TOPアメリカン・プロレスどインディー →IPW:Keeping the Faith 5/7/11

IPW:Keeping the Faith 5/7/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リッチ・スワンvs.アレックス・コロン
Aルー・ロバーツvs.ジェームス・エイブリー
Bミッド・アメリカン王座戦:クリスジェン・ヘイム(ch)vs.クリス・ライトニング
Cタッグ王座戦:DNA(ch)vs.ダイナマイト・ブリゲイド
Dデイブ・クリストvs.ダスティン・レイズ

Eナップタウン・ストリート・ファイト:ドレイク・ヤンガーvs.スコッティ・ヴォルテックス
 前半は場外乱戦。
 適度なテンポで移動しながら
 土台として軽めの過激度で攻防を行います。
 後半はリングに戻って予めばら撒かれた
 ゴミ箱、竹刀などの凶器を一つ一つ。
 普通のハードコア・マッチかと思われましたが、
 終盤は同ロープ走りや気合で起き上がる事による変化付けがあり、
 これは確かにヤンガーvs.スコッティの数え歌と実感させられたのは良かったですね。
 壊れたテーブルへの投げも地味に印象深かった。
 中々良い試合。

 ロープ悪用で勝利したヤンガーが試合後もスコッティを痛めつけようとする。
 ハヴォックが救出に駆けつけ2人でヤンガーにスパニッシュ・フライを決めボード葬。

Fジェイク・クリストvs.サミ・キャリハンvs.ARフォックスvs.ザック・セイバーJr.
 ジェイクとセイバーが優れたレスリングを見せます。
 キャリハンはハード・ヒッティングで。
 残る一人はフォックス。
 良いハイ・フライヤーですが
 流石にこの面子の中で見劣りしますね。
 実際最後にキャリハン、セイバーがもつれて場外に転落した際、
 隙を突くようにフォックスがフィニッシュを決めた時には
 ちょっとブーイングが起きていました。
 ダブル・ダイブ、柵の外へのスプリングボード・ダイブといったスポットもあり
 全体的な構成は4ウェイの基本に則り良質ではあるが
 どうしても短期的な視点の打ち合いに陥りやすいという欠点は改善されていない。
 中々良い試合。

総評
 セミ、メインは手堅く悪くない大会に仕上げているものの
 カードの訴求力に欠けることは否めませんね。
 IPWをある程度継続的に追うならありだと思いますが。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:12/21/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リッチ・スワンvs.アレックス・コロン
Aルー・ロバーツvs.ジェームス・エイブリー
Bミッド・アメリカン王座戦:クリスジェン・ヘイム(ch)vs.クリス・ライトニング
Cタッグ王座戦:DNA(ch)vs.ダイナマイト・ブリゲイド(新チャンピオン!)
Dデイブ・クリストvs.ダスティン・レイズ
Eナップタウン・ストリート・ファイト:ドレイク・ヤンガーvs.スコッティ・ヴォルテックス
Fジェイク・クリストvs.サミ・キャリハンvs.ARフォックスvs.ザック・セイバーJr.