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MLW:Best of MLW 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 MLW王座トーナメント決勝:マット・リドルvs.シェイン・ストリックランド(4/12/18)

タッグ王座戦:ペンタゴン、フェニックス(ch)vs.ACH、リッチ・スワン(8/24/18)

@MLW王座トーナメント1回戦:マット・リドルvs.ジェフ・コブ(2/8/18)
 コブの試合運びの弱さが出ましたね。
 それでも投げのインパクトで持ち直すと
 タッグ・パートナーでもあるリドルが
 コブの強さをスケール・アップさせるべく動いていきます。
 サブミッションの使い方が良かったですね。
 飛び切りの試合とは言わないまでも
 2人の試合として求められる最低ラインは超えてきました。
 中々良い試合。
 (執筆日:2/?/18)

AMLW王座トーナメント決勝:マット・リドルvs.シェイン・ストリックランド(4/12/18)
 ハイ・フライの流れを閉じリドルがガットレンチ連打。
 ならばとストリックランドがカウンターでアーム・バーを決めると
 リドルもカウンター・サブミッションで対抗。
 相手の動きを誘っての攻防は高度な内容になっています。
 ストリックランドのえぐい腕攻めを経て後半戦。
 少し粗い攻防も見られますが、
 王座戦決勝らしい激しい攻防で大いに盛り上げました。
 昨年の一戦には及ばないものの素晴らしい試合。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/18)

Bタッグ王座戦:ペンタゴン、フェニックス(ch)vs.ACH、リッチ・スワン(8/24/18)
 挑戦者の出だしをくじく形で王者がコントロール。
 観客の想像を上手くかき乱した展開です。
 孤立のスキームはとっていないものの
 その代わりに攻防を遺憾なく生んで圧倒していきました。
 ACHが2人を担ぎあげたものの、
 逃げられたので担いだフェニックスを投げつけたり、と
 インディーならでは意欲的な攻防が見られました。
 形を作りにいく作業に少しわざとらしさはあるが
 その欠点以上の面白さがありましたね。
 ぎりぎり好勝負。

CMLW王座戦:ロウ・キー(ch)vs.レイ・フェニックス(9/28/18)
 ロウ・キーはベテランになって丸くなっていましたが、
 このMLWの活動で攻撃的な部分を取り返した印象がありますね。
 フェニックスともお互い得意な部分を活かした攻防。
 ただフェニックスの反撃が余りに少ないですね。
 鉄柱で流血すると更に行動も制限される。
 一方で終盤は盛り上げるためにしっかり攻防をするので、
 これなら流血のかいは余りない。
 最後はマスク剥ぎで非常に悪辣なアピール・フィニッシュでしたが、
 ちょっと惜しい内容でしたね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/?/18)



注目試合の詳細

なし

試合結果

@MLW王座トーナメント1回戦:マット・リドルvs.ジェフ・コブ(2/8/18)
AMLW王座トーナメント決勝:マット・リドルvs.シェイン・ストリックランド(初代チャンピオン!)(4/12/18)
Bタッグ王座戦:ペンタゴン、フェニックス(ch)vs.ACH、リッチ・スワン(8/24/18)
CMLW王座戦:ロウ・キー(ch)vs.レイ・フェニックス(9/28/18)