TOPアメリカン・プロレスどインディー →HWA:In It To Win It The Best of Nigel Mcguiness

HWA:In It To Win It The Best of Nigel Mcguinessの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み総時間は約1時間45分です。

@HWA王座戦:BJウィットマー(ch)vs.ナイジェル・マッギネス(4/25/08)
 ナイジェルが途中まで打撃のみで作ろうとしていたのが印象的です。
 一方のBJは相変わらず朴訥。
 ROHメンバー同士という事でクオリティは保証されているが
 このカードでする王座戦にしては短めでチープなエンディングです。
 平均より少し上。 

Aナイジェル・マッギネスvs.クリス・ヒーロー(4/26/08)
 ROH王座戦でも組まれたカードですね。
 只この頃はナイジェルがROHでヒール・ターンしているというのが違いとしてありますね。
 そのスタイル、腕攻めから各種ラリアット+タワー・オブ・ロンドンを持ち込んでいますが
 HWAではベビーですからね。
 直接的なヒール表現ができず中途半端でしたね。
 観客も戸惑いを隠せません。
 しかしクオリティはいつものように高く
 要所の攻防の切り替えは素晴らしい者でしたので
 終盤は立ち位置関係なく盛り上がり
 試合後のノー・サイドにもすんなりとつながっていきました。
 中々良い試合です。 

Bナイジェル・マッギネスvs.ジョン・モクスリー
 モクスリーは明らかに団体のプッシュがかかっている選手なんですが
 下手な上にナイジェルのムーブも分かっていないんじゃないかという節があって・・・。
 分不相応の必殺技の返し合いにはうんざりします。
 (結局モクスリーの必殺技3発目でナイジェルがカウント3取られる)
 流石のナイジェルも途中からやる気をなくしたように見えます。
 ひどい試合。

Cナイジェル・マッギネスvs.チャド・コリヤー
 かつてのピュア・レスリング・カード再び。
 HWAが輩出した#1,#2レスラーでしょうから
 このDVDの中で最も長い約20分のロング・マッチに。
 腕攻め対腕攻めというこの2人らしい内容で見応えもありましたが
 スタイルの確立によって投と締の凹凸がなくなり
 上手く回りきらなかった印象がありますね。
 平均的な良試合。

Dナイジェル・マッギネスvs.サミ・キャリハン
 今ではそこそこ売れてきたキャリハンですが
 この頃は(?)あのギミックもなく只のピエロです。
 わざわざナイジェルでやる必要性を感じません。
 悪い試合。

Eナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤーvs.アイリッシュ・エアボーン
 スポット・フェスターが正道に戻るってのは珍しいケースですよねぇ。
 よくぞ決断したと言いたい所だけれど
 それで魅力を失っては何とも・・・。
 試合はナイジェル、チャドのドリーム・タッグが
 サービスして歩み寄った内容を展開します。
 時々控えの入るスポットを挟むのもスパイスとして良いですね。
 只あのフィニッシュは頂けない。
 少し悪い試合。

Fナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤーvs.カール・アンダーソン、ロッキー・ロメロ
 双方とも連携技が豊富で
 テンポ良く進むので面白いですね。
 レスリングと技のバランスも良い。
 まあまあ良い試合です。

総評
 ベスト版といっても旧HWAの試合は一切ないみたいですね。
 予想通り4/26/08の大会におまけがついていると考えて間違いないです。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@HWA王座戦:BJ ウィットマー(ch)vs.ナイジェル・マッギネス(DQ)(4/25/08)
Aナイジェル・マッギネスvs.クリス・ヒーロー(4/26/08)
Bナイジェル・マッギネスvs.ジョン・モクスリー
Cナイジェル・マッギネスvs.チャド・コリヤー
Dナイジェル・マッギネスvs.サミ・キャリハン
Eナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤーvs.アイリッシュ・エアボーン(DQ)
Fナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤーvs.カール・アンダーソン、ロッキー・ロメロ