TOPアメリカン・プロレスどインディー →IPW:Shocktoberfest 10/2/10

IPW:Shocktoberfest 10/2/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@デイヴィッド・デヴィッドソンvs.コーリー・エリス
Aミッド・アメリカン王座戦:ジョセフ・シュワルツ(ch)vs.ショーン・タイラー
Bティム・ドンストvs.ルイス・リンドン
CIPW王座#1コンテンダーズ・マッチ:ジェシー・エマーソンvs.PTハスラ
D4コーナーズ・マッチ:ビリー・ロックvs.クリスジェン・ヘイムvs.アーロン・エクストリームvs.フリップ・ケンドリック
 (勝者は次回のSuper Jr. Heavyweight Tournamentに出場できる)
EIPW王座#1コンテンダーズ・マッチ:ジミー・ジェイコブスvs.スコッティ・ヴォルテックス
Fタッグ王座戦:アイリッシュ・エアボーン(ch)vs.H3RD

GJrヘビー級王座戦、ラダー・マッチ:リコシェ(ch)vs.ダスティン・レイズ
 ヘビー級のそれともデス・マッチ・ファイターのそれとも違うラダー・マッチ。
 前半ではリアルな速度で上る相手をスプリングボードで蹴り落としたり、
 後半ではエプロンに橋渡しにしたラダーに座らせトペを叩き込んだりします。
 創意工夫に富んだスポットが幾つも見られるJrヘビー級ならではの内容です。
 試合運び面もリコシェの自分勝手キャラや
 荒っぽい遺恨ストーリーによって多少の粗は補われています。
 好勝負に少し届かず。
 
HIPW王座戦、3ステージ・オブ・インサニティー:ジョン・モクスリー(ch)vs.ドレイク・ヤンガー
 (3本勝負で1本目はレスリング・マッチ、2本目はフォールズ・カウント・エニウェア、3本目はサムタック・デス・マッチで行われる形式)
 1本目はレスリングに拘ってスタート。
 正統にロープ・ワークを織り交ぜ綺麗に盛り上げて行きます。
 後半勢いに任せなくなった所で少々グダつく。
 3本勝負なんですから大技までいかなくても
 丸め込みで終わらせれば良いのでは、と思いますが、
 結局ドレイクス・ランディングでのフィニッシュまで行きました。
 そのままヤンガーが連取しようとドレイクス・ランディング狙いで2本目スタート。
 それを防いでから場外戦に。
 売店の渡し口にのせての脇固めで締めたのは狙いすぎか。
 流れとしてはアリですが。
 3本目は特別なスポットはないものの
 ロング・マッチの最後として適切な疲労度と共にやりきりました。
 只過激度や革新度で言うとセミに劣ります。
 元々この3本の組み合わせ自体
 サムタック・デス・マッチの序盤中盤終盤の構成を分離し
 それぞれ1本に独立させたようなものですからね。
 中々良い試合。

 試合後王座挑戦が決定したエマーソン、ジェイコブスが現れ、王座を奪い取ります。
 ヤンガーが復活して2人を蹴散らし、負けは負けだと王座をモクスリーに渡し去っていく。

総評
 タッグ王者にエアボーン、Jr王者にリコシェ、IPW王座にヤンガー。
 よくぞここまで見事な陣営を敷いたな、と。
 IPWが躍進したのも当然です。
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:12/21/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デイヴィッド・デヴィッドソンvs.コーリー・エリス
Aミッド・アメリカン王座戦:ジョセフ・シュワルツ(ch)vs.ショーン・タイラー(DQ)
Bティム・ドンストvs.ルイス・リンドン
CIPW王座#1コンテンダーズ・マッチ:ジェシー・エマーソンvs.PTハスラ
D4コーナーズ・マッチ:ビリー・ロックvs.クリスジェン・ヘイムvs.アーロン・エクストリームvs.フリップ・ケンドリック
EIPW王座#1コンテンダーズ・マッチ:ジミー・ジェイコブスvs.スコッティ・ヴォルテックス
Fタッグ王座戦:アイリッシュ・エアボーン(ch)vs.H3RD
GJrヘビー級王座戦、ラダー・マッチ:リコシェ(ch)vs.ダスティン・レイズ
HIPW王座戦、3ステージ・オブ・インサニティー:ジョン・モクスリー(ch)vs.ドレイク・ヤンガー