッグをやっているという
 シュールさを楽しむ試合になっております。
 ドラキュラのピープルズ・エルボーにはやられた。
 見る内にどうでも良くなってきたので評価は無し。
 悪くは無かった気がしますね。
 
総評。
 Slipping into the Futureと違い
 ネタの数々で予想以上に楽しめましたけどねぇ。
 しかし、こんなのDVD化して売るんじゃなく
 宣伝のために無償で提供すべきレベルだと思いますよ。 
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Fドラキュラ、ウルフマン、マミーvs.レザーフェイス、フレディ・クルーガー、ジェイソン
  マミー対ジェイソンで試合開始。
  レスリングからマミーがアーム・ドラッグ連発にヘッド・シザース。
  ウルフマン対レザーフェイス。
  レザーフェイスがショルダー・タックルを決めるもウルフマンは倒れない。
  ウルフマンが逆にショルダー・タックルを決めるも倒れない。
  両者垂直にロープに走る。
  先に根負けして止めたレザーフェイスがショルダー・タックルでウルフマンに倒される。
  フレディ対ドラキュラに。
  ドラキュラはなぜか飴玉をプレゼント。
  力比べにいこうとするもフレディーの右手には
  鉄の爪がついているのでドラキュラは応じない。
  ドラキュラが身軽な動きで翻弄。
  フレディがバック・ブリーカーでドラキュラの動きを止める。
  ドラキュラの腕を取るとエプロンのジェイソンに渡し腕折させる。
  ウルフマンも同じく。
  しかしマミーは腕を取り返しフレディの腕をジェイソンに渡す。
  ジェイソンに腕折を食らったフレディは怒り出す。
  その場は何とか収まる。
  レザーフェイスがウルフマンを捕らえる。
  そこにフレディーがチョップを浴びせるも避けられ誤爆。
  ジェイソンがウルフマンを捕らえるも、これまた誤爆。
  ドラキュラが入れ替わりに入ってダイビング・クロス・ボディ。
  レザーフェイスがドラキュラを捕まえるも、またまた誤爆。
  ジェイソンがドラキュラを捕まえるも、上に同じ。
  堪忍袋の緒が切れたジェイソンとレザーフェイスがフレディにチョップ。
  マミーがジェイソン、レザーフェイスにダイビング・クロス・ボディ。
  フレディーが爪をマミーに突き立て襲い掛かる。
  マミーが捕まる。
  マミーは場外に逃れることで交代。
  ウルフマンが出て行くが何もできず場外に逃れる。
  ドラキュラが出て行くも、これまた何もできず。
  ジェイソンがドラキュラにスリーパーを決めダウンさせる。
  ジェイソンは途中で離すとフレディに交代。
  むくっと起き上がったドラキュラがフレディに猛攻撃。
  ブレーン・バスターを狙う。
  次々に入って6人が連鎖でブレーン・バスターの体勢に。
  新モンスター軍が投げる。
  ウルフマンがレザーフェイスにDDTを決めカバーするもカウント2。
  レザーフェイスはウルフマンのクロス・ボディを受け止めると
  バック・ブリーカーからダイビング・ボディ・プレス。カウント2。
  ドラキュラはフレディにチョーク・スラムからピープルズ・エルボー。
  カバーするもカウント2。
  フレディがドラキュラにテーズ・プレスからアイアン・クロー。
  マミーがカット。
  マミーがジェイソンにスプリングボード式に飛びついてDDT。
  カバーするもカウント2。
  再びスプリングボード式の技へ。
  ジェイソンがパワー・ボムに切り返す。カウント2。
  ウルフマンはブレーン・バスターを防ぐとジェイソンにバック・クラッカー。
  続けてマミーがシューティングスター・プレスを決め1,2,3!

試合結果

@スクリームvs.ジャービス・コットンベリー(DQ)
Aグリム・リーパーvs.ダークネス・クラブツリー
Bシェイン・ストームvs.ドクター・チェン
Cハロウィックドvs.イクイノックス
Dハイドラvs.ランス・スティール
Eクロスボーンズvs.ウルトラマンティス・ブラック(勝者:召喚されたモンスター)
Fドラキュラ、ウルフマン、マミーvs.レザーフェイス、フレディ・クルーガー、ジェイソン