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House of Glory:Best of HoG 2016の分析


名勝負 なし
好勝負 エリート王座戦、ノー・ロープス・マッチ(レフェリー:リロイ・グリーン):アンソニー・ガンゴーン(ch)vs.ケン・ブロードウェイ(8/19/16)

@ドリュー・ギャロウェイvs.ロウ・キー(8/19/16)
 オープン・チャレンジにサプライズでロウ・キー登場。
 覇気ある殴り合いに盛り上がります。
 ギャロウェイが先に主導権を握るのですが、
 コーナーに押し込まれてのロープを使ったアーム・バー、
 スリング・ショットをコーナーに着地してからのダブル・ストンプと
 一手の鋭さはやはりロウ・キーは他にないレベルにありますね。
 攻守の配分が余りにもギャロウェイに寄りすぎているきらいはあるので
 もう少しロウ・キーの攻め比率が高ければ盛り上がったし、
 最後にロウ・キーがネクタイでギャロウェイの両手を縛り上げる蛮行に出たのは興ざめなフィニッシュ。
 ロウ・キーは硬派でなくては。
 平均的な量試合。
 (執筆日:3/?/17)

Aエリート王座戦、ノー・ロープス・マッチ(レフェリー:リロイ・グリーン):アンソニー・ガンゴーン(ch)vs.ケン・ブロードウェイ(8/19/16)
 ガンゴーンが入場中のブロードウェイを襲撃。
 セコンド含めて蹴ちらし、ノー・ロープならではのスピーディな見せ場で盛り上げます。

 一方でリングから場外フロアに落下という
 この形式の過激な側面もガンゴーンがガンガン受け身を取って披露。

 ブロードウェイのヒールとして試合運びも安定していて見応えがあります。

 それぞれの立ち位置に立ちながら潰し合い。
 両者ファイティング・スピリットを使いながら終盤の格好をつけました。

 終盤には四天王プロレス的断崖式スープレックスから始まり、
 鎖、セコンド乱入、画鋲とアメリカ的な演出まで盛りだくさん。

 ここまでやって最後がレフェリー絡みというのがやや拍子抜けではありますが、
 それでも想像以上の激闘に仕上がっています。

 今やGCWの印象が強い形式ですが、HOGがこんなに上手く料理していたとは。
 思わぬ発見でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/?/21)

Bクラウン・ジュエル王座戦:ケン・ブロードウェイ(ch)vs.リオ・ラッシュ(12/17/16)
 軽快な攻防をベースに
 フェイス/ヘタレれ・ヒールでスポットに導く構造。
 ブロードウェイは黒人にありがちな間の感覚の弱さがあるものの
 ラッシュの反撃への貯めはしっかり作っています。
 ラッシュは反撃の一手としてトペ連打。
 この鋭さはラッシュならではのもので魅力的ですね。
 最後は少しチープなものの王座戦らしい濃厚な攻防がクライマックスは見られました。
 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ドリュー・ギャロウェイvs.ロウ・キー(8/19/16)
Aエリート王座戦、ノー・ロープス・マッチ(レフェリー:リロイ・グリーン):アンソニー・ガンゴーン(ch)vs.ケン・ブロードウェイ(新チャンピオン!)(8/19/16)
Bクラウン・ジュエル王座戦:ケン・ブロードウェイ(ch)vs.リオ・ラッシュ(12/17/16)