TOPアメリカン・プロレスどインディー →IWC:Best of 2005 Volume.1

IWC:Best of 2005 Volume.1の分析


名勝負 なし
好勝負 2回戦:ロウ・キーvs.ホミサイド(Super Indy IV 4/29/05)

11枚組み約2時間40分。

1試合目−3本勝負:クリス・セイビンvs.ジョン・マチェスニー(Showdown in U-Town 2/26/05)
 あっさりした攻防ながら1本目は良い感じ。
 只2本目あたりからセイビンがらしくない見当違いの攻めを見せたりといまいち。
 まあまあ良い試合ではありました。
 しかし試合時間4割増しして残り時間をアピールしていたのに
 ぎりぎりで決まるのか、それとも時間切れ引き分けかという見せ場がなかったのは意味不明。
  
2試合目−IWC王座戦、ユニオンタウン・ストリート・ファイト:シャーリー・ドー(ch)vs.セバスチャン・ダーク(Showdown in U-Town 2/26/05)
 ドーはIWC王者ですしおそらくメイン・イベントなんでしょうがひどすぎる。
 そこらへんにいるようなデス・マッチ・ファイターのレベル。
 しかもストリート・ファイトだというのに過激な攻防もできないときたもんだから・・・。 

3試合目−トロイ・ローズ、シマ・ザイアン、Jロック、マーベリックvs.ガンビノ・ブラザーズ、ジェイソン・ゴーリー(Wild at the Palisades 2/27/05)
 ごたごた。まともな試合ではない。
 最後の技の品評会はインパクトあるものが多かったですけどね。

4試合目−AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(Wild at the Palisades 2/27/05)
 前年のマッチ・オブ・ザ・イヤーの再戦。
 しかし序盤無し等まったくタメがない
 中身の薄い試合内容でたった12分。
 この黄金カードの中では一番悪いかもしれません。
 当然一般的に見た時それなりには良い試合ではありますけれど。

5試合目−2回戦:ロウ・キーvs.ホミサイド(Super Indy IV 4/29/05)
 真っ向からチョップを受けあったりと熱い攻防が見られます。
 テンポも良いですし
 もう少し終盤練りこんでいたら名勝負も狙えたかもしれませんね。
 好勝負。
  
6試合目−1回戦:ジョン・マチェスニーvs.CMパンク(Super Indy IV 4/29/05)
 特別見るべき攻防はないし短いにもかかわらず
 最後少しぐたぐたなのはいただけませんが
 まあまあ良い試合。

7試合目−タッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)vs.ヘンタイ、セバスチャン・ダーク)(Showdown in U-Town 2:The Aftermath 4/30/05)
 往年の名タッグが復活。
 といえば聞こえはいいですが
 流石に年には勝てず。動けなさすぎでした。
 
8試合目−クリス・ヒーローvs.グレン・スペクトレ(Caged Fury 2 7/1/05)
 ワンダー・ウーマンの格好をしたゲイ・ギミックをもらって前より生き生きしているスペクトレ。
 しかし試合に上手く生かしきれていないので
 アクセントにならず少しだらだらしている感じ。
 悪くない試合です。

9試合目−ケージ・マッチ:クリストファー・ダニエルズvs.ジョン・マチェスニー(Caged Fury 2 7/1/05)
 試合の大半はダニエルズが一方的に攻め
 最後の最後でマチェスニーが反撃、ケージ天辺からのダイビング・クロス・ボディで勝利という
 あまりにつまらなすぎる内容。
 普通に試合したら面白そうな取り合わせだったんだけれども・・・。

10試合目−デリリウスvs.マット・サイデル(No Excuses 7/29/05)
 デリリウスのネタから始まり見栄えの良い攻防で
 バランス配分が良く、まあまあ良い試合。
 これがデリリウス、サイデルのIWCデビューだったようです。

総評。
 AJvs.ダニエルズのマッチ・オブ・ザ・イヤー・リマッチを筆頭に
 1,9試合目も期待を下回った。
 唯一の好試合は5試合目のみ。
 AJvs.ダニエルズ等IWCの好カード(内容はともかく)を一応見ときたいなら
 検討の余地は無きにしも非ず。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

CAJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(Wild at the Palisades 05)
  リングに入るなり殴りあう。
  AJは一度は避けられるものの2度目でドロップ・キックを決め
  場外に逃れたダニエルズにブランチャ。
  リングに戻すと滞空式ブレーン・バスターを決めたりと飛ばしていく。
  ダニエルズはコーナー上のAJを捕まえるとスーパープレックスを狙う。
  AJはダニエルズを殴り落とすとダイビング・フォア・アームズへ。
  ダニエルズは受け止めるとコンプリート・ショット。
  AJの首を集中攻撃していく。
  AJは中々反撃の糸口を見出せない。
  ダニエルズはアラビアン・プレスからクロス・フェイスを決める。
  AJはロープを掴む。
  AJがスプリングボード式バック・エルボーを決める。
  両者ダウン。 
  AJが猛攻を仕掛け一回転のリバースDDT。カバーするもカウント2。
  AJが蓄積する首のダメージで隙を見せたところにダニエルズがSTO。
  ブルー・サンダー・ドライバーを決めるがカウントは2。
  AJはフルネルソン・スープレックスを狙ったダニエルズにペイレイ・キック。
  フォア・アームズを打ち合う。
  ダニエルズがチョーク・スラムを決めBMEへ!
  しかし避けられ自爆。
  AJがサンセット・フリップからスタイルズ・クラッシュで1,2,3!


D2回戦:ロウ・キーvs.ホミサイド(Super Indy IV 05)
  ホミサイドに脚を取られたロウ・キーは場外に逃れ間をおく。
  組み合ったまま離れない。
  仕切り直し後再びホミサイドが脚を取る。
  ロウ・キーがチョップを叩き込んで逃れる。
  ホミサイドは連発チョップを耐え切るとサミング。
  そしてお返しのチョップを叩き込む。
  ホミサイドがグラウンドに持ち込む。
  ロウ・キーは逃れるとモンゴリアン・チョップを叩き込むがホミサイドは耐え切る。
  ロウ・キーが根負けしヘッド・ロックでグラウンドへ。
  ホミサイドはロープに振るとアーム・ドラッグ連発から腕攻めへ。
  ロウ・キーはフォア・アームズで逃れると
  場外に逃げたホミサイドにエプロンから飛翔しクローズライン。
  ホミサイドがロウ・キーを鉄柱にぶつけようとする。
  ロウ・キーは体勢を入れ替えホミサイドを鉄柱にぶつける。
  リングに戻る時の隙をつきホミサイドがベリー・トゥー・ベリー。
  ロウ・キーは勢い良く攻めてくるホミサイドを
  ビッグ・ブーツで迎え撃ち動きを止めると腕を攻める。
  ホミサイドのトルネードDDTを防ぐとランニング・ドロップ・キック。
  カバーするもカウントは2。
  ホミサイドはカウンターでショルダー・スルーを決め場外に落とそうとする。
  エプロンに着地されるも殴り落としトペ・コンヒーロ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ホミサイドがエース・クラッシャーからタイガー・ボム。カウントは2。
  ならばとコップ・キラーへ!
  ロウ・キーはロープを掴んで耐えると背後に逃れフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ならばとゲットー・ストンプへ!
  ホミサイドは避けるとコップ・キラーへ!
  ロウ・キーは丸め込みに返すとロープ悪用で1,2,3!

試合結果

@3本勝負:クリス・セイビンvs.ジョン・マチェスニー(2-1)(Showdown in U-Town 2/26/05)
AIWC王座戦、ユニオンタウン・ストリート・ファイト:シャーリー・ドー(ch)vs.セバスチャン・ダーク(Showdown in U-Town 2/26/05)
Bトロイ・ローズ、シマ・ザイアン、Jロック、マーベリックvs.ガンビノ・ブラザーズ、ジェイソン・ゴーリー(Wild at the Palisades 2/27/05)
CAJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(Wild at the Palisades 2/27/05)
D2回戦:ロウ・キーvs.ホミサイド(Super Indy IV 4/29/05)
E1回戦:ジョン・マチェスニーvs.CMパンク(Super Indy IV 4/29/05)
F−タッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)vs.ヘンタイ、セバスチャン・ダーク)(Showdown in U-Town 2:The Aftermath 4/30/05)
Gクリス・ヒーローvs.グレン・スペクトレ(Caged Fury 2 7/1/05)
Hケージ・マッチ:クリストファー・ダニエルズvs.ジョン・マチェスニー(Caged Fury 2 7/1/05)
Iデリリウスvs.マット・サイデル(No Excuses 7/29/05)