TOPアメリカン・プロレスどインディー →ISW:Burger King of the Ring 7/23/11

ISW:Burger King of the Ring 7/23/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚、約3時間10分です。

@1回戦:プレイヤー・ウノvs.ピンキー・サンチェス
 参加者の中では知名度がある者同士だからか同格の攻防から始めていますが、
 ISWの団体のカラーに合わせて意図的にスケールの小さな試合をしている。
 ピンキーが何の理由もなく中盤でパウダー、椅子攻撃に手をだし、
 流れもへったくれもなく動くウノ相手に終盤では脚攻めにいく。
 どインディーだからひどい試合で良いという緩さに呆れ、
 それどころかひどい試合を目指している所がある所に嫌気がさす。
 ひどい試合。

A1回戦:エル・イホ・デル・バンブーvs.バスチャン・スノウ
 パンダとカニのコスチュームを着た対決。
 下手な上にコスチュームで動きが落ちていますが、
 コスチュームを見せるという出オチで満足している事が問題です。
 途中でまるで退屈なダンスも挟まれる。
 ひどすぎる試合。

B1回戦:ロイド・チューロウィッツvs.イジー・デッドイエット
C1回戦:フランキー・アリオンvs.ダン・バリー
Dグラッジ・マッチ:エディ・キングストンvs.ツイギー
E準決勝:エル・イホ・デル・バンブーvs.イジー・デッドイエット
F準決勝:ピンキー・サンチェスvs.フランキー・アリオン
G2.0、ハロウィックドvs.FIST(イカルス、グラン・アクマ)、ジョリー・ロジャー
H決勝:エル・イホ・デル・バンブーvs.フランキー・アリオン
 最初の2試合を見た段階でISWが如何にプロレスに真面目に取り組んでいない事が伝わってくる。
 実際このトーナメントもカード見てもらえば分かる通りバンブーが勝ちあがってきていますからね。
 とてもとてもこの後の試合を見る気にはなれなかった。
 トーナメント以外の試合Dに関しても
 最後のバック・ドロップ・ドライバーを防ぐヘッド・ロックのかけ方を見れば
 エディが如何にシリアスに臨んでいたとしても、それがぶち壊されたのは火を見るより明らか。
 Gはおそらくまともだろうが、それだけで見ようと思うエネルギーはもはや残されていない。

Iファンズ・ブリング・ザ・レゴ・デスマッチ:アンディ・スターvs.シッティー
 しかしこの試合は一応見とかなければいけない。
 なんたってファンズ・ブリング・ザ・レゴ・デス・マッチですからね。
 でもやっぱりこれまた出オチ。
 ファンが持ってくるレゴですから規模は限られていますし、
 その使い方も叩きつける他リングにばらまかれるだけ。
 つまり性質的にはガラスの安全Verといっても良い。
 ISWがおふざけが好きで、スターが女性という事からの選択なんでしょうね。
 レゴ以外にはレゴBOXやレゴ付きダンボール・アーマーなどが出てきましたが、
 レゴというスポットのインパクトの低さに加え、
 とにかく試合運びがひどくグダグダだったので見ていて盛り上がらない。
 悪い試合。

総評
 もう2度とこの団体は見ない。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:10/3/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦:プレイヤー・ウノvs.ピンキー・サンチェス
A1回戦:エル・イホ・デル・バンブーvs.バスチャン・スノウ
B1回戦:ロイド・チューロウィッツvs.イジー・デッドイエット
C1回戦:フランキー・アリオンvs.ダン・バリー
Dグラッジ・マッチ:エディ・キングストンvs.ツイギー
E準決勝:エル・イホ・デル・バンブーvs.イジー・デッドイエット
F準決勝:ピンキー・サンチェスvs.フランキー・アリオン
G2.0、ハロウィックドvs.FIST(イカルス、グラン・アクマ)、ジョリー・ロジャー
H決勝:エル・イホ・デル・バンブー(優勝!)vs.フランキー・アリオン
Iファンズ・ブリング・ザ・レゴ・デスマッチ:アンディ・スターvs.シッティー